バーチカルブラインドの素材ガイド – 長所と短所を理解して賢く選ぶ

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バーチカルブラインド(縦型ブラインド)は、そのスタイリッシュな見た目と機能性で人気の窓装飾です。しかし、素材によって特徴が大きく異なるため、どれを選べば良いか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、バーチカルブラインドの主要な素材である「布」「PVC」「木」「アルミ」について、それぞれの長所と短所を分かりやすく解説します。

 

バーチカルブラインドの魅力と素材選びの重要性

縦に並んだスラットが特徴的なバーチカルブラインドは、スラットの角度を調整することで、光を取り込む量を自由に調節できる点が最大の魅力です。プライバシーを確保しながら自然光を取り入れられるため、快適で開放的な空間を作ることができます。

また、色や素材の選択肢が豊富なので、さまざまなインテリアスタイルに似合うのも魅力のひとつです。そして、縦長のラインが窓を大きく見せる効果もあり、部屋に広がりを与える効果も期待できます。

しかし、素材ごとに異なる特徴があるため、部屋の雰囲気や好みたけではなく、目的に合った素材を選ぶことが重要になります。日当たりの強い部屋には遮熱効果のある素材、湿気の多い場所には耐水性のある素材といったように、素材選びは見た目だけでなく、耐久性やメンテナンス性を左右します。

 

ファブリック製(布製)

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長所:豊富なデザインと柔らかな雰囲気
短所:汚れやほこりが付きやすく定期的な洗濯・クリーニングが必要

  • 豊富なデザインバリエーション

一番種類が豊富なのは、このファブリック製のバーチカルブラインドになります。シンプルな無地が多いですが、柄物、レース素材まで、様々なデザインがあり、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

光沢感がある上質さを感じる生地や、ざっくりとした織りでカジュアル感のある生地、織り模様が個性的な生地など、デザインと素材感の組み合わせによって、いろいろな表情を見せてくれます。また、布製ならではの柔らかな質感も好まれる理由のひとつです。

  • 遮光・遮熱などの機能性

ファブリック素材には、防炎機能はもちろんですが、遮光性や遮熱性、ウォッシャブルなどの機能性を付加した生地がたくさんあります。光を遮りたい寝室には遮光性、日差しが強い部屋なら遮熱性など、適した機能を備えた生地を選ぶことで快適な生活が送れるようになるので大切なポイントです。

 

PVC製(ポリ塩化ビニル)

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長所:防水性・防汚性に優れている、手入れしやすい
短所:バリエーションが少ない 、高級感に欠ける

  • 水まわりに強い!

断然ファブリック素材が多いのですが、次に多いのはPVC製になると思います。よくあるのは、ガラス繊維にPVCフィルムをコーティングしたものです。分厚いビニールのような感じの素材で、どちらかと言えば一般家庭より、オフィスや店舗、クリニックなどで使われていることが多いのではないでしょうか。

このPVC製の一番の特徴は、なんといっても耐水性です!ファブリック(布)と違って水が浸み込みにくいので、水まわりでも安心して使用できます。

  • お手入れが簡単

PVC製は水拭きでのお手入れが可能なものが多いので、気になる汚れがあるときはサッと拭ける点も大きなメリットです。大勢の人が利用するオフィスなどはもちろん、一般家庭でもペットの毛がついてもサッと拭きとれます。

また、硬い印象を与えることが多い素材ですが、木目調がプリントされたものや、PVCとガラス繊維やポリエステルでファブリック調になっているものもあり、まだ選択肢は少ないですが、おしゃれなものも増えてきた印象です。

 

木製

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長所:高級感と温かみのある雰囲気
短所:湿気に弱い、価格が高い

  • 木の温もりを感じる

木製素材のバーチカルブラインドは、なんと言っても木の温もりを感じさせる自然な風合いが魅力です。リビングや書斎など、落ち着いた雰囲気の空間に最適です。空間に温かみと安らぎを与え、リラックスできる雰囲気をつくれます。

