ご存じでしょうか。スラットの色柄やスクリーンの生地の選択以外にも、実はさりげなくオリジナリティを出したり、遊び心を入れたり、ブラインドを楽しむ方法があります。そんなポイントカラーでブラインドを楽しむ方法をご紹介したいと思います。
部品色で楽しむ
ブラインド製品の中で、ヘッド部分やボトム部分、操作部などの部品のカラーが選べる場合があります。縦型ブラインド(バーチカルブラインド)や、ロールスクリーンやプリーツスクリーンなどのスクリーン系の製品は選べることが多いです。
スラットや生地の色目に合わせるのがオーソドックスではありますが、ブラックなど敢えて濃いめの部品色を合わせてみてはいかがでしょうか。白い壁に黒いアイアンのカーテンレールを合わせているようなスタイリッシュなお部屋のイメージです。
窓のサッシが黒なら特におすすめできます。モダンスタイルやインダストリアルな空間に調和する、ブラックの部品色をぜひ合わせてみてください。
ラダーテープの色で楽しむ
横型ブラインドを選ぶときに「ラダーテープ」と言って、スラットの昇降コードを隠す布テープがあります。主にウッドブラインドでよく使われており、光漏れを防いでくれる役割があるのですが、ポイントカラーとして取り入れることもできます。
こちらも同系色を合わせることが多いです。しかし、スラットの色とラダーテープの色の組み合わせでオリジナリティが出せるので、お気に入りの組み合わせを探してみてください。
ニチベイ(Nichibei)のウッドブラインドカタログ「クレール」にはこのようなスラットとラダーテープの色合わせの見本が載っていて、とても参考になります。ラダーテープ仕様のブラインドを選ぶときは、是非サンプルも請求して、スラットとラダーテープの色合わせを楽しみながら試してください。
両方を楽しむ
タチカワブラインドの「アフタービート」とニチベイの「クオラ」、どちらも35mmや50mmの幅広いスラットの横型ブラインドです。このふたつなら、部品色もラダーテープも選べるんです。
オーソドックスなアルミブラインドは25mmや15mm幅ですが、35mmや50mmのスラットはよりおしゃれ感があります。その上、スラットのカラーもウッドブラインドにはないようなパステルカラーもあるので、より色合わせを楽しみつつ、自分だけのブラインドをコーディネートできそうです。
白いスラットに木目(ダークオーク)のヘッドとボトム、オリーブグリーンのラダーテープと、北欧風のナチュラルテイストによく似あう、素敵な組み合わせのブラインドです。
まとめ
ウッドブラインドのラダーテープはきっと知っている人も多いと思います。部品色でもワンポイントを入れられることをあまり意識したことはないのではないでしょうか。
つい最近もタチカワブラインドの電動ロールスクリーン「ホームタコス ラルクシールド」の部品色にブラックが新しく追加されました。黒の部品色はトレンドのブラック色の建材・建具などとより調和がとれます。
ラダーテープほどのカラーバリエーションはありませんが、スラットもしくは生地、壁紙、サッシ、調度品・・・空間に調和する色を選んでみてください。