L型スラットのクレールグランツエルフォームFRをご紹介!

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2018年6月に、ニチベイでは木製ブラインドをモデルチェンジされ、業界初(※)のL型スラットとして発売された木製ブラインドがあります。それが「クレールグランツ エルフォームFR」です。このブラインドはスラット(羽根)をL型にしたことで、通常のI型スラットを使用した木製ブラインドとは、また違ったメリットを得る事ができます。今回はこちらの詳細をご紹介致します。

※業界初:2018年5月1日当時

ニチベイ 木製ブラインド クレールグランツ エルフォームFR

 

・高い遮蔽性

通常の木製ブラインドのスラット(羽根)は、スラット一枚一枚が水平の板になっています。すると、通常のスラットを全閉した場合、スラットの隙間から光が差し込むのを抑えるため、スラットとスラットが重なり合う箇所をつくる必要がありました。そうすると、スラットを全閉していてもスラットが斜めに傾いてしまい、どうしても多少の光が隙間から差し込んでくることを避けることができませんでした。

ニチベイ 木製ブラインド クレール 通常ブラインド I型スラット
しかし「クレールグランツ エルフォームFR」は、スラット一枚一枚の形がL型に作成されています。スラットにL型を採用したことで、スラットの重なりを作る必要がなくなり、スラットを全閉した際に、表面をフラットの状態にまで閉めることができるようになりました。そのおかげで遮蔽性も向上し、意匠性も高くなっております。また、オプションのサイドフレームを利用すれば、窓枠とブラインドの隙間からの視線をカットすることができ、さらに光漏れを軽減してくれます。

ニチベイ 木製ブラインド クレールグランツ エルフォームFR L型スラット 表面がフラットに閉められる
▼照度シュミレーション
照度シミュレーションを行った結果「クレール50」「クレールグランツ50」と比べても、外部からの光の侵入を遮ってくれていることが、写真からわかります。また「クレールグランツ50 エルフォームFR」でも、フラットにする面を屋外側にすることで、室内をより暗くすることができます。(フラット面を室内側にするか屋外側にするかは、製品を発注する際に選ぶ必要があります。)

「クレール」:スラットに穴を空け、昇降コードを通した通常のタイプ
「クレールグランツ」:スラットに穴を空けないでスラットを開閉させるタイプ
※商品名に記載されている「50」はスラット幅50mmを表します

ニチベイ 木製ブラインド クレールグランツ エルフォームFR 照度シミュレーション width=

 

・高い耐水性と防炎機能

クレールグランツエルフォームFRは、L型スラットを採用しています。そのため、表面に木目をあしらっていますが、樹脂素材で作成されたブラインドになります。樹脂素材を採用しているため、高い耐水性と防炎機能を備えており、金属部品も耐水性の高い部品が使用されているので、住宅だけでなく、ホテルや商業施設などでもご利用いただけます。

カラー展開は「ホワイト」「コーヒーブラウン」「ピュアナチュラル」「ビターブラウン」の全4色になります。

ニチベイ 木製ブラインド クレールグランツ エルフォームFR 樹脂素材スラット 高い耐水性 防炎機能有

 

・高い断熱性能

また、クレールグランツエルフォームFRでは、通常のスラットを使用した木製ブラインドと比べても断熱の性能が上がります。通常のブラインド「クレール50」なら、ブラインドを付けていない窓に比べて断熱性能が約12%アップでした。
しかし、L型スラットを採用し、スラットに穴を空けないでスラットを開閉させる「クレールグランツ50エルフォームFR」なら、約22%の断熱性能を上げることができるという測定結果が出ています。

ニチベイ 木製ブラインド クレールグランツ エルフォームFR 高い断熱性能

 

・まとめ

ニチベイの「クレールグランツ エルフォームFR」をご紹介致しました。ブラインドを閉じた面がフラットになるうえ、スラットがL型と、一般的なブラインドとは一味違ったユニークな木製ブラインドです。しかし、その機能性の高さは折り紙付きですので、快適なブラインド生活を叶えたい方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

ニチベイ 木製ブラインド クレールグランツ エルフォームFR スラットの見え方

 

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