ウッドブラインド(木製ブラインド)は木でできていることもあり、製品にかなり重みがあります。これはアルミブラインドと持ち比べていただくと歴然で、まったく重さが違います。そのため、ウッドブラインドの取付け・取外し方法はアルミブラインドとあまり違いがないのですが、不意の事故につなげないためにも、作業を行う前に作業内容を確認しておくことが最善になります。今回は、TOSOで販売されているウッドブラインド「ベネウッド・ベネウッドタッチ」の取付け・取外し方法をご紹介いたします。
必要な工具:プラスドライバー
対応製品:ベネウッド50/50T・ベネウッドタッチ50/50T
※2018年12月から現在まで販売されている製品
・ウッドブラインド取付け
〈取付ける前に〉
まず、ウッドブラインドを取付ける場所を確認して下さい。ウッドブラインドのスラット幅はアルミブラインドより幅があるため、ヘッドボックス(上部メカ部分)や取付ブラケットの奥行きに合わせた取付面が必要となります。下記の図を参考に、事前に取り付けられる奥行きがあるか確認しましょう。
1.取付ブラケットを取付け
ウッドブラインドを壁面や窓枠に取付ける金具(取付ブラケット)を取付けていきます。ウッドブラインドを窓枠内側に取付ける「天井付け」と窓枠を覆って取付ける「正面付け」で、ブラケットを取付ける場所は異なってきますので、事前に確認しましょう。
次に、「天井付け」と「正面付け」のどちらの場合も、製品の両端部から50~80mm内側の位置に、取付ブラケットを付属しているネジで取付けてください。ブラインドの幅が広い場合、取付ブラケットが3個入っている場合があります。その際は、両端に取付けたブラケットから等間隔になる位置に、残りの取付ブラケットを取付けてください。製品に付属している取付ネジは木部用になります。木部以外の下地には使用できないので、それ以外の下地に取付ける場合は、下地の強度や材質に応じたアンカーなどを用意してお取付けください。
※ブラケットの取付位置により、故障の原因となる場合がありますので、指定の範囲で取付けください。
2.製品を取付ける
まず、ブラインドのスラット(羽根)をすべて畳み上げます。ヘッドボックスを両手で持ち上げ、ヘッドボックスを取付ブラケットの仮止めフック部分に引っ掛けます。ヘッドボックスを奥に「カチッ」と音がするまで押し込めば取付け完了です。
※ヘッドボックスのつばが伸びている面を、ブラケットの背板部分に接するように必ず取付けて下さい。誤った向きに取付けると、製品が落下する恐れがあります。
・ウッドブラインド取外し
ブラインドのスラット(羽根)を畳み上げます。製品本体を両手で持ち上げた状態で、ブラケットの解除ボタンを押します。ヘッドボックスの後ろ側が外れますので、ヘッドボックスを手前に引きながら、製品本体を取付ブラケットの仮止めフックから取外せば完了です。
・まとめ
TOSOのウッドブラインド「ベネウッド・ベネウッドタッチ」の取付け・取外し方法をご紹介いたしました。以前に紹介したタチカワブラインドの取付け・取外し方法にとても似ているのですが、TOSOでは仮止めフックの位置がブラケットの外側にあります。外し方のイメージを間違えていると、ブラインドを取外す際は特に落下しやすくなりますので、しっかり本体を両手で支えて作業を行ってくださいませ。
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