アルミブラインドを窓枠の中に取付けたけれど、ブラインドを降ろした際に窓枠に当たる。アルミブラインドの丈が長すぎたので、丈を短くしたい。そんな時でも、自分でアルミブラインドの丈を短くする事ができます。ニチベイでは「高さ調整方法(少しだけ短くする)」と合わせて「丈を詰める方法(スラットを抜いて丈を短くする)」を公開されていますので、こちらの詳細をご紹介致します。
・高さ調整方法
少しの長さであれば、コインやマイナスドライバーを使用してブラインドの高さを調整することができます。少しだけ丈を短くしたい方は、こちらの作業を行いましょう。
対応製品:セレーノグランツ、セレーノオアシス、セレーノフィット、ユニーク(2017年6月~現在までの販売分)
必要工具:コインまたはマイナスドライバー
1.ボトムレールの裏側にあるラダーホルダーのダイヤル部分を、コインまたはマイナスドライバーを差し込んで、矢印方向に回転させます。調整する際は、ダイヤル付きラダーホルダーを全て同回転数回して、同じ高さになるようにしてください。
※ダイヤル1/4回転で約5mm調節できます。
2.高さ調整後に長く戻したい場合は、ダイヤルを逆方向に「90度」回転させ、ラダーコードを引き出します。これを90度ごとに行って、戻してください。
・丈(高さ)詰め方法
工具を使用してスラットを数枚抜き、ブラインドの丈(高さ)を詰める方法です。難易度は中程度(☆3段階表示中の☆2)になり、DIYが得意な方向けの内容です。
対応製品:セレーノグランツ、セレーノオアシス、セレーノフィット、ユニーク(2017年6月~現在までの販売分)
必要工具:ドライバー、はさみ、ペンチ
1.ボトムレールから、マイナスドライバーなどを使用してラダーホルダーを取外します。
2.ボトムレールの穴から昇降コードを引き出し、結び目を解きます。抜き取るスラットの上まで昇降コードを引き出してください。(セレーノグランツはスラットに穴が開いていないので、ボトムレールの前後に昇降コードが通っています。)
3.ボトムレールとスラットを抜き取り、ラダーコードのファスナークリップ部分をハサミで切断します。
4.詰める高さ分のラダーコード横糸をハサミで切断します。横糸を1段詰めるごとに、縦糸を「25mmスラットは20mm」「15mmスラットは10mm」切断してください。※切断しすぎると長くすることはできなくなります。詰めたい位置より1段長めで調整し、高さ調整機能で最終的に微調整を行うようにしてください。
5.ラダーコードの裏面同士を合わせ、切断端部を揃えます。切断端部から1~2mm残した位置にファスナークリップを取付けて下さい。
6.ボトムレールをラダーコードに通します。
7.ボトムレールの穴に昇降コードを通し、長さ調整を行いながら、二重結びで止めます。
下図のようにラダーコードをまとめているファスナークリップ部分が、ラダーホルダーの軸穴に入っていることを確認し、ボトムレールにラダーホルダーを取付けて下さい。
※セレーノグランツは、ボトムレールの前後から昇降コードを這わせ、ボトムレール裏側の穴に昇降コードを収納してください。ラダーホルダーを取付ける際、ラダーコード、昇降コードがラダーホルダーの溝に入るように取り付けて下さい。
・まとめ
ニチベイのアルミブラインド「高さ調整方法」と「丈詰め方法」をご紹介致しました。「丈詰め方法」は短くしたい位置まで昇降コードを抜き、スラットを抜いて、昇降コードを戻す作業になります。注意が必要になるのは4番の工程で、一度糸を切断してしまうと、元の長さに戻すことができません。余裕のある長さで丈詰めを行い、最後は高さ調整方法で微調整を行うようにしましょう。
※修理や調整に伴う事故・製品の破損につきましては、弊社は責任を負えません。ニチベイなどブラインドメーカーに問い合わせするなどして、可能な作業かを確認のうえ、慎重に作業を行いましょう。
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