「リビングがもっと広かったらなぁ…」「もっとスッキリさせたいなぁ…」などなど、願望はいろいろあるのではないでしょうか。でも引っ越しやリフォームはそう簡単にできることではないので、現実的ではないですよね。
そこで今回は、狭い部屋をスッキリと広く見せたい、おしゃれな空間にしたい…そんな願いを叶えるブラインド選びのコツをご紹介します。
なぜブラインドで部屋は広く見える?
ブラインドはカーテンと比べて窓枠にすっきりを収まるので、空間を広く見せる効果が期待できます。そして、光をコントロールすることが得意なので、明るさを活かしてお部屋を開放的に演出でき、実際の広さ以上に広く感じられるようになるのです。
広く見せるためのブラインド選び3つのポイント
ブラインドと一口に言っても、色や素材、種類はさまざま。部屋を広く見せるためには、どんなブラインドを選べば良いのでしょうか?ブラインド選びのポイントは「色柄」「素材」「製品タイプ」の3つです。
1.色柄を選ぶ
・壁の色と合わせる
壁の色とブラインドの色を同系色で揃えることで、部屋に統一感が生まれ、スペースが広く感じられます。壁とブラインドの色があまりにも異なると、部屋が区切られているような印象を与えてしまい、狭く感じてしまいます。色を合わせることで、部屋全体が一つの空間として認識され、広がりを感じられるのです。
・淡い色を選ぶ
白やアイボリー、ライトグレーなどの明るく淡い色合いのカラーは、光を反射しやすく、部屋全体を柔らかな光で包み込みます。これにより圧迫感を和らげることができ、部屋が広々とした印象になります。
・ストライプやグラデーションを選ぶ
同系色のストライプやグラデーションが入ったデザインもおすすめです。目の錯覚を利用して奥行きを感じさせることができるので、部屋を実際以上に広くみせることができます。
2.素材を選ぶ
・木製よりアルミ製
ナチュラルな雰囲気で人気のウッドブラインドはスラット1枚1枚の存在感が大きく圧迫感を感じる場合があるので、アルミスラットの方がすっきりとさせることができます。それでもナチュラルさを入れたい場合は、木目調のアルミブラインドはいかがでしょうか。温かみのある雰囲気も演出できます。
・幅が狭いより広いもの
スラット(羽根)の幅が広いブラインドを選ぶ方が、光がたっぷり入り、部屋が明るく感じられるので、部屋を広く見せることができます。スラット幅が狭いと、細かい陰影ができてしまい、部屋が狭く感じられてしまいます。ただ、スラット幅が広すぎるとボリューム感が出すぎてしまうので、窓サイズとのバランスも大事です。
3.製品を選ぶ
・縦型ブラインドを選ぶ
縦型ブラインド(バーチカルブラインド)は、垂直なスラットのおかげで視線が上下に移動しやすくなり、天井が高く見える効果があります。モダンでスッキリした印象を与えるため、幅広いインテリアにマッチします。
・横型ブラインドを選ぶ
横型ブラインドは水平なラインが強調され、横の広がりを視覚的に演出します。これにより、部屋全体がより広く見える効果が期待できます。また、操作がしやすく、光の調整も簡単です。
部屋を広く見せる配置のポイント
どんなブラインドを取り付けるかが決まったら、「配置」にもこだわりましょう。ブラインドの取り付け方や、窓周りの環境によって、リビングをより広く見せることができます。
・取り付け位置
ブラインドを取り付ける位置も重要です。ブラインドを窓枠内に収めず、窓よりも大きめに設置することで、窓が実際よりも大きく見え、部屋全体が広く感じられます。高さもきるだけ高い位置への取り付けがおすすめです。天井から床までの長さで設置すると縦長効果がアップし、より広く見せることができます。
・窓まわりをスッキリさせる
せっかくブラインドを工夫しても、窓際がごちゃごちゃしていると、部屋全体が狭く見えてしまう可能性があります。ブラインドと窓の周りの空間をスッキリと見せることで、広々とした印象を与えることができます。窓際に観葉植物を置いて自然な明るさを演出するのもいいですね。
まとめ
狭い部屋でも、ブラインドの選び方と配置次第で、より開放的で魅力的な空間にすることができます。ブラインドを上手に使って、友人を招きたくなるような素敵な空間を作ってみてくださいね。ブラインドは機能性だけでなく、デザイン性も重視して選ぶことで、インテリアの幅が広がります。ぜひ、自分らしい空間作りを楽しんでください。