白いブラインドで夏も快適!明るさ・涼しさ・デザインを全部叶える方法

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「日差しは気になるけど、部屋を暗くしたくない」「暑さをなんとかしたいけど、見た目もおしゃれにしたい」──そんな悩みに応えてくれるのが《ホワイト系のブラインド》なのですが、皆さんご存じでしょうか。実は今、「ホワイトのブラインド」が、明るさと暑さ対策を両立するアイテムとして注目を集めています。見た目にも爽やかで、インテリアに調和しやすい「ホワイトブラインド」。その魅力をご紹介します。

 

・なぜ“白”が選ばれているの?

ホワイトカラーには、光を乱反射させて部屋全体をやわらかく照らす効果があり、室内全体を明るく見せてくれます。特に採光が限られる北向きの部屋や、日中でも暗く感じやすい部屋におすすめで、午前中や午後の柔らかい日差しを受けて、自然な明るさが部屋に広がる感覚は格別でしょう。また、白は膨張色ともいわれ、空間を広く見せる効果があります。壁や天井と色を揃えることで、空間に一体感が生まれ、明るく開放的に感じさせてくれるでしょう。狭い部屋やワンルームにもぴったりです。

さらに、ホワイトはナチュラル・モダン・北欧・ミニマルなど、どんなスタイルにも馴染んでくれる万能色。家具や床材、壁紙の色を選ばずに調和しやすいため、「迷ったら白」という選択も定番になりつつあります。特にフローリングがグレーや明るめの木目の場合、ホワイトブラインドとの相性はとても良いでしょう。

 

・光を採り入れつつ、熱はカット

「遮光=暑さ対策」と思いがちですが、必ずしもそうではありません。遮光性が高いと部屋は真っ暗になりますが、白い遮熱ブラインドなら光を拡散させつつ、熱を反射してくれます。「遮光カーテンで閉鎖的だった部屋が、ブラインドに変えたら光が入り、気分も明るくなった」といった声も。日中も自然光を感じたい方には理想的な選択肢になります。

また、ブラインドには遮熱コーティングや熱を通しにくい素材が使われているタイプもあります。こういった機能性のあるブラインドで室温の上昇を抑えることで、冷房効率の向上にも一役買ってくれるでしょう。

 

・ブラインドとロールスクリーンどちらがいい?

同じような用途で使われるロールスクリーンと迷う人も多いかもしれません。ロールスクリーンは一枚布で全体を覆うため、すっきり見えますが、光の調光や風の通風は「開ける」か「閉める」の二択になりがちです。しかし、遮熱性の高い生地などが多く、フラットなので掃除がしやすいというメリットがあります。

一方、ブラインドは羽根の角度を変えることで”視線は遮るけど光と風は通す”という繊細な調整が可能です。特に日中のプライバシーが気になる人には、コントロール性が大きなメリットではないでしょうか。しかし、遮熱の性能は素材やコーティングに左右されやすく、埃が溜まりやすいため適度に掃除が必要になります。【調光性と通気性を重視するならブラインド】【遮熱性能とシンプルな見た目重視ならロールスクリーン】といった選びわけが有効です。

 

・失敗しないブラインド選びのための3つのポイント

1.白にもいろいろある!壁紙と”白のトーン”を合わせよう

一見シンプルに見える「白」ですが、実際には青みがかったクールホワイト、黄みを含んだアイボリーホワイト、ピュアなスノーホワイトなど、様々なトーンがあります。この違いを無視して選んでしまうと、設置後に「なんだかブラインドだけ浮いて見える…」という残念な結果になりかねます。特に注意したいのが、壁紙との色味のバランスです。たとえば、壁紙が黄みを帯びたオフホワイトなのに、青白いブラインドを選ぶと、両者の差が目立ち、空間全体がちぐはぐに見えてしまいます。購入前には、できるだけ現物サンプルを取り寄せて、昼と夜の光の下で実際に壁紙と並べて確認してみることをおすすめします。

 

2.掃き出し窓には「調光性のあるワイドタイプ」で光と目隠しを両立

床まである大きな掃き出し窓には、ブラインドの「調光機能」が大いに活躍します。調光とは、スラット(羽根)の角度を変えることで光の入り具合を調整できる機能のことで、朝の柔らかな光を取り入れたり、昼の強い日差しをカットしたり、時間帯に応じて快適な明るさを演出できます。また、大きな窓は外からの視線も入りやすいため、ブラインドの羽根を傾けることで”目隠しをしながら光を入れる”というコントロールが可能になります。特にリビングやバルコニーに面した窓では、開閉だけのロールスクリーンよりも、細かく光を調整できるブラインドのような製品の方が満足度が高くなる傾向があります。

 

3.西日が強い部屋には「遮熱性能」ありの製品を

午後の日差しが直接差し込む西向きの窓は、夏場の熱がこもりやすくなっています。こうした場所には、「遮熱性能付き」の製品がおすすめです。遮熱タイプのブラインドはスラットの表面に特殊なコーティング、遮熱タイプのロールスクリーンは生地に特殊な加工が施されており、外から入る日射熱を反射してくれます。購入時には「遮熱スラット」や「熱反射コーティング」といった文言が明記されているか確認しましょう。

 

・まとめ

「ホワイトブラインド」は、暑さを和らげつつ室内を明るく演出できる、デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムです。特に夏場は、遮熱効果や調光性を備えたブラインドを選ぶことで、エアコン効率が上がり、省エネにもつながります。また、ホワイトカラーならではの「部屋を広く・明るく見せる」効果もあるので、毎日の暮らしを快適にしてくれます。あなたの部屋にも、”明るくて涼しい”を叶える白いブラインドを取り入れてみませんか。

 

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