リビングのブラインド選びで後悔しないための5つの秘訣とは?

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リビングは家族が集い、くつろぎの時間を過ごす大切な場所。そんなリビングの雰囲気を大きく左右するのが、窓辺を彩るブラインドです。しかし、いざブラインドを選ぼうと思っても、「種類が多くて選べない」「失敗したくないけど、何に気を付ければいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか?

リビングのブラインド選びは、一見簡単そうで難しいもの。せっかくブラインドを取り付けるなら、リビングの雰囲気にぴったりの、長く愛用できるものを選びたいですよね。そこで今回は、リビングのブラインド選びで失敗しないための5つの秘訣を分かりやすく解説します。

 

秘訣1.リビングの用途を明確に

リラックス空間?それとも家族が集う場所? リビングの使い方は家族によって様々です。そして、リビングの用途によって、最適なブラインドは異なります。まず、ブラインドを選ぶ前に、リビングの用途を明確にしましょう。

  • くつろぎ重視のリビングには「木製ブラインド」がおすすめ!

トーソー 木製ブラインド ベネウッド50

ゆっくりとくつろげる、カフェのようなリラックス空間を目指しているなら、木製ブラインドがおすすめです。木ならではの温かみのある質感と、優しい光を取り入れることができる木製ブラインドは、ゆったり過ごしたいリビングに優しい雰囲気を与えてくれます。自然素材ならではの風合いは、心を落ち着かせてくれる効果も期待できます。

日中はスラットを少し開けて柔らかな光を取り込み、夜は完全に閉めてプライバシーを確保するなど、シーンに合わせて使い分けることができます。スラットの幅が広めのものを選べば、光をたっぷりと取り入れることができ、開放感もアップします。

  • ホームシアターとして利用するなら「遮光性の高いブラインド」が最適!

トーソー ロールスクリーン ニーム デニムブルー

リビングをホームシアターとして活用したい場合は、遮光性に優れたブラインドが必須です。外部の光をしっかり遮断することで、スクリーンへの映り込みを防ぎ、映画館さながらの臨場感を味わえます。

横型ブラインドなら、スラットに穴が開いていない高遮蔽タイプのブラインドがあります。ロールスクリーンも生地の裏面に特殊なコーティングを施したものなど遮光性の高い生地を選ぶと、簡単に室内を暗くすることができるのでおすすめです。リビングの雰囲気に合わせて、素材やデザインを選ぶといいでしょう。

  • 家族のコミュニケーションを重視するなら「開放感のあるブラインド」がおすすめ!

タチカワ 縦型ブラインド ラインドレープ ライフ

リビングを家族みんなが自然と集まりたくなるような、明るく開放的な空間にしたい場合は、視界を遮らない、開放感のあるブラインドを選びましょう。例えば縦型ブラインド(バーチカルブラインド)は、窓辺をスッキリと見せることができるので、圧迫感がなく、リビングを広く見せる効果があり、家族が集まるリビングにおすすめできます。

縦型ブラインドなら、スラットを縦方向に配置することで、視線を遮ることなく、光を取り入れることができます。また、スラットの角度を調整することで、光の量を調節することもできます。プライバシーが気になる窓の場合は、ドレープ生地(厚地)とレースが1台2役の「ペアアンサンブル」や「センターレーススタイル」「バックレーススタイル」と呼ばれているものを選ぶといいでしょう。

 

秘訣2.リビングの採光条件をチェック

リビングの採光条件も、ブラインド選びの重要なポイントです。日当たりや方角によって、ブラインドの選び方を変えることで、より快適なリビング空間を実現できます。

  • 日当たりの良いリビングには「UVカット」を重視して快適に!

タチカワ ロールスクリーン ラルクシールド リンネル

日中は常に太陽の光が燦々と差し込むリビングでは、光のコントルールだけではなく、家具や床の日焼け対策が必須です。直射を避けてレース越しで採光する場合、UVカットを重視してブラインドを選べば、紫外線による家具や床材の色褪せ、変色を防ぐことができます。

バーチカルブラインドやロールスクリーンには、UVカット機能付きのレース生地が揃っています。どちらの製品も厚地とレース1台2役タイプの製品があるので、レース生地はUVカット機能付きの生地を選ぶといいですね。

  • 西日の強いリビングには「遮熱性」で対策を!

