アルミブラインドを操作している際に、ブラインドが止めたい場所で止まらない(止まりにくい)場合があります。その原因は故障や部品劣化の場合もありますが、操作が上手くできていないために止まらない場合もあります。今回は、アルミブラインドが止まらない場合に試したい方法をご紹介致します。
・操作方法を確認する
アルミブラインドの操作方法に「ポール式(TOSOではコード&ロッド式)」や「コード式」を選ばれている方で、ブラインドが止まらないよくある原因は、操作コードの操作方法が誤っている場合です。ブラインドを昇降操作している最中に、ブラインドを止めたい位置で昇降コードの紐を「右側」もしくは「左側」に傾けながら引いてみましょう。ブラインドが止まる可能性があります。※ブラインドの操作位置が右操作か左操作かで、昇降を止める方向が変わります。
コードを引く力が足りなかったり、コードを引く角度が足りなかったり、コードを引く方向を間違えていたりすると、上手く止まらない原因になるので、説明書を確認しながらゆっくり操作してみましょう。
・昇降コードを交換する
アルミブラインドを操作するたびにブラインドが止まりにくくなっている場合は、昇降コードが日々の使用によって劣化している可能性があります。昇降コードは消耗品になるため、ブラインドの昇降操作を行うことでコードが外側から摩耗し、毛羽立ってきます。(特に使用頻度が多いブラインド、正しい昇降操作を行っていないブラインド、大型サイズのブラインド操作はコードへの負荷が高くなります)コードが摩耗し始めると昇降操作がスムーズにできなくなり、次第にブラインドが止まらなくなり、最終的に昇降操作が一切できなくなるようになってきます。
昇降コードが切れてしまうと交換が難しくなりますが、昇降コードが切れてしまう前であれば交換方法に従って昇降コードを交換することができます。ブラインドが止まりにくくなりだしたら、コードが切れる前に交換するようにしましょう。
———————-
アルミブラインド昇降コード(紐)の交換方法 – タチカワブラインド編
アルミブラインド昇降コード(紐)の交換方法 – TOSO(トーソー)編
・ストッパーを交換する
アルミブラインドには「ストッパー」と呼ばれる、ブラインドを昇降した位置で固定するための部品があります。このストッパーに昇降コードをかませて、摩擦でコードを固定し、ブラインドが所定の位置で止まるように設計されています。長期間使用しているブラインドが止まらない(止まりにくい)原因で多いのは昇降コードの摩耗ですが、昇降コードを交換しても上手く止まらない場合は、ストッパーが劣化によって上手くかみ合っていない可能性があります。
・まとめ
ブラインドが止まらない場合に試したい対処方法をご紹介致しました。これらの方法を試してもブラインドが止まらない場合は、個人での修理が難しい可能性が高く、メーカーでの修理が必要になってくるかと思います。ブラインドを使用している年数によっては、修理部品が手に入らない可能性もありますので、修理を検討している方はブラインドを購入したお店に「メンテナンス番号」を伝えて修理が可能か確認下さい。また、修理の金額によっては新しくブラインドを買い直した方がお得になり、室内の模様替えにもなります。快適なブラインド生活を送るためにも、慎重にご検討下さいませ。
・関連記事
ブラインドが故障?「修理規定」「保証期間」「アフターサービス」を解説!