ブラインドの採寸方法・測り方 – 横型ブラインド編

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新築や引っ越し、模様替えなどで、窓辺にブラインドを付けたいんだけど、と考えたときに、既製品にするか、オーダ―メイドで作ろうか?悩みますよね。でもブラインドをオーダーメイドって難しそうだし、採寸に失敗したらどうしようと躊躇してしまうこともあるのではないでしょうか?そこで今回は、用意するのは採寸メジャーだけ。ブラインドの中でもポピュラーな横型ブラインドの採寸方法・測り方をご紹介します。

 

  • 天井付け

ブラインド 
 横型 取り付け 天井付け

窓枠内の内側天井部分にはめ込むように付ける取付け方法です。突っ張り式で取り付けるノンビスタイプや、窓枠の中にぴったりと納めたい場合はこちらです。お部屋をスッキリ広く見せる効果もあります。

 

ブラインド 天井付 採寸方法 測り方

製品幅、製品高さともに、窓枠の内側から約1cm程度引いて測りましょう。また、測る際には、窓枠にゆがみがないかを窓枠上部、下部、中間部など数ヶ所確認して採寸するのがコツです。例えば、「窓枠幅180cm×窓枠高さ100cm」ならば、「製品幅179cm×製品高さ99cm」が製品をオーダーするサイズになります。

 

  • 正面付け

ブラインド 取り付け 正面付け

窓枠を覆って隠すように付ける取付け方法です。光漏れを少なくしたい場合や、窓枠を隠したい場合はこちらです。取付け位置に下地がある壁面ならば、あえて少し高めの位置から取り付けることで、窓を大きく見せることもできます。

 

ブラインド 正面付 採寸方法 測り方

製品幅は、窓枠の外側寸法以上になるように採寸しましょう。窓枠より5~10cm大きくなるよう測れば充分です。製品高さは、下地の有無を確認して取付位置を決めたら、出窓などの腰高窓なら窓枠より5~10cm位長めに、床まである掃き出し窓なら床に当たらないように床から1cm程度短く、取付位置からの長さを測って製品高さを決めます。

採寸時、気をつけなければならないことがエアコンや家具の位置です。すでに設置されている場合は当たらないように採寸すればいいのですが、居住前など設置されていない状況の場合は特に注意が必要です。

 

  • カーテンボックスへの取付け

ブラインド 取り付け カーテンボックス

製品幅は、カーテンボックスの内側から1cm程度引くか、もしくは窓枠を覆うサイズにします。製品高さは、カーテンボックスの内側上部(取付け位置)から測ります。サイズの決め方は正面付けの時と同様、腰高窓なら窓枠より5~10cm位長めに、掃き出し窓なら床に当たらないように1cm程度短く指定しましょう。

ただし、カーテンボックス内に取付ける場合は、ボックス幅に注意が必要です。アルミブラインドなら、7~9cm以上、ウッドブラインドなら7~12cm以上あるか確認してください。新しくカーテンボックスを作る場合も、この幅以上で作ってもらいましょう。※スラット幅(羽根の幅)や仕様によって必要な内寸サイズが異なります。

 

  • カーテンレールへの取付け(アルミブラインドのみ)

既にカーテンレールが付いている場合や、賃貸などでカーテンレールを外すことができない場合はこちらです。ただし、ブラインドをカーテンレールに取付ける場合、カーテン以上に加重がかかります。昇降操作がしにくかったり、危険な場合もあるので、カーテンレールがぐらついたりしていないか、事前に確認しましょう。また、カーテンを引っかけるランナーを取り外すことができるかどうかも必ず確認が必要です。

 

ブラインド 取り付け カーテンレール 採寸方法 測り方

製品幅は、天井付けや正面付けと同様、レールが窓枠内天井付けならば窓枠内側から1cm程度小さく、壁面に正面付けならば窓枠外寸より大きく、サイズを決めます。製品高さはランナーの下端ではなく、カーテンレールの下端から測りましょう。

 

  • まとめ

実は、そんなに難しくない横型ブラインドの測り方。せっかく1cm単位で注文できるオーダーブラインドですので、窓の状態や取付方法に適した方法で採寸しましょう。ご自身で測って取り付けた横型ブラインドのぴったり綺麗な仕上がりに愛着もひとしおになるはずです。