ウッドブラインドの丈詰め方法 – ニチベイ編

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ウッドブラインドを窓枠内側に取り付けた場合、ウッドブラインドが窓枠に当たることがあります。そんな時は、ウッドブラインドの丈を短くしたいですよね。ニチベイでは自分でウッドブラインドの丈を短くする方法を公開されています。「高さ調整方法(少しだけ丈を短くする)」と「丈を詰める方法(スラットを抜いて丈を短くする)」2つの方法がありますので、自分に合った方法で丈を短くしていきましょう。

 

・高さ調整方法

少しの長さを短くする方法であれば、コインやマイナスドライバーを使用してウッドブラインドの丈を調整することができます。少しだけ丈の長さを短くされたい方は、下記ページを参考にこちらの作業を行いましょう。

ウッドブラインドの高さ調節方法を解説!
https://blind-mart.com/guide/3577/

 

・丈(高さ)詰め方法

工具などを使用してスラット(羽根)を抜き出し、ウッドブラインドの丈(高さ)を詰める調整方法になります。難易度は中程度(☆3段階表示中の☆2)になり、DIYが得意な方向けの内容です。

対応製品:クレール・クレールタッチ(2014年8月~現在までの販売分)
用意する部品:ファスナークリップ No.10
必要工具:ドライバー、はさみ、ラジオペンチ

 

1.ボトムレールから、ラダーホルダーを外します。
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【クレール ラダーコード(ループコード式)の場合】
マイナスドライバーを使用してラダーホルダーを取外す。
ウッドブラインド クレール ニチベイ 丈詰め方法 ループコード式 ラダーホルダーを外す

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【クレール ラダーコード(コード式)、クレールタッチの場合】
ラダーホルダーカバーをスライドさせ、ドライバーでビスを外します。その後、ラダーホルダーを取外します。
ウッドブラインド クレール ニチベイ 丈詰め方法 ラダーコード コード式 ラダーホルダーを外す

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【クレール ラダーテープ(ループコード式・コード式)の場合】
ラダーホルダーカバーをスライドさせて取外し、アジャスターをラダーテープから取り外します。
ウッドブラインド クレール ニチベイ 丈詰め方法 ラダーテープ ループコード式・コード式 アジャスターをラダーテープから外す

 

2.ボトムレールの穴から昇降コードを引き出し、結び目を解いた後、抜き取るスラットの上まで引き出します。

ウッドブラインド クレール ニチベイ 丈詰め方法 昇降コードを短くしたい位置上まで引き抜く

3.ボトムレール、スラットを抜き取ります。ラダーコードタイプの場合は、ファスナークリップを切断してください。

ウッドブラインド クレール ニチベイ 丈詰め方法 ボトムレール、スラットを抜く

4.ブラインドを詰める高さ分のラダーコード横糸を切断します。横糸を一段詰めるごとに、縦糸を「35mm幅スラットの場合は30mm」「50mm幅スラットの場合は44mm」切断して下さい。(切断しすぎると長くすることができないのでご注意下さい。)
※2014年8月1日発売以降の製品については、高さ調整機能が搭載されています。少し長めで丈詰めを行い、最後は高さ調整機能で微調整を行いましょう。

ウッドブラインド クレール ニチベイ 丈詰め方法 詰める高さ分の横糸を切断

5.ラダーコードの裏面同士を合わせ、切断端部を揃えます。切断端部から3mm残した位置にファスナークリップを取付けましょう。

ウッドブラインド クレール ニチベイ 丈詰め方法 切断端部を揃え、ファスナークリップを付ける

6.ボトムレールをラダーコードに通していきます。

ウッドブラインド クレール ニチベイ 丈詰め方法 ボトムレールをラダーコードに通す

7.昇降コードを突起側からボトムレール、コードクリップの順番に通します。長さを調整しながら通し、最後に昇降コードの端部を2重結びで止めます。

ウッドブラインド クレール ニチベイ 丈詰め方法 昇降コードをボトムレール、コードクリップに通す

8.「1.」とは逆の手順で、ラダーホルダーをボトムレールに取り付けていきます。高さ調整機能が付いているラダーホルダーの製品は、ラダーコードをカシメているファスナークリップ部分をラダーホルダーの軸穴に納めてから取り付けましょう。

ウッドブラインド クレール ニチベイ 丈詰め方法 ラダーホルダーをボトムレールに取り付ける

 

・まとめ

ニチベイのウッドブラインド「丈詰め方法」をご紹介致しました。ウッドブラインドは1枚のスラット幅が広いため、1枚スラットを抜くだけで大きく製品丈が変わります。「4.」の工程で一度ラダーコードを切断すると元の長さに戻すことができなくなるので、慎重に作業を行ってください。高さ調整機能がある製品の場合は、余裕のある長さで丈詰めを行い、最後に高さ調整機能を使って微調整を行っていきましょう。

※修理や調整に伴う事故・製品の破損につきましては、弊社は責任を負えません。ニチベイなどブラインドメーカーに問い合わせするなどして、可能な作業かを確認のうえ、慎重に作業を行いましょう。

※2021年6月の記事になります。

 

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