部屋別 ブラインドの選び方-寝室編|遮光・デザイン・素材で快適空間に

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前回の「部屋別 ブラインドの選び方 – キッチン編」に引き続き、部屋別ブラインドの選び方 – 寝室編です。

まずは、寝室はどのような空間か・・・考えてみましょう。やはり一番は、ぐっすり眠るための空間ですよね。心地の良い眠りとさわやかな目覚め。疲れを癒す部屋。他には、自分の時間をゆったりと過ごせるプライベートな空間などでしょうか?

つまり、落ち着いたカラーや癒しのカラーを選んだり、遮光性を考慮したり、プライベートな空間だからこそ自分の趣味や嗜好を取り入れて、お気に入りの空間をつくるのもいいでしょう。では、どのようにブラインドを選んだらいいのか?今回は横型ブラインド(アルミ・木製)と縦型ブラインドに分けて見ていきたいと思います。

 

  • 横型ブラインド(アルミ製)|遮光性とデザインの両立を叶える

まず第一に遮蔽(しゃへい)性が重要になってくるのではないでしょうか。では、どうやって高い遮蔽性を実現するか?横型ブラインドは通常、昇降コードを通すための小さな穴が開いています。ここからの光漏れをいかに少なくするかと言うことで、方法としては「隠す」もしくは「なくす」のふたつになります。

1.ラダーコードを「隠す」

一般的なブラインドには、昇降コードを通すための小さな穴がスラット(羽根)に開いており、ここから光が漏れてしまうことも。その光漏れを抑える方法の一つが、「ラダーテープ仕様」です。スラット同士をつなぐテープでコード穴を隠すことで、遮蔽性がアップします。

ラダーテープのカラーを自由に選べる製品も多く、スラットと同色で揃えるのはもちろん、あえてアクセントになるカラーで個性を出すのも人気です。色選びを楽しんで、自分だけのブラインドで寝室を自分好みにアレンジしたい方におすすめです

※該当製品
タチカワブラインド:シルキーサート・アフタービート(タッチ含む)
ニチベイ:クオラ

寝室 ブラインド タチカワブラインド シルキーサート

タチカワブラインド シルキーサート スラット:T-9725 ウッドナチュラル / ラダーテープ:R-102 アイボリー

2.穴を「なくす」

次に「なくす」ですが、つまり昇降コードの穴がない構造のブラインドを選ぶことです。ブラインドから昇降コードを通す穴をなくすことでスラットの隙間が低減して、光漏れを抑えられます。穴がないことですっきりとして、見た目の美しさ、意匠性にも優れています。

※該当製品
タチカワブラインド:パーフェクトシルキー・アフタービートエグゼ
ニチベイ:セレーノグランツ・クオラグランツ

寝室 ブラインド タチカワブラインド パーフェクトシルキー

タチカワブラインド パーフェクトシルキー スラット:T-5562 シェードグリーン

寝室 ブラインド ニチベイ セレーノグランツ

ニチベイ セレーノグランツ35 スラット:V1810 テクスチャーブラウン

 

  • 横型ブラインド(木製)|天然木のぬくもりで癒しの空間に

天然木の素材感が美しい木製ブラインド。木の質感を楽しめるウッドブラインドは、寝室をナチュラルで落ち着いた雰囲気にしたい方に最適です。また、見た目だけでなく、光や視線をコントロールしながらリラックス空間を演出できる点でも人気があります。ウッドブラインドを寝室に選ぶ場合も、アルミ製と同じく「隠す」と「なくす」がポイントになります。

1.ラダーテープで穴をカバー

アルミブラインドと同様、ラダーテープ仕様にすることで光漏れを抑えられます。
各メーカー、豊富なカラーバリエーションからテープの色を選べるので、寝室のインテリアに合わせて自由なコーディネートが可能です。

※該当製品
タチカワブラインド:フォレティア・フォレティアエコ(タッチ含む)
TOSO:ベネウッド(タッチ含む)
ニチベイ:クレール

寝室 木製 ブラインド トーソー コルトウッドブラインド

TOSO ベネウッド50T コルト スラット:TM-2409 ダークウッド / ラダ―テープ:L-005サンドベージュ

2.穴のないスラットで美観を遮光性を両立

次に「なくす」場合、ウッドブラインドでも、昇降コードを通す穴をなくしたブラインドを選ぶといいでしょう。穴がない木製スラットは、天然木の美しさを損なわず、より高級感のある見た目に仕上がるため、ワンランク上の寝室を演出したい方にぴったりです。

※該当製品
タチカワブラインド:フォレティアエグゼ・フォレティアエグゼエコ(タッチ含む)
ニチベイ:クレールグランツ

寝室 木製 ブラインド ニチベイ クレールグランツ

ニチベイ クレールグランツ50 スラット:K115 セピアブラウン

 

  • 縦型ブラインド|高い遮光性とスタイリッシュな印象

寝室をハイセンスに仕上げてくれる縦型ブラインド。ルーバー(スラット)が縦に並び、ストライプに入る光と影が部屋の表情を豊かにしてくれます。

1.遮光生地のバリエーションが豊富

そんな縦型ブラインドを寝室に選ぶ時のポイントは遮光性になります。タチカワブラインドのラインドレープ、ニチベイのアルペジオ、TOSO(トーソー)のバーチカルブラインド、主要メーカー各社から、多彩な光タイプのファブリックスラットが展開されており、ナチュラルからモダンまで、理想の寝室にぴったりのデザインがきっと見つかります。

2.羽根の重なり幅でさらに光漏れをカット

縦型ブラインドを寝室につける時は、もう1点、おすすめがあります。それは、羽根の重なりです。タチカワブラインドは「ワイドスラット仕様」、ニチベイは「モアラップスタイル」、トーソーは「デュアルオーバーラップ」と各メーカー名称が違うのですが、ルーバー(スラット)の重なり幅を通常より2cmほど大きくすることによって、全閉時の光漏れをぐっと軽減してくれます。夜はしっかり暗く、朝は自然光を楽しめる。そんな理想的な寝室環境が整います。

寝室 縦型 ブラインド タチカワブラインド エブリ遮光

タチカワブラインド ラインドレープ エブリ遮光 ワイドスラット仕様 スラット:LD-4401 ビアンコ

寝室 縦型 ブラインド トーソー ニーム

TOSO バーチカルブラインド ニーム デュアル100 ルーバー:TF-5119 ダークブルー

 

  • まとめ|ブラインド選びで寝室がもっと快適になる

寝室は「自分自身をリセットする場所」。
ブラインドは光のコントロールに優れているからこそ、遮光性やデザイン性を意識して選ぶことで、睡眠の質も大きく変わります。

  • アルミブラインドでスマートに遮光したい
  • ウッドブラインドでぬくもりを感じたい
  • 縦型ブラインドでホテルのような上質空間にしたい

そんな理想を叶えるために、豊富なデザイン・カラー・素材が揃ったブラインドを、ぜひ専門店で実際に見て触れて、お部屋にぴったりのブラインドを見つけてください。

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