バーチカルブラインド(縦型ブラインド)ルーバー幅の特徴

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バーチカルブラインド(縦型ブラインド)といえば、縦にスッと伸びたラインが窓回りを引き締めてくれ、天井をより高く見せ、開放的な空間を演出することができるウィンドウトリートメントです。その印象を更に強調してくれるのが、羽根(ルーバー)の幅になります。今回はバーチカルブラインドのルーバー幅について、それぞれの特徴をご紹介します。

バーチカルブラインド ラインドレープ 縦型ブラインド ルーバーの幅 特徴

 

「ルーバー幅 80(75)mm」

シャープなストライプが印象的な幅の狭いルーバーです。様々な窓を都会的でモダンなイメージに演出してくれ、繊細なたてのラインが窓をすっきり見せてくれます。幅狭なルーバーのため、幅広のルーバーに比べるとルーバーの枚数が増えてコスト的に割高になりやすく、よせた際のたたみ代が大きくなりやすいです。また、ルーバーが細長いとよじれやすくなるので、高い窓への取付けは注意しましょう。

タチカワブラインド・TOSOは「80mm」、ニチベイは「75mm」で製作しています。

バーチカルブラインド ラインドレープ 縦型ブラインド ルーバーの幅80mm

 

「ルーバー幅 100mm」

どんな窓辺にもしっくりなじむベーシックな幅のルーバーです。幅広のフォルムで、空間に適度な柔らかさを与えてくれます。ルーバー生地の種類も豊富で、他商品(ロールスクリーン等)と共通柄で合わせてコーディネートすることも可能です。また、ルーバー生地に模様等がある場合、幅狭なタイプよりもルーバーの表情をより印象的にみせてくれます。しかし、幅の狭い窓などに用いるとルーバーの枚数が少なくなりすぎてしまい、見た目の良さが損なわれる可能性がありますので、注意しましょう。

また、幅広なルーバーのため、幅狭のルーバーよりも取付け場所の奥行が必要になってきます。

バーチカルブラインド ラインドレープ 縦型ブラインド ルーバーの幅100mm

 

「ルーバー幅 127mm」

幅広のルーバーになります。ファブリックの印象を一段と強調してくれ、風合いを楽しむことができます。また、大きな開放感による眺望を確保してくれます。しかし、現在はほとんど取り扱いが行われていません。

 

・まとめ

バーチカルブラインドの羽根(ルーバー)幅を紹介致しました。今回掲載している見え方の画像は、一般的なバーチカルブラインドの画像になります。ルーバー同士の重なり幅を増やすことで、光漏れを抑える「モアラップスタイル(ワイドスラット仕様)」などの場合は、画像よりも少し細く見えるかと思います。

また、上記以外でもアルミルーバー限定で「50mm幅」という幅もありますが、「80(75)mm」「100mm」が現在は主流となっています。バーチカルブラインドのルーバー幅を選ぶ際にご参考いただけましたら幸いです。