知って安心♪ブラインド快適ポイント – プライバシー編

,


ブラインドのさまざまあるメリットとして、光を自在にコントロールできる点があるのですが、スラット(羽根)の凹凸の向きを上手に操ることで視線をブロックできるのも、ブラインドの快適ポイントのひとつです。では、どうすればブラインドでプライバシーを守って、安心な暮らしが作れるのか?今回は3つのシーンで、視線をコントロールする方法をご紹介します。

 

  • 上からの視線をブロック


おとなりの2階の窓や、少し高い位置にある窓からの視線が気になる場合がありますよね。そんなときは、スラットの凸面を外側に向けて斜めにします。そうすると、上からの視線を遮りながら、外からやわらかな光を採り入れることができます。また、昼間なら直射日光を遮ることもできます。

 

  • 下からの視線をブロック

ブラインド 下からの視線をブロック
隣接した下の階や、通りに面した窓で下からや横からの視線が気になる場合は、スラットの凸面を室内側に向けて斜めにします。そうすると、下方向からの視線を遮ることができます。また、昼間なら光をたくさん採り入れることができるので、室内は明るく保てます。

 

  • 外からの視線をブロック(夜間)

ブラインド 夜間 外からの視線をブロック
夜間、リビングなどのプライベートな空間が、外を通る人に見られるのは嫌ですよね。そんなときは、スラットの凸面を内側(室内側)向けて完全に閉めてしまいます。やわらかな光を採り入れつつ上からの視線をブロックする場合と逆の向きです。つまり、凸面を明るい方にむけて閉める方が光が漏れにくくなり、夜ならシルエットが外に映りにくくなります。

 

  • 番外編

さらに細やかにコントロールする方法として、タチカワブラインドからは「パーフェクトシルキー スリーウェイ」、Nichibei(ニチベイ)からはセレーノシリーズの「ツインタイプ」として、上下分割でスラットの角度調整ができるブラインドがあります。

ブラインド タチカワ ニチベイ 上下分割操作
下からの視線をブロックするのに有効なのは上部採光です。上部採光にすると、下や横からの視線を遮ってプライバシーを守りながら、上部からやわらかい光を採り入れることができるので、部屋の明るさも損ないません。また、下部採光の場合は、上からの視線をブロックするのに有効です。下部採光にすると、上からの視線と、高い角度からの眩しすぎる日差しを抑えつつ、下部から光を採り入れて、風を通したり、外の景色を楽しむことができます。もちろん夜は全閉することにより、視線をカットしてくれます。

タチカワブラインド、ニチベイともに、上下の切り替え位置は1cm単位で指定できるので、上からの視線をブロックしたい窓の場合は、上部からどれくらい隠したらいいかをシュミレーションしてみたり、下や横からの視線をブロックしたい窓の場合は、外を通る人から見えない高さに指定するといいでしょう。

 

  • まとめ

いかがでしたでしょうか?光の調整もできて、風も取り入れながら、外からの気になる視線を遮ってくれるブラインド。環境や生活スタイルに合わせて、暮らしに寄り添い、心地よい快適な暮らしを実現できるアイテムのひとつになってくれるのではないでしょうか。