これまでの「キッズデザイン賞」受賞製品 まとめ

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先日、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催する「第15 回キッズデザイン賞」において、トーソー(TOSO)とニチベイ(Nichibei)が奨励賞「キッズデザイン協議会会長賞」を受賞しました。一体いままでどのような窓周り製品が受賞しているのでしょうか。国内主要メーカーの受賞製品をまとめてみたいと思います。

 

  • ニチベイ スマートコード式

2016年度(第10回)
奨励賞(キッズデザイン協議会会長賞)受賞
・ロールスクリーン「ソフィー」スマートコード式

2018年度(第12回)
キッズデザイン賞受賞
・プリーツスクリーン「もなみ」スマートコード式

2019年度(第13回)
キッズデザイン賞受賞
・ハニカムスクリーン「レフィーナ25」ツインスタイル スマートコード式
・プリーツスクリーン「もなみ」ツインスタイル スマートコード式
・「ポポラ2」プリーツスクリーン ツインスタイル スマートコード式

2021年度(第15回)
奨励賞(キッズデザイン協議会会長賞)受賞
・よこ型ブラインド「スマートタッチグランツ25・35」

ニチベイ スマートコード式 H2107 H2104
ハニカムスクリーン「レフィーナ25」ツインスタイル スマートコード式

ブラインドなどの操作コードが子どもの首に絡まるような事故も報告される中で、そのような事故を防ぐために独自に開発されたニチベイ独自の操作方法です。ループレスの操作コードは自動で引き戻されるようになっているので、コードが垂れ下がるようなこともなく、子どもがコードに絡まる心配もありません。

1本の操作コードで簡単に昇降操作ができて、なおかつ操作コードは子どもの手の届かない位置にあるのもひとつのポイントで、片手で操作ができるので例えば洗濯かごを持ったまま・・・そんな場合も簡単に操作ができます。「安心」「安全」「簡単」を叶えた操作方法です。

 

  • ニチベイ バーチカルブラインド

2020年度(第14回)
奨励賞(キッズデザイン協議会会長賞)受賞
・バーチカルブラインド「シングルスタイル バトン式 両開き仕様 ミニマルウエイト」

ニチベイ アルペジオ 縦型ブラインド
バーチカルブラインド(縦型ブラインド)のコードレス操作として「バトン式」があります。そのバトン式で両開き操作を初めて実現した製品で、中央に位置したバトンを一方向に引くだけで中央から左右に開閉する簡単操作です。

また、ルーバーの回転操作もできる両端のバトンを使うと片側だけを動かすこともできるので、簡単かつフレキシブルに操作ができます。さらにルーバー同士をつなぐコードもなくした仕様「ミニマルウエイト」で完全にコードレスなバーチカルブラインド。安全性、操作性、意匠性の高さが魅力です。

 

  • トーソー ローマンシェード チャイルドセーフティー仕様

2015年度(第9回)
キッズデザイン賞受賞
・ローマンシェード クリエティ チャイルドセーフティー仕様

トーソー ローマンシェード チャイルドセーフティー部品
左右に開閉するカーテンとは違い、上下に昇降するローマンシェード。上下操作をする操作コードが製品端部に付いていて、幕体を吊り下げて、開閉させるための昇降コードが裏面に装着されています。

このコード部材に危険性があると考えて、子どもがいる家庭でも安心して使用できるように、操作感はそのままで一定の荷重がかかるとコードが分離するようになっています。また、操作コードが分離するようになったことにより、洗濯しやすくなったというメリットも生まれました。これは標準装備されている部品なので、必ず付いてくる安全対策です。

 

  • トーソー ローマンシェード ループレス

2021年度(第15回)
奨励賞(キッズデザイン協議会会長賞)受賞
・ローマンシェード クリエティ ループレス

トーソー ローマンシェード 安全対策部品
2015年受賞製品の進化版です。操作コードや操作チェーンが小さい子どもに絡まる危険性があったローマンシェードですが、操作方法自体を変えてループ状のチェーンをなくし、安全性と操作性が向上しました。

グリップを握って下に引くだけの直感的な簡単操作で、操作コードが垂れ下がるようなこともないので、例えば赤ちゃんの首に絡まるような不慮の事故を防ぐことができます。

 

  • サンゲツ CSロールスクリーン

2021年度(第15回)
キッズデザイン賞受賞
・CSロールスクリーン

サンゲツ CSロールスクリーン OPR23S
ロールスクリーンの操作コード部分に一定の重さが加わると、操作部が本体から外れるようになっているので、万が一、子どもが誤ってループコード部分に引っ掛かっても重大な事故にならないよう安全に配慮されたロールスクリーンです。

同様のチャイルドセーフティ機能はさまざまありますが、操作部分がユニットごと外れるのは新しい形と言えます。もちろん外れた操作部は誰でも簡単に戻すことができるので、安全かつ安心して使用できます。

 

  • まとめ

ブラインドの国内主要メーカーのキッズデザイン賞受賞製品を一気にご紹介しました。少しでも“もしも”が防げるように、メーカーそれぞれに研究、開発を重ね、安全性も進化し続けている窓まわり製品。小さな子どもがいる家庭だけではなく、ペットと暮らしている場合や、高齢の方が住まわれている場合にもおすすめできます。

より高い安全性を配慮されたブラインドをお探しでしたら、このような受賞製品を検討してみるのもいいのではないでしょうか。ご参考になりましたら幸いです。

 

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