使い勝手に合わせて自由自在 – ニチベイ「納まり切替機構」とは

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ニチベイ 縦型ブラインド バーチカルブラインド アルペジオ
ニチベイの縦型ブラインド(バーチカルブラインド)“アルペジオ”のちょっと便利な機能に「納まり切替機構」があります。傾斜窓やコーナー窓仕様ではできませんが、通常タイプの全スタイルでループコード式片開きの場合、ルーバー寄せ(たたみ込み)方向や操作側が自由に変更することができるのです。

例えば、注文する時どっちがいいのかどうしても悩んで決められない場合も取り付けるときに決めることができたり、あとから模様替えをしてソファーの位置を変えて操作がしにくくなっても、簡単にルーバーを寄せる方向や操作する側を変更することができる便利な機能。今回は、この「納まり切替機構」についてご説明したいと思います。

 

  • 納まり切替機構とは

右操作・右寄せを、ルーバーを寄せる方向はそのままに操作位置を左側にしたり、操作位置はそのままでルーバーを寄せる方向を左寄せにしたり、自在に変えることができます。操作位置の変更はヘッドレールの中に通っているコードを反対側に引っ張りだすと変えることができ、ルーバーを寄せる位置の変更はヘッドレールをぐるっと前後に反転させることで変えることができます。

ニチベイ 縦型ブラインド バーチカルブラインド アルペジオ 納まり切替機構
ニチベイ 縦型ブラインド バーチカルブラインド アルペジオ 納まり切替機構

  • 切替え手順

ニチベイ アルペジオ 納まり切替方法
では次に、「右操作ルーバー右寄せ」を「右操作ルーバー左寄せ」に切替える場合を例に、手順について詳しくご説明します。この作業をするときは、ルバーを吊り下げたままではできませんので、まずはルーバーをすべて取り外し、シワや汚れに注意して、取り付けるときまで保管してください。また、どちらにルーバーを寄せて、どちらでコード操作をしたいかで「1」で反転させる作業が必要ない場合もありますが、基本的な手順は同じです。

(1)ヘッドレールをブラケットから取り外し、作業する場所に反転させて置く。※「右操作ルーバー右寄せ」が「左操作ルーバー左寄せ」になります。
ニチベイ アルペジオ 納まり切替方法 ヘッドレールを反転させる
(2)コードウェイトカバー上部を図のように外して、溝の下までスライドさせ、コードウェイト本体の溝から開閉コードを取り外す。
ニチベイ アルペジオ 納まり切替方法 コードを外す
(3)ヘッドレール端部の固定ピースを押し上げながら引き抜き、操作棒とエンドカバーを取り外す。
ニチベイ アルペジオ 納まり切替方法 部品を外す
(4)ヘッドレールの反対側から開閉コードを引き出す。
ニチベイ アルペジオ 納まり切替方法 コードを引き出す
(5)引き出した開閉コードにコードウェイトを取り付けて、コードウェイトカバーをしっかりとはめ込む。
ニチベイ アルペジオ 納まり切替方法 コードウェイトにコードを付ける
(6)エンドカバー、操作棒を取り付けて、固定ピースでしっかりと固定する。
ニチベイ アルペジオ 納まり切替方法 部品を元に戻す
(7)ヘッドレールをブラケットに取り付けて、ルーバーを吊るして完成です!

ニチベイより動画も公開されておりますので、併せてご覧いただくと、より分かりやすいかと思います。

  • まとめ

「納まり切替機構」は、ニチベイ(Nichibei)オリジナルの機能になります。家具やソファーのレイアウトを変えると、操作がしにくくなったり、ルーバー寄せ(たたみ込み)に支障があったり、ちょっとした不便がでてくることもあるのではないでしょうか?そのような時、使い勝手に合わせて操作の左右を自由に変えることができる便利な機能です。

お部屋の模様替えを楽しみたい方にもおすすめの納まり切替機構。ニチベイのバーチカルブラインド“アルペジオ”を検討されているなら、「ループコード式片開き」にすると、お部屋のレイアウトは自由に、ブラインドの操作性を損なわず快適に過ごすことができます。