オフィスに最適な光を採り込む「グラデーションブラインド」とは?

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外からの自然光を効率よく室内に取り込むことで、照明の電力を削減できるブラインドがあれば、ぜひ使ってみたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?TOSOではスラットの角度を一枚ずつ変える事により、光が天井に反射し、部屋全体を明るくする「グラデーションブラインド(角度変化型ブラインド)」という名称の製品を出されています。基本的にはオフィス向けの製品ですが、この製品を使用することで得られるメリットがあります。今回はこちらをご紹介したいと思います。

グラデーションブラインド TOSO 一般ブラインドと比較

 

・オフィスに最適な状態で光を採り入れる

グラデーションブラインドの「グラデーション」とは、スラットの角度が一段下がるごとに閉じていく仕様のことを表しています。スラットの角度が一枚ごとに変わることで、外から室内に入る光はスラットの角度ごとに分散され、室内の奥まで光を採り込みます。その光が天井に反射することで、光は拡散され、部屋全体が明るくなります。これが1つ目のメリットです。

また、拡散された光は間接光となり、室内全体を明るく、まぶしさを感じない快適な空間にしてくれます。光が天井からの間接光となることで、パソコンのモニターに光が映り込む心配がなくなり、時間帯にかかわらず画面がとても見やすくなる点が、得られる2つ目のメリットです。

グラデーションブラインド スラット角度を一段ごとに閉じていく 室内奥まで明るい 映り込みが減る

 

・省エネ効果が高い

3つ目のメリットは、効率的に光を室内に採り込めることで、高い省エネ効果が得られることです。窓の方位別(東西南北ごと)に「全照明」「一般ブラインド」「グラデーションブラインド」の3パターンで、照明用の消費エネルギーを比較してみた場合、グラデーションブラインドの省エネ効果は高く、全体を平均した場合に約34%のエネルギーを削減することができました。遮熱スラットも対応しており、遮熱コートで太陽熱を反射させることで、さらに省エネ効果をアップさせることもできます。

また、パソコンなどで自動制御される場合は、スラットの角度を太陽の高度に合わせて変更することで、大幅な照明コストを削減することができるでしょう。(自動制御できるタイプのみになります)

グラデーションブラインド 効率的に光を採り込む 高い省エネ効果

・2タイプから選べます

このグラデーションタイプは、一般窓用とコントラクト用の2タイプがあります。一般窓用は操作方法がワンポール式で、制作できる最大面積が4㎡。コントラクト用は操作方法がワンコントロール式のギアタイプで、制作できる最大面積が9㎡となっています。

グラデーションブラインド 2タイプ 一般窓用 ワンポール式 コントラクト用 ギアタイプ

 

・まとめ

TOSOのグラデーションブラインドをご紹介いたしました。ブラインドには、半透明素材を使うことで閉めていても室内を明るく保つ製品や、ブラインドの上部のみを開ける事でプライバシーを保ちながら外の光を採光するブラインドなどがありまが、グラデーションブラインドは他の製品とは違った方法で外の光を採り込み、効率的に室内を明るくしてくれます。オフィスなどの大きい連窓に使用していただくことで、より大きな省エネ効果が得られるかと思いますので、興味のある方は一度検討されてみてはいかがでしょうか?