ウッドブラインド(木製ブラインド)の取付や取り外しは、そこまで難しい手順ではありません。しかし、手元に説明書がなければ勘で作業を行うことになり、上手くいかなかったり、ウッドブラインドに重みがあることで予想外の動作が事故につながる場合があります。そういった可能性を防ぐためにも、作業を行う前に取付・取り外し方法を知っておくのが最善です。今回は ” 平成18年9月以前に販売されていた ” タチカワのウッドブラインド「フォレティア・フォレティアエコ」の取り付け・取り外し方法をご紹介いたします。
必要な工具:プラスドライバー、マイナスドライバー
対応製品:木製ブラインド フォレティア25・25R・35・35R・50・50R
※平成18年9月以前に販売されていた製品
・ウッドブラインド取付
1.取り付けブラケットを取付
ウッドブラインドを取り付けるための金具、取付ブラケットをまず取り付けていきます。ブラケットを取付ける場所は、窓枠内側に取り付ける「天井付け」と窓枠を覆って取り付ける「正面付け」で異なってきます。どちらの方法で取付けるかを事前に確認しましょう。
次に、ブラケットを取付ビスで付ける場所は「天井付」と「正面付け」のどちらも、製品の両端部から約90mmの位置に取付けてください。ブラインドの幅が広く、ブラケットが3個以上ある場合は、両端のブラケットから等間隔の位置に残りのブラケットがくるよう取り付けてください。※操作コード、およびラダーコードの位置などにはブラケットを取り付けることができません。ブラケット取付位置がもし当たってしまう場合は、その位置をよけて近くに取り付けましょう。
製品に付属している取付ビスは木部用になります。木部以外の下地には使用することができないので、それ以外に取り付ける場合は、下地の強度や材質に応じたビスやアンカーを用意してお取り付けください。
2.製品を取付ける
ヘッドボックスを両手で持ち、取り付けた個々のブラケットのツメにのせます。その状態を維持しながら、木製ブラインドの左右位置を決定します。取付位置が決まったら、ヘッドボック(上部メカ部分)スをブラケットに押し込みましょう。
ブラケット下板をヘッドボックスの下部にあて、ブラケット前板をパチンと音が鳴るまではめ込んで取付完成です。最後にヘッドボックスが確実にブラケットに止まっている事を確認しましょう。
・ウッドブラインド取り外し
まず、オプションのバランスを取り付けられている場合は、バランスを取り外します。バランスを取り外した後、操作コードを引いてブラインドの羽根(スラット)をたたみ上げますが、一番上の羽根とヘッドボックス(上部メカ部分)との間は少し余裕が空く状態にしておきます。その後、ヘッドボックスを手で受けた状態で持ち、画像のようにブラケットの前板部分をマイナスドライバーで外し、ヘッドボックスをブラケットから外しましょう。
・まとめ
平成18年9月以前に販売されていた、タチカワブラインドのウッドブラインド「フォレティア・フォレティアエコ」の取付・取り外し方法をご紹介いたしました。現在販売されていいる「フォレティア」とはブラケットの形が異なっていますので、ワンタッチでの取り外しではなく、道具を使用する必要があります。実際に作業をされる場合は重さがありますので、2人以上で注意して作業を行うようにしていただくことをおすすめします。
関連記事
ウッドブラインドの取付・取り外し方法 – タチカワブラインド編 (2)