電動ブラインド おすすめメーカー ニチベイ(Nichibei)

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大きな窓に取り付けたブラインドを手軽に操作したい。そんな時に重宝されるのはやはり電動操作ができる電動ブラインドです。電動と聞くと大掛かりな工事が必要そうに感じますが、実は家庭用電動ブラインドは仕様によっては配線工事が不要になり、気軽に取り付けることができます。

ニチベイでは2018年5月現在、遮蔽性の高い「セレーノグランツ」、水に強い「セレーノオアシス」、スタンダードな「セレーノフィット」、リーズナブルな「ユニーク」という4種類のアルミブラインドを取扱っています。その中でブラインドを電動仕様にできるのは、スタンダードな「セレーノフィット」のみです。その詳細を今回は紹介します。

 

・リモコン回転式

「セレーノフィット(標準タイプ)」のスラット幅25mmを選択された場合、操作方法の選択肢として「ワンポール式・ポール式」と並んで「リモコン回転式」を選択することができます。ニチベイの家庭用電動ブラインドでは一番手軽に選べるタイプで、ブラインドの昇降はコードで操作、スラット(羽根)の角度調整はリモコンで操作します。また、「セレーノフィット」の標準タイプなので、操作位置切り替えや高さ調整も行うことができます。

なお、リモコンとリモコン操作を受信する受信ユニットは電池交換が必要になります。電池交換できない場所に受信ユニットを設置される場合は、ACアダプター(オプション)を使用しましょう。

※「セレーノフィット(傾斜窓タイプ)」でもリモコン回転式を選ぶ事ができます。しかし標準タイプではないため、操作位置切り替えや高さ調整は行うことができません。

ニチベイ セレーノフィット 標準タイプ リモコン回転式

 

・電動タイプ – スタンダード仕様

ニチベイの家庭用電動タイプで一番スタンダードなタイプです。対象製品は「セレーノフィット」のみですが、スラット幅は15mmか25mmを選択することができます。また、ブラインドの昇降とスラット(羽根)の角度調整をリモコンで操作することができるため、高窓など離れた位置のブラインドを操作することが簡単にできます。

ブラインドと受信機をつなぐコントロールユニットは、コンセントへの差し込みが必要になりますので、事前にコンセント位置を確認しておきましょう。(コンセントに差し込むため、受信機の電池交換は不要)

※単独操作可能なシングルコントローラー(埋め込みスイッチ)を選択された場合は、別途取付工事が必要となります。

ニチベイ セレーノフィット 電動タイプ 高窓用 掃き出し窓用 腰窓用

 

・電動傾斜窓タイプ/電動天窓タイプ – スタンダード仕様

家庭用電動ブラインドを傾斜窓や天窓に設置できるよう作られているタイプです。水平に対して30℃から90℃の傾斜角度に適応する「電動傾斜窓タイプ」、水平に対して30℃までの天窓に適応する「電動天窓タイプ」と呼ばれています。ブラインドの昇降とスラット(羽根)の角度調整をリモコンで操作することができるため、高い位置に設置しても簡単に操作できますが、選択できるスラット幅は25mmのみになっています。

ガイドワイヤーをスラットに通すことでスラットのたるみを防止し、美しいラインを保つことができます。また、「電動傾斜窓タイプ」は上部ヘッドボックス、「電動天窓タイプ」は上部・下部共に化粧フレームを装備することで、遮光性に優れています。ブラインドと受信機をつなぐコントロールユニットは、コンセントへの差し込みが必要になりますので、事前にコンセント位置を確認しておきましょう。(コンセントに差し込むため、受信機の電池交換は不要)

ニチベイ セレーノフィット 電動傾斜窓タイプ 電動天窓タイプ

 

・まとめ

ニチベイの家庭用電動ブラインドをご紹介いたしました。どの電動ブラインドも「セレーノフィット」がもとになるため、手動製品と同じシンプルでコンパクトな作りです。

また、シングルコントローラー(埋め込みスイッチ)を選択されない場合、大掛かりな配線工事は不要になります。しかし、高所での作業や電動傾斜窓・電動天窓タイプはガイドワイヤーを張る作業などありますので、取付けを検討されている方は販売店などで相談いただけましたら幸いです。

 

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