ウッドブラインド(木製ブラインド)といえば、存在感たっぷりとおしゃれに、リビング・ダイニングの大きな窓についているイメージがありませんか。小さな小窓に幅の広い木製のスラットは不釣り合い?重たく見える?・・・そんなことはなく、小窓だからこそウッドブラインドの存在感がよりおしゃれな空間に仕上げてくれます。今回は、小窓×ウッドブラインドのコーディネート例をご紹介します。
天井付けですっきりと
窓枠の内側にすっぽりと納める天井付けは窓より前に出っ張らないので、窓まわりをよりすっきり見せることができます。アンティークブラウンの木製スラットで、ダイニングテーブルとサイドボードとの調和もよく、木の温もりを感じる、シンプルナチュラルな空間に仕上がっています。
3連のスリット窓に天井付けで木製ブラインドを取り付けています。白を基調とした部屋に無彩色なマットグレーのスラットを合わせてシャビーシックな空間になっています。木製でもカラーを軽めの色にすることで、窓まわりが主張しすぎずインテリアと調和し、なおかつ木の高級感も感じられるコーディネートです。
子ども部屋の小窓にスラットの組み合わせもオーダーメイドで仕立てた木製ブラインドを窓枠内にすっきり納めています。壁紙のグリーンもアクセントに、窓枠の白に合わせてヘッドボックスやメインのスラットカラーをホワイト系に、ベージュやライトグレーでグラデーションにして、子ども部屋らしい明るい雰囲気の遊び心のある窓辺です。
正面付けで存在感アップ
窓枠を覆うように取り付ける正面付けで小窓やスリット窓に木製ブラインドを取り付けると、壁より前に出る形でメリハリも付いて、程よい存在感を発揮してくれます。フローリング、ダイニングセット、壁を白でまとめたフレンチシャビーな空間にぴったりなシャビーホワイトの木製ブラインドを正面付けにして、壁の白とのコントラストもやわらかく、木製ブラインドの存在がでしゃばりすぎずも主張しています。
ダークブラウンの書棚とデスクの重厚な空間に、色調を合わせたマットな質感の木製ブラインドが、窓の存在をすっぽり隠すことでより落ち着きのある空間に仕上がっています。このように正面付けのもうひとつのメリットは光漏れの軽減です。集中したいワークスペースや、くつろぎたい寝室など、窓枠より大きく取り付ける正面付けにすることで、より光漏れを抑えることができます。さらにラダ―テープ仕様にすると、コード穴からの光漏れも抑えることができるのでおすすめです。
まとめ
小窓やスリット窓にウッドブラインドを取り付けたコーディネートを5パターンご紹介しました。天井付けの場合と正面付けの場合でのイメージの違いも感じていただけましたでしょうか。どの窓も木製のブラインドならではのぬくもりを感じることのできる、おしゃれで上質な空間に仕上がっています。
お部屋の窓すべてをウッドブラインドで揃えるのももちろんおしゃれですし、小窓は木製のブラインドにして、掃き出し窓にカーテンを合わせても素敵です。小窓のウインドウトリートメントを選ぶ際、ぜひ木製ブラインドも検討してみてくださいませ。
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