丁寧に洗っていつでも清潔♪ブラインドの掃除方法 – 丸洗い編 –

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ブラインドを丸洗いして掃除

前回は普段のお手入れとブラインドを取り付けたままでのお手入れをご紹介致しました。しかしそれでも汚れがひどくなり、取り付けたままの状態では十分なお手入れが行き届かない…ということもあります。今回は、ブラインドを取り外して洗っていただくお手入れ方法をご紹介させていただきます。耐水性ブラインド(シルキーアクア・シルキーカーテンアクアなど)をご使用の場合は、オールアルミ製なので丸洗いしていただく事ができます。スラットに傷をつけないよう気を付けながら、洗っていきましょう♪

 

・製品の汚れがひどい場合(丸洗い)

※一般のブラインドはヘッドボックス部分(ブラインド上部メカ部分)が濡れると錆びる可能性があります。水洗いをする際はヘッドボックスに 水が入らないよう注意し、濡れている場合は自然乾燥させる前にドライヤーなどでしっかり乾かしましょう。

ブラインドを取り外してお手入れしていきましょう。まずはブラインドを取り付けた状態のまま、ハンディモップなどで全体のほこりを落として いきます。ブラインドをたたみ上げてブラケットから取外し、浴室の床(平らな場所)などにブラインドを閉じた状態で広げ、全体を水で濡らし ます。羽根が重ならないよう気を付けながら、中性洗剤などをつけた柔らかい布かスポンジで両面を優しく洗っていきます。(ブラインドが傷つきそうなときは、下にシートなど敷きましょう)

ブラインドをスポンジで洗っている画像

水圧は強くなり過ぎないよう気を付けながら、全体の汚れをホースなどで水洗いします。この際に洗剤など残ると、乾いた際にスラット同士がく っつき、塗装がはげる可能性があるのでしっかり洗い流していきます。乾いた布で軽く水気を拭き取り、風通しのよい場所にスラットを開けた状 態で吊るして、乾かせば終了です。

ホースでブラインドを洗う画像

・上手に掃除の手間を省く

最近のアルミブラインドには、掃除の手間を減らすために様々なコート加工を施しています。スラットに「酸化チタンコート」を施した商品なら、光(太陽光・蛍光灯・白熱電球)があたることで有機物を分解する性質をもっています。スラットの表面に付いた油汚れやタバコのヤニなどが自然にキレイになり、カビや細菌、空気中のイヤな匂い成分を分解してくれるので、はたきがけなどの簡単なお手入れだけで美しさを保つことができます。また、「フッ素コート」を施した商品なら、油をはじく性質があるので、スラットの表面についた油汚れやホコリ、ゴミなどが簡単に拭き取れるようになります。お手入れの手間を減らしたい方は、使用する場所に合わせて、スラット性能付きブラインドを利用していきましょう。

酸化チタンコートを説明した画像

・まとめ

いかがでしたでしょうか?けっこう面倒と思われがちなブラインドのお手入れも、案外難しくないと思っていただけると思います。何回もお手入れが難しい方は耐水性ブラインドにして丸洗いする、もしくはスラット性能付きブラインドを利用して、お手入回数を減らしていきましょう。掃除のコツがつかめれば、きっとブラインドを長くご愛用いただけると思います。