調光ロールスクリーン「ルミエ」がグッドデザイン賞を受賞!

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2023年7月に発売されたタチカワブラインドの調光ロールスクリーン「ルミエ」「ホームタコス ルミエ」が2023年度グッドデザイン賞を受賞しました。採光や眺望を自由にコントロールできるだけでなく、レース越しに入る優しい光が特徴の調光ロールスクリーン「ルミエ」をご紹介します。

タチカワ 調光ロールスクリーン ルミエ

調光ロールスクリーン「ルミエ」について

「ルミエ」は、フランス語で光を意味する「ルミエール」から付けられた名前なのだそうです。2枚のレースの間にドレープ(厚地)を配した立体構造が特徴のロールスクリーンで、ドレープ部を横型ブラインドのように回転させることで採光を眺望をコントロールします。

調光ロールスクリーン 操作
ドレープ部を水平にして全開状態にしたときも、前後2枚のレース生地を通して光が差し込むので、プライバシーも守りつつ日差しをやわらげて、やさしい柔らかい光をお部屋に採り入れることができます。

ブラインドのような自在な調光と、ロールスクリーンのすっきり感をいいとこどりした調光ロールスクリーンは、おしゃれ感もあり人気のウィンドウトリートメントです。

 

「ルミエ」のこだわり

快適さだけではなく、美しさにもこだわっています。レースから見える眺望がよくなるように、ドレープの寸法を3インチ(約7.6cm)、1リピートのレース高さが約6.5cmと少し幅を広くしているそうです。

ルミエ レースピッチ
また、レース生地にも工夫がされています。同じ編み組織の布を重ねたときにモヤモヤとみえる不快な現象「モアレ」をおさえるため、編み組織を変えたレース生地を使用しているとのこと。これにより2枚のレース越しに見える景色がより美しくなるという訳です。

ほかにも、生地の巻取り部を隠すカバーを標準搭載して、スクリーンを上部まで巻き上げた際にしっかり下部レールも生地と一緒に巻き上がり、ボトムレールが隠れるようなこだわり設計もされています。

 

「ルミエ」の生地ラインナップ

ルミエは現在3種類の生地を扱っています。

・ウェール

ルミエ ウェール ブルーグレー
ドレープ部分には不織布を使用しており、障子のような独特の繊細な風合いで、一定ではない透け感が特徴です。カラーバリエーションはベーシックカラーの他に、壁紙でも人気のグレージュやブルーグレーを加えた全6色。インテリアに馴染みやすいカラーが揃っています。また、3柄の中では一番リーズナブルなのも、ひとつのポイントです。

 

・シャリエ

ルミエ シャリエ ホワイト
光沢感がある織物で仕上げられたドレープが上質でモダンな雰囲気を感じさせてくれる生地です。カラーはホワイト・ベージュ・グレージュの3色。ウェールとはまた違ったワンランク上のエレガンスさがある生地なので、シンプルなインテリアや、洗練された雰囲気の空間によく合いそうです。

 

・ウェール遮光

ルミエ ウェール遮光 ベージュ
ウェールと同じ不織布に遮光フィルムをサンドして、採光と遮光を両立させた生地です。ホワイト・ライトグレー・ベージュ・ダークグレーの落ち着いた4色展開で、寝室やワークスペースにおすすめできます。

 

まとめ

審査員からの評価コメントで「ブラインドが生む鋭利な影ではなくスクリーンの生む柔らかい影が無段階に調節 できるのが魅力だと感じた。」と言われている通り、前後のスクリーンをずらして光を調整できる調光ロールスクリーンは、横型ブラインドにもロールスクリーンにもない特徴です。

また、手動のチェーン操作だけではなく、リモコンやスイッチで簡単に操作ができる電動にも対応しているので、シーンやライフスタイルに合わせて選ぶことができます。今は3柄ですが、今後バリエーションが増えると嬉しいですね。

今回のグッドデザイン賞は、ご紹介したタチカワブランドの調光ロールスクリーン「ルミエ」の他にも、トーソーはカーテンレールで受賞したり、インテリア業界ではサンゲツや東リが受賞しています。ほかの受賞作品やグッドデザイン賞に興味があるかたは、公式サイトものぞいてみてください。

▼グッドデザイン賞 公式サイト
https://www.g-mark.org/

 

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