タチカワブラインド シルキーアクア RDS エッグホワイト

西向きのリビングでは、午後から夕方にかけての強い西日対策が重要です。遮熱性の高いブラインドを取り付けることで、西日による室温の上昇を抑え、快適な空間を保つことができます。そんな西日の強いリビングの窓には、遮熱機能付きのアルミブランドはいかがでしょうか。

遮熱ブラインドは、スラット(羽根)に太陽光の熱線を反射する特殊なコーティングが施されています。日射熱を反射して室内への熱流入を抑えながら、スラットの角度を調整して柔らかな光を導くことで快適な室内環境を作ります。また、耐久性にも優れており、長く使用することが可能です。

  • 北向きのリビングには「明るい色」で明るさをプラス!

ニチベイ ロールスクリーン ソフィー

一日を通して日当たりの悪い北向きのリビングでは、ブラインド選びで失敗すると、さらに暗く、寒々とした印象を与えてしまいかねません。そんなリビングには、明るい色のブラインドを選ぶことで、光を反射しやすく、リビング全体を明るく見せる効果が期待できます。

バーチカルブラインド、ロールスクリーン、プリーツスクリーンなど、ファブリック系のブラインドならプライバシーに応じて透け感を考慮しつつ、室内が明るくなるようにライトカラーを選ぶといいでしょう。例えば白やベージュなどの淡い色合いは、清潔感があり、どんなインテリアにも馴染みやすいのも魅力です。

 

秘訣3.リビングのインテリアスタイルとの調和を意識

リビングに置く家具やカーテンと同様に、ブラインドも重要なインテリアアイテムの一つです。リビングの全体的な雰囲気やスタイルに合わせてブラインドを選ぶことで、統一感のある美しい空間を作り出すことができます。

  • モダンなリビングに合うブラインド

トーソー バーチカルブラインド デュアルシェイプ ルノプレーン

シンプルながらも洗練された雰囲気が魅力のモダンなリビングには、アルミブラインドやバーチカルブラインド、シンプルなデザインのロールスクリーンがおすすめです。直線的なラインが強調されたブラインドは、モダンな空間にスタイリッシュな印象を与えます。

カラーは、白や黒、グレーなどモノトーンでまとめると、よりモダンでクールな印象に。アクセントとして、メタリックカラーを取り入れるのもおすすめです。これらのブラインドは、ミニマルな家具や直線的なデザインの照明器具などと組み合わせることで、より一層モダンな空間を作り出すことができます。

  • ナチュラルなリビングに合うブラインド

タチカワ 木製ブラインド フォレティア エコスラット ライトオーク

木の温もりや自然素材を活かした、ナチュラルテイストのリビングには、木製ブラインドや、麻やコットンなど自然素材風の生地のロールスクリーンが良く合います。カラーは、ベージュやグリーンなど、アースカラーを取り入れると、よりナチュラルで落ち着きのある空間に。

これらのブラインドは、木製の家具や観葉植物、ナチュラルテイストのファブリックなどと組み合わせることで、より統一感を出すことができます。温かみのある素材と優しい色合いで、リビングに安らぎを与えてくれます。

  • 和風のリビングに合うブラインド

タチカワ ラルクシールド 経木スダレ アスペン オイルイエロー

畳や障子など、和の要素を取り入れたリビングには、すだれ風のロールスクリーンや、和紙のような風合いのプリーツスクリーンなど、伝統的な和模様や和の素材感を取り入れたブラインドがよく合います。和風の落ち着いた雰囲気に馴染みやすく、リビングに上品な印象を与えてくれるブラインドです。