また、木目や色合いによって、様々な表情を見せてくれるのも魅力です。明るい色の木材は開放感のある空間を、濃い色の木材は重厚感のある空間を作り出します。木製素材は、自然素材ならではの温かみと美しさで、お部屋をより魅力的に演出してくれます。

  • 高級感のある空間を演出

木製ブラインドは、他の素材に比べて高級感があり、部屋の雰囲気をランクアップしてくれます。アンティーク調の家具や、革張りのソファなど、重厚感のあるインテリアとの相性は抜群です。空間に落ち着きと風格を与え、上質な空間を演出してくれるので、来客が多いリビングや、応接室など、特別な空間におすすめです。

  • お手入れ方法と注意点

木製ブラインドは、湿気に弱いため、水拭きは避けてください。水拭きをしてしまうと、木材が変形したり、割れの原因になる可能性があります。また、他の素材に比べると重量があります。取り付け場所は重量に耐えられる、しっかりした下地がある場所に設置する必要があります。

 

アルミ製

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長所:軽量、耐久性が高い
短所:デザインが少ない、冷たい印象

  • スタイリッシュな印象

種類も少なく、どちらかと言えばオフィスなどの施設向けのイメージではありますが、アルミの金属素材ならではのメタリックな質感やシンプルなデザインは、シャープで洗練された印象を与え、空間全体をクールに引き締めます。モダンな空間やインダストリアルなインテリアにぴったりです。

  • お手入がしやすい

アルミは汚れが付いても拭き取るだけで簡単に掃除できます。また、腐食や錆に強いため、長期間にわたって使用可能です。そういった点でも、オフィスなどの利用が多いこともうなずけます。

  • アルミならではの注意点

金属素材では避けられないのですが、スラット同士がぶつかり合うと金属音が発生します。また、薄く鋭利な素材のため、小さなお子さまがいる家庭やペットがいる家庭では安全の面でも避けた方がいいかも知れません。

 

部屋の用途や好みに合わせた素材選びのポイント

部屋の用途や好みに合わせた素材選びは、快適な空間づくりのポイントです。

  • リビング: 開放感とくつろぎを重視するなら、柔らかな印象の「布製」や温かみのある「木製」がおすすめです。
  • 寝室: 遮光性と防音性を重視するなら「布製」、特に遮光等級の高い生地がおすすめです。
  • キッチン: 水はねや油汚れが気になる場合は、防水性・防汚性に優れた「アルミ製」や「PVC製」が適しています。
  • 和室: 「木製」や和風の「布製」を選ぶと、落ち着いた雰囲気に調和します。
タチカワ ラインドレープ キッチン 寝室

キッチン:ガラス繊維に両面PVCラミネート / 寝室:遮光1級(C)生地

 

まとめ

バーチカルブラインドの素材選びは、デザインだけでなく、機能性やお手入れのしやすさも考慮することが大切です。それぞれの素材の特徴を理解し、ライフスタイルに合った最適な素材を選びましょう。また、実際に素材感や色味を確認することも、満足できるバーチカルブラインド選びには重要になります。

サンプルを取り寄せてもいいですが、ショールームに足を運ぶのもおすすめです。ショールームでは、質感や色味を確認することができる以外にも、バーチカルブラインドを実際に触って、使い勝手を確認することもできます。そして、専門のアドバイザーに相談すれば、部屋の雰囲気や用途に合わせて、最適な素材やデザインを提案してくれますよ。

▶関連記事:見て、触れて、相談できる!ブラインド・ショールームの活用方法

ショールームがお近くにない場合は、ブラインドを扱っている専門店に行く方法もあります。専門家のアドバイスを受けることで、後悔のない素材選びができるのではないでしょうか。ぜひ、ショールームや専門店に気軽に相談して、理想の空間を実現してください!

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