ブラインドのお掃除は大変そう…と敬遠しがちになり、いつの間にか汚れがこびりついてた、なんて方も多いのではないでしょうか?ブラインドは日頃のまめなお手入れが大切になります。汚れ落としのコツを覚えて、ブラインドをきれいな状態にしていきましょう。
・普段のお手入れ
定期的にハンディモップやはたきなどを使ってホコリを払いましょう。ブラインドを下まで降ろし、羽を閉じた状態で上から順番にホコリを落とします。羽根を裏返し、裏面も同じようにホコリを払い落としましょう。ブラインドの汚れはほこりのこびりつきから酷くなります。月に2~3回はお手入れを行っていきたいですね。また、季節に一回ぐらいは、固く絞った雑巾などで拭いておくと汚れがつきにくくなります。特に油気の多い場所で使用しているブラインドは、こまめに汚れを拭き取っていただくことをおすすめします。
※ウッドブラインド(木製ブラインド)は水拭きするとスラットが反り返る可能性があります。水拭きではなく、柔らかい布で乾拭きを行うようにしましょう。
・製品の汚れがひどい場合(アルミブラインド)
定期的なお手入れをしていても、やっぱり汚れはついてきます。汚れが目立ってきたときは、ブラインドの下にシートなどを敷いて、ブラインドを取り付けたままお手入れしていきましょう。ハンディモップなどでコードやスラットについたホコリをしっかり落とします。ここで落としきっておくと、ほこりが水分を含んで残ってしまい、更に落とすのに手間がかかる…なんて事が減ってくれます。
ホコリを落とした後は、洗剤溶液(家庭用中性洗剤)を水で薄めたものを用意します。ゴム手袋の上に軍手(滑り止めがないタイプ)をはめ、洗剤溶液に浸した後、指の間にスラットを挟んでいきます。3~4枚ずつスラットを挟み、左右にすべらせながらスラットの表面・裏面の汚れを落としていきましょう。汚れが目立つところは一枚ずつ挟んでキレイに拭いていきます。
※スラットを指で挟む作業のため、手などを切りやすくなっています。ご注意くださいませ。
スラット幅の狭いブラインド(15mm幅)はスラットを閉めた状態で、裏面に手を当てて、洗剤溶液を含ませた布でスラット方向に沿って優しく拭いていきましょう。最後に全体を水拭きし、ブラインドを降ろした状態で自然乾燥させましょう。
※ブラインドが耐水性でない場合、ヘッドボックスが水に濡れたりすると錆びる可能性がありますので注意しましょう。
・まとめ
落としにくいブラインドの汚れは、主にホコリ・カビ・たばこのヤニなどが原因です。つまり日常生活の汚れがつもっていることがほとんどです。最近はブラインド掃除用のグッズなども出ていますので、上手に利用して定期的にお手入れしていきたいですね。また、アルミスラットは一度折れ曲がるともとに戻らなくなります。折れ曲がりにくい性質のブラインドもありますが、お手入れの際は力を入れすぎないよう、お取り扱いに注意しましょう。