ブラインドのシミュレーションツール 3社徹底比較!

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部屋の印象を大きく左右する窓装飾。取り付けたいブラインドのイメージを、実際に購入する前にある程度把握できると便利ですよね。今はパソコンやタブレットがあれば、どんな感じの出来上がりになるのかシミュレーションすることができます。

タチカワブラインド、トーソー(TOSO)、ニチベイ(Nichibei)と国内大手ブラインドメーカー3社とも、違いはあれどシミュレーションできるサポートツールを用意しているので、今回はこの3社のシミュレーションサポートツールの特徴をご紹介します。

 

タチカワブラインド

タチカワブラインドでは、アルミ横型ブラインド「シルキー」と縦型ブラインド「ラインドレープ」の好きなカラーを自由に組み合わせることができる「オリジナル カラーコーディネート」をシミュレーションできるシステムと、自分の部屋の画像を使って製品を取付けたイメージを確認できる「マイルームシミュレーション」が用意されています。

「オリジナル カラーコーディネート」では、ヨコ型ブラインド シルキーは、4種類全142色のスラットを4種類の配色パターンもしくは1色ずつ自由に選ぶフリープランのどちらかでシミュレーションができます。タテ型ブラインド ラインドレープは、オリジナル カラーコーディネートに対応している7種類のスラットを同一柄同士であれば1枚1枚自由に組み合わせて配色を決めることができます。

完成した仕上がりイメージ画像をファイル保存するところまでは対応していませんが、印刷用の画面では製品手配書も印刷できたり、メーカー販売価格も表示されている点は便利なのではないでしょうか。

タチカワブラインド カラーコーディネートシステム
・ヨコ型ブラインド カラーシミュレーション
https://www.blind.co.jp/products/color/ib/

・タテ型ブラインド カラーシミュレーション
https://www.blind.co.jp/products/color/ld/

 

そして、「マイルームシミュレーション」は自分の部屋の画像かサンプル画像を使って、実際の窓に取付けたイメージを確認できるツールです。ヨコ型ブランド(アルミ・ウッド)、タテ型ブラインド、プリーツスクリーン、ロールスクリーン、調光ロールスクリーン、ハニカムスクリーン、全7アイテムをシミュレーションできます。

採光調整ができる製品なら、全開時と採光時の画像を切替できる点がユニークなのではないでしょうか。ほかにも、「壁紙を選ぶ」というボタンがあり、壁紙の色を変えてアクセントクロスとのイメージを確認したいときにも便利です。

タチカワブラインド マイルームシミュレーション
・マイルームシミュレーション
https://www.blind.co.jp/products/myroom/info/

 

トーソー(TOSO)

トーソーでは、ウッドブラインド、プリーツスクリーン、ロールスクリーン、この3アイテムのカラーシミュレーションをすることができます。

ウッドブラインドはスタンダードカラーの16色をシミュレーションできるようになっています。室内イメージの写真は変えられないのですが、床の色がホワイト・ライトブラウン・ミディアムブラウン・ダークブラウンの4色に変えることができるので、気になるウッドブラインドの色と床の色の相性が確認できる点が特徴です。

ロールスクリーンについては、ロールスクリーンのカラーシミュレーションだけではなく、カーテンやバーチカルブラインド(縦型ブラインド)と一緒にコーディネートされた部屋の写真の場合は、両方のカラーを変えることができるので、同色にしたり色を変えたり、組み合わせたときのイメージもつかめます。プリーツスクリーンは全シリーズが掲載されており、いろんな色に変えて理想のイメージを見つけることができます。

トーソーのカラーシミュレーションは、部屋のイメージ画像を変えることはできませんが、床の色を変えたり、カーテンと組み合わせた時のイメージがつかめたり、気になる+αのシミュレーションをできるところがタチカワブラインドとニチベイにはない面白さです。もちろん、選んだシミュレーション画像はPDFファイルやJPEGファイルで保存することができ、商品名やカラー名も記載されているので、購入するときの資料にできます。

また、カラーシミュレーションの他に、バーチカルブラインドとウッドブラインドの2製品で好きなカラーを組み合わせてオリジナルのブラインドをデザインできる「カラーコンビネーション」ツールも用意されています。製品のサイズ等を入力すると、そのサイズに使われるスラット(ルーバー)の枚数が表示されて好きなように色を置くことができ、世界にひとつだけのオリジナルブラインドをシミュレーションすることができます。

トーソー カラーシミュレーション
・カラーシミュレーション
https://www.toso.co.jp/c-simulation/

・ウッドブラインドカラーコンビネーション
https://www.toso.co.jp/color-sim/woodblind/

・バーチカルブラインドカラーコンビネーション
https://www.toso.co.jp/color-sim/dual/

 

ニチベイ(Nichibei)

ニチベイでは、「ウィンドウシミュレーター」というシミュレーションツールがあります。タチカワブラインドのマイルームシミュレーションと同じように、取り付けたい窓の写真にブラインドを合成できる便利なツールです。もちろん、窓(部屋)の写真がなければサンプル画像から選ぶこともできます。

画像を選んだら、あとはサイズを入力して、シミュレーションしたいブランドを選択するのですが、縦型ブラインド、横型ブラインド、ロールスクリーン、プリーツスクリーンなどすべての商品がこのウィンドウシミュレーターひとつでまとめてシミュレーションできる点が非常に便利です。窓にどのブラインドを付けようか悩んでいる場合、あの製品この製品と画像と商品サイズは同じ状態のまま製品だけを付け替えることができます。

イメージが完成したら、画面の右上にある「画像保存/イメージシート」で画像を保存後、イメージシートの作成もできるので、オーダーする際はイメージシートを元にブラインド販売店に相談するといいでしょう。文字とイラスト表示がわかりやすく、直感的に操作ができるので、注文前のイメージ固めに有効なシミュレーションツールだと思います。

ニチベイ ウィンドウシミュレーター
・ウィンドウシミュレーター
https://www.nichi-bei.co.jp/jsp/nws/index.jsp

 

まとめ

国内大手ブラインドメーカー3社(タチカワブラインド、トーソー(TOSO)、ニチベイ(Nichibei))のシミュレーションツールをご紹介しました。製品手配書もすぐに作成できたり、床色との相性も試せたり、同じ窓に違う製品を簡単に変えることができたり、各社それぞれに特色があります。存分に活用して、インテリアにこだわる想いを叶えるブラインドを見つけてはいかがでしょうか。

 

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