どちらも柔らかな光を室内に取り入れつつ、和の趣を演出することができます。畳や和風の家具などの和の要素と組み合わせることで、より本格的な和の空間を演出することができ、同時に現代的な家具や照明と組み合わせることで、モダンな和風空間を作り出すこともできます。

 

秘訣4.機能性で選ぶ!リビングに必要な機能とは

ブラインドには、デザイン性だけでなく、様々な機能が備わっています。リビングに求められる機能を考慮してブラインドを選ぶことで、より快適な空間を実現できます。特に、断熱性、防音性は、リビングの快適さに大きく影響する要素です。

  • 冷暖房効率アップ!断熱性に優れたブラインド

タチカワ ハニカムスクリーン ブレア メライト グリーン

窓は、部屋の中でも特に熱の出入りが激しい場所です。冬は窓から冷気が入り込みやすく、夏は窓から熱が入ってきやすいため、冷暖房効率が悪くなってしまいます。

断熱性に優れたブラインドを設置することで、窓から逃げる熱を遮断し、冷暖房効率を高める効果が期待できます。冬は暖房効率を高め、暖房費の節約に。夏は涼しい室内環境を保ち、冷房費の節約にもつながります。

断熱性の高いブラインドとしてはハニカムスクリーンがおすすめです。蜂の巣状のハニカム構造が空気の層をつくるので、室内の熱を逃さず快適な温度を保ってくれます。

  • 外からの騒音が気になるなら、防音性の高いブラインド

タチカワ ロールスクリーン ラルク ダブル ピアット フォーン

交通量の多い道路沿いにある住宅や、線路に近いマンションなど、騒音が気になるリビングには、防音効果のあるブラインドがおすすめです。防音ブラインドは、特殊な生地を使用したり、構造を工夫することで、外部からの騒音を軽減する効果があり、静かで落ち着いたリビングを作ることができます。

防音性が高いブラインドとして扱われいる製品は現在は少なく、クリエーションバウマンジャパン株式会社から「ACOUSTIC STRIPES(アコースティックストライプ)」が、東京ブラインド工業株式会社からは「フェルトーン」が、吸音バーチカルブラインドとして販売されています。

参考記事:「吸音バーチカルブラインド」がクリエーションバウマンから新発売!
関連リンク:東京ブラインド工業株式会社 吸音バーチカルブラインド

他にも厚めの生地のロールスクリーンなら、正面付で窓を覆うように窓枠より大きく取付ける方法も、窓とスクリーンの隙間が減らせるので防音性を上げることができます。生地を選ぶときは厚地生地の中でも遮光性の高い生地を選ぶ方が防音効果アップに期待できます。

 

秘訣5.ショールームやサンプル請求で実物を確認!

タチカワ 大阪 ショールーム

タチカワブラインド 大阪ショールーム

インターネットやカタログでブラインドを見ていると、写真や説明文だけではイメージが湧かないこともありますよね。ですので、実際にブラインドを購入する前に、できれば実物を確認することをおすすめします。ショールームでは、さまざまな種類のブラインドを実際に見て、触れて、操作することができます。

参考記事:見て、触れて、相談できる!ブラインド・ショールームの活用方法

素材感や操作性などを確かめることで、自分のリビングにぴったりのブラインドを見つけることができるでしょう。また、相談にも乗ってもらえるので、リビングの採光条件やインテリアスタイルに合わせた最適なブラインド選びのアドバイスを受けることができます。

ショールームに行く時間がない場合は、サンプル請求も有効です。気になるブラインドのサンプルを取り寄せて、実際のカラーや質感を確認して自宅のリビングに合わせてみると「画面で見る色(質感)とイメージと違った?」がなくせます。

 

まとめ

リビングの顔とも言える窓辺を彩るブラインドは、部屋の雰囲気を大きく左右する重要なインテリアアイテムです。種類が豊富で迷ってしまうことも多いですが、リビングの用途や採光条件、インテリアスタイル、必要な機能を考慮することで、理想のブラインドを見つけることができます。自分のリビングにぴったりのブラインドを見つけて、快適で居心地の良い空間を作ってください。

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