アルミブラインドが降りない場合にためしてみたい対処方法とは

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ブラインドが下がらなくなった。突然こんな状況になると、とても焦ってしまいますよね。しかし、日常的にブラインドを使用していると、ブラインドの使い方や使用年数など様々な原因で「ブラインドが降りない」という事態は起こってきます。そのままではブラインドは使用できないので、なるべく早く対処したいところですね。

今回は、ブラインドが降りなくなった場合の対処方法をご紹介致します。※原因によって対処が異なります。ブラインドが降りない様子をよく確認して、対処法を突き止めていきましょう。

 

・ストッパーがかかっている

ブラインド取付直後やブラインドを強く引き上げた際に、ストッパーが強く掛かりすぎてブラインドが降りてこない場合があります。各メーカーで解除方法を公開されていますので、下記の方法でストッパーの解除を行いましょう。

【タチカワブラインド】
対応製品:シルキー(RDS)、シルキーカーテン(RDS)

▼ワンポール式
昇降コードが強く引かれてストッパーが固定されていると、畳み込まれたブラインドが降りなくなる場合があります。イコライザーを引きながら昇降コードを一本ずつ下に引くと、ストッパーが解除されるので通常通りに操作することができるようになります。
ブラインド降りない 対処法 ストッパーがかかっている タチカワブラインド ワンポール式 シルキー

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【TOSO】
対応製品:ベネアルシリーズ、スラットシリーズ

▼ベネアル:2018年6月~現在まで販売分(ワンポール式)
ブラインド本体を下から手で押し上げ、同時に昇降コードを下方向に3回程度続けて引きましょう。それでもブラインドが降りてこない場合は、昇降コードのどれか1本だけを下方向に引いてください。
ブラインド降りない 対処法 ストッパーがかかっている TOSO ワンポール式 ベネアルシリーズ

▼スラット:2001年5月~現在まで販売分(ポール式)
ブラインド本体を下から手で押し上げ、同時に昇降コードを下方向に引きます。それでもブラインドが降りてこない場合は、昇降コードのどれか1本だけを下方向に引いてください。
ブラインド降りない 対処法 ストッパーがかかっている TOSO ロッド&コード式 スラットシリーズ

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【ニチベイ】
対応製品:セレーノグランツ・セレーノオアシス・セレーノフィット・ユニーク(2017年6月~現在まで販売分)

ストッパーが解除される際、ブラインド本体が少し上がってから解除されるため、降りてこなくなった場合は下記の方法でストッパーを解除して操作してください。※解除された場合、ブラインドが勢いよく降りる場合があります。十分にご注意ください。

▼ワンポール式
ブラインド本体を下から手で押し上げ、同時に反対の手で昇降コードを引き下げてください。この方法で解除されない場合は、操作コードのどれか一本を引き下げます。
ブラインド降りない 対処法 ストッパーがかかっている nichibei ワンポール式 セレーノシリーズ

▼ポール式
ブラインド本体を下から手で押し上げ、同時に反対の手で昇降コードを引き下げてください。この方法で解除されない場合は、操作コードのどれか一本を引き下げます。
ブラインド降りない 対処法 ストッパーがかかっている nichibei ポール式 セレーノシリーズ

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・コードが絡んで下がりにくくなっている

普段通りにブラインドを使用していても、ちょっとした事でコードが絡んだり結び目ができたりすることがあります。無理に引っ張ると絡まりが強くなったりコードが切れてしまう場合がありますので、一旦操作はやめて絡まりのある位置を特定しましょう。絡まりが見つかれば、丁寧に絡まりを解いていくのが最善です。

【タチカワブラインド】
▼ポール式
昇降コードが絡んでいたり、ねじれていると、ブラインドが最後まで降りない場合があります。一度ブラインドを上にあげ、図のように昇降コードの絡みやねじれをほどきましょう。
ブラインド降りない 対処法 コードが絡んでいる タチカワブラインド ポール式 シルキー

 

【ニチベイ】
▼ワンポール式
コード止めの中心部をドライバーなどで押し、コード止めキャップからコード止め本体を破損しないよう注意しながら外して下さい。昇降コードの結び目をほどき、コードの絡みを直します。絡みが直れば昇降コードの長さを揃え、結び目(二重結び)を作ってコード止め本体に固定し、コード止めキャップをかぶせて元の状態に戻します。※コード止め本体から外れないように注意してください。
ブラインド降りない 対処法 コードが絡んでいる nichibei ワンポール式 セレーノシリーズ

 

・昇降コードが摩耗し、切れかかっている

ブラインドの上げ下げを調整する昇降コード部分は、日々の使用によって徐々に摩耗して(毛羽立って)いきます。コードの摩耗に伴って昇降操作がスムーズにいかなくなり、次第にうまくブラインドが止まらなくなり、最後に昇降が一切できなくなっていきます。ブラインドの使用頻度が高ければより摩耗のスピードも速く、最終的には昇降コードが完全に切れてしまうので注意しましょう。昇降コードが完全に切れる前であれば、交換方法に従って自分で修理することもできます。

▼アルミブラインドの昇降コードを交換
タチカワ:https://blind-mart.com/guide/1311/
TOSO:https://blind-mart.com/guide/1390/
ニチベイ:https://blind-mart.com/guide/1352/

 

・上記以外の原因

上記の対処方法を試してもブラインドが降りなかった、上記のような要素が見当たらない場合、それ以外の原因でブラインドが降りない可能性があります。

・ギア部分が劣化して回転がうまくできなくなり、下がらなくなる
・ブラインドの落下などで部品が一部破損(または外れて)うまく動かなくなり、下がらなくなる
・ストッパー解除の解除コードが切れている〈ニチベイの1999年5月以前に販売されたワンポール式製品〉

このような場合は個人での修理が難しい可能性が高く、メーカーでの修理が必要になる場合があります。ブラインドを購入した店舗に状況を話し、修理可能か確認してみましょう。ブラインドを使用している年数によっては、修理部品が手に入らなくて修理ができない可能性もあります。

 

・まとめ

ブラインドが降りない原因で多いのは「昇降コードの摩耗」です。ブラインドの昇降に伴い、昇降コードの外側がどんどん毛羽だってきますので、コードの摩耗はとてもわかりやすいかと思います。消耗品になりますので、切れる前に昇降コードの交換を行うようにしておきましょう。また、ブラインドを使用する前、使用し始めて間もない頃なら「ストッパー」や「コードの絡まり」の原因が考えられます。焦って無理な操作を行わないで、丁寧に対処を行いましょう。

 

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