家具の配置などを変えた時にブラインドの操作がしづらくなり、操作位置を逆側に変更したい…となる方も多いと思います。そんな時にあると嬉しいのが「左右転換機能」です。この機能があればブラインドの操作位置を反対側に変更できるので、操作しずらい位置をそのまま我慢して使ったり、ブラインドの作り直しをする必要が無くなります。以前はアルミブラインドの「左右転換機能」を紹介しましたが、この機能はウッドブラインドにもあります。
今回はタチカワのウッドブラインド「フォレティア」の左右転換機能を、「右操作」から「左操作」に変更する方法を元にご紹介いたします。
※「左右転換機能」の対象となるのは操作方法がループ式(コードがループ状になっているタイプ)で、自動的にブラインドを降下させる「ワンタッチ降下」機能のない製品のみとなります。
※「左操作」から「右操作」に変更することも可能です。
対象メーカー:タチカワブラインド
対象製品:フォレティア
対象操作方法:ループ式
・操作側の部品取外し
操作側(製品右側)のボックスキャップをヘッドボックスから外していただき、コードゲート部分も外します。その後、操作部をヘッドボックスから引き出します。(ヘッドボックスの上部を指で広げながら行うと引き出しが楽です)
・反操作側の部品取外し
製品左側に移り、ボックスキャップとゲートカバーを外します。④の段階で取り外したゲートカバーと、②の段階で取り外したボックスキャップを製品右側に取り付けます。製品右側はこれで完了です。
・操作位置の転換
操作部の向きを変えずに、製品左側へ移動させ、ヘッドボックス左側へ取付ます。(取付ける際は、先に操作コードを開口部に通し、シャフトを操作部に差し込みながらヘッドボックスにセットしてください。)その後、②の段階で取り外したコードゲートと、④の段階で取り外したボックスキャップを製品左側に取り付けて、左右転換が完了です。
・まとめ
タチカワのウッドブラインド「フォレティア」の左右転換機能をご紹介しました。操作位置を変えると聞くと複雑に考えられる方が多いかもしれないですが、変更自体はシンプルでわかりやすい内容ですね。また、この機能は無料のオプションとなっています。操作位置を変更することはないかもという方も、いざという時に困らないよう注文時に付けてみてはいかがでしょうか。木製・ウッドブラインド購入時の参考になりましたら幸いです。
※記載している内容は2018年7月現在販売されているフォレティアの左右転換方法になります。製造時期により左右転換方法が異なりますので、旧タイプの詳しい内容は取扱い説明書を確認いただくか、メーカーへお問い合わせください。
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