タチカワブラインド「SDGsへの取り組み」をご紹介

「SDGs」という言葉を、最近テレビや新聞などでよく見聞きするようになりました。持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)を略して「SDGs」。エスディージーズと読みます。ブラインド業界でもタチカワブラインドがSDGsに賛同して、「SDGsへの取り組み」ページを開設しているのでご紹介します。

SDGs

  • SDGs(持続可能な開発目標)とは?

持続可能な開発目標と聞いてもピンとこない方も多いのではないでしょうか。一体「SDGs」とはなに?から簡単にご説明します。

「SDGs」は、2015年9月の国連サミットで採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール(目標)と、それを達成するための169のターゲット(具体目標)から構成されており、17のゴールは環境保護や人権、格差のことなど多岐にわたり、それぞれに10個ずつ程度、細かく具体的な目標が合計169個設定されています。

簡単にいうと、世界中の国みんなで2030年までにこれらの問題を解決して、その先の未来も自然と人間が共存し、差別や格差のないよりよい世界を続けていけるようにするための目標、といった感じでしょうか。

 

  • タチカワブラインドの「SDGsへの取り組み」

立川ブラインド工業は、SDGsに賛同し、ブラインドや間仕切をはじめとするインテリア製品を通じて、「人にやさしい快適な環境づくり」を提案するとともに、環境負荷を低減しながら、事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献します。

※出典:タチカワブラインド 「SDGsへの取り組み」より

上記の宣言のもと、タチカワブラインドではSDGsの目標達成のため、重点をおいて取り組む5つの項目を設定しました。

 

1.建築物内外の生活環境の改善

タチカワ SDGs
「高機能・高品質な製品開発、省エネに寄与する製品開発」をテーマに、タチカワブラインドがもともと掲げている“人にやさしく快適であること”というコンセプトのもと、デザイン性だけではなく機能性や安全性にも優れた製品づくりに取り組んでいます。

具体的にはスラットの角度を自動制御でコントロールして昼光を快適に取り入れてくれる電動ヨコ型ブラインドや、スマートフォンやスマートスピーカーで離れていても操作ができるスマートホーム化への対応、ループレスで安全性の高い操作方法、操作部や生地に抗ウイルス・抗菌加工を施した製品等があります。

電動ブラインド ホームタコス ラインドレープ

電動ブラインド ホームタコス ラインドレープ

2.環境負荷低減

タチカワ SDGs
タチカワブランドでは環境にやさしい企業を目指して、工場や製作所全5拠点すべてISO14001(環境マネジメントシステム)を認証取得し、持続可能な環境に配慮したモノづくりに取り組んでいます。

例えば、証明のLED化や省エネタイプの空調設備への更新、滋賀工場の事務棟屋上には太陽光発電パネルを設置して、CO2排出量の削減に努めています。ほかにも、再利用で廃棄物の発生を抑えるようにして、リサイクル率は過去3ヵ年(2018年~2020年)平均で98%以上を実現しているそうです。

資源の有効活用としては再生材を使用した製品を開発したり、塗装ラインがある新潟工場では、毎月工場排水の水質検査を実施して河川や湖沼、海などの水質汚染のリスク管理にも努めています。

ロールスクリーン デイズ ラルクシールド

生地:デイズ(グリーン購入法適合品)

3.働きやすい労働環境と社員の多様性

タチカワ SDGs
そこで働く「人」も大切にしています。女性が働きやすい職場づくりを推進したり、勤務地域限定社員の採用や、育児・介護を要する社員が働きやすい休暇取得制度も整っています。もちろん有給休暇取得率の向上にも努めており、ワークライフバランスが整えられるような配慮もされているようです。

ほかにも、研修の充実や昇格制度も整えて人材育成にも力を入れたり、全社員を対象にストレスチェックを実施するなど、社員のメンタルヘルスケアにも取り組んでいます。

4.持続可能性かつ透明性の高い企業活動

タチカワ SDGs
取締役会や監査役会を定期的に開催したり、内部統制監査を実施して「コーポレートガバナンス」の充実に努めるほか、社内教育・啓蒙活動の実施や顧問弁護士との連携強化、反社チェックの定期的実施等「コンプライアンス」を遵守して、クリアな企業活動を行っています。

また、大規模な災害が発生した時のために安否情報システムを構築したり、個人情報保護方針を策定して取扱い制限を設けるなど情報セキュリティの遵守と、新型コロナウイルスの感染に対する予防措置と対策を早期に検討するための疾病対策委員会の設置など、「リスクマネジメント」も徹底しています。

5.社会貢献活動

タチカワ SDGs
主な活動としては、銀座ショールーム内に文化・芸術活動支援の一環として、その研究・作品等の発表や情報発信の場となる「オッテ(Atte)」の開設です。※現在は新型コロナウイルス感染防止のため、イベント開催を中止しています。

ほかにも、被災された自治体等への義援金寄付や衝立式簡易間仕切「アコーデオンスクリーン」を支援物資として送るなど被災地支援を行ったり、創業者の立川孟美氏が私財を寄付して立川更生保護財団を設立し、犯罪や非行のない明るい社会の実現を目指すための活動協力なども行っています。

タチカワ 銀座ショールーム オッテ

タチカワブラインド銀座スペース オッテ

 

  • まとめ

今回はタチカワブラインドが発表している「SDGsへの取り組み」をご紹介しました。タチカワブラインドだけではなく、さまざまな企業や自治体が「SDGs」に取り組み、国内でも広がりを見せています。

地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓って、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。難しそうに聞こえるかもしれませんが、ごみを分別したり、食品ロスに気を付けたり、使っていない場所の電気は消す等、企業等の団体だけではなく個人個人が日々の生活の中でも取り組んでいけそうですね。

 

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