スリット窓用ブラインド – 2社徹底比較!

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部屋の中に風を通したり、光を入れたりするだけではなく、内観・外観ともに家のアクセントにもなるスリット窓。縦スリット、横スリット、どちらも細長くすっきりしたデザインがおしゃれな窓です。そのままでもおしゃれな窓ですが、直射で差し込む光がまぶしかったり、窓の場所によっては外からの視線が気になったりすることもあるのではないでしょうか。そのような時は、すっきりとしたデザインを損なわず、光と風が調整できるブラインドもおすすめです。

現在スリット窓用のブラインドが、タチカワブラインドからは「シルキー 小窓」、ニチベイからは「セレーノフィット25 スリット窓タイプ」として販売されています。今回は、この2社のスリット窓用ブラインドを比較してみたいと思います。

スリット窓用 ブラインド タチカワブラインド ニチベイ

  • スラット(羽根)

両メーカーとも、スラット幅はお手入れもしやすいスタンダードな25mm幅で、ベーシックタイプのスラットはもちろん、賢く省エネできる遮熱コートや、光が汚れを分解してくれる酸化チタンコート、汚れを落としやすくしてくれるフッ素コートなど、パンチングスラット以外はすべて選べます。

タチカワブランドならベーシック・ツートン・パール・遮熱・酸化チタン・酸化チタン+遮熱・フッ素・フッ素+遮熱・ビジュアル・マジカルの全297種類、ニチベイならベーシック・遮熱ベーシック・メタリック・遮熱メタリック・ツートン・遮熱ツートン・酸化チタンコート遮熱・フッ素コート遮熱・ウッドフェイス・マテリアルフェイスの全207種類と、両メーカー豊富なバリエーションが揃っているので、きっと気に入るスラットが見つかります。

 

  • 製作可能サイズ

スリムなスリット窓にすっきりと納まるブラインドは、もちろん小さい幅から作れます。両メーカーの製作可能サイズは以下の通りです。

【タチカワブラインド】
幅:15cm~44cm
高さ:11cm~300cm

【ニチベイ】
幅:10cm~44cm / 高さ:10cm~300cm
幅:45cm~80cm / 高さ:10cm~160cm
幅:81cm~100cm / 高さ:10cm~120cm
幅:101cm~120cm / 高さ:10cm~100cm
幅:121cm~170cm / 高さ:10cm~50cm

ご覧いただいてお気づきかと思うのですが、タチカワブラインドの「シルキー 小窓」は縦スリット窓や小さめのスクエア窓向けなので、横スリット窓の場合はニチベイの「セレーノフィット25 スリット窓タイプ」を選ぶといいでしょう。

 

  • 操作方法

操作方法もタチカワブラインド、ニチベイともに違いがあるので、それぞれご紹介します。

タチカワブラインドの操作方法は、“ポール式”か“ウィンク式”になります。ポール式は、左側についたポールでスラットの回転を操作して、右側についたコードでブラインドの昇降操作をします。ウィンク式はスラット回転操作は右側のコードで操作して、ブラインドの昇降はリモコンやコントローラーなど電動で操作するタイプです。

(ポール式の場合)
タチカワブラインド シルキー 小窓 操作方法

ニチベイは、“コード式”と“ダイヤル式”の2種類の操作方法があります。どちらもブラインドの昇降操作は左右どちらかについた操作コードで操作をします。スラットの角度を調整するときに違いがあり、コード式は操作コードの反対側についた回転コードを使って調整をして、ダイヤル式はヘッドボックス上部についているダイヤルを回すことによってスラットの角度を変えることができます。

ニチベイ セレーノフィット25 スリット窓タイプ 操作方法
縦スリット窓で横幅が狭い場合、左右両側に操作部品がついているより、片側だけの方が見た目もすっきりするので、タチカワブラインドの“ウィンク式”とニチベイの“ダイヤル式”はおすすめと言えます。しかし、ウィンク式はカタログ価格なら約6,000円程度ブラインド本体の価格が高くなってしまう点と、リモコンや受光部の部品など別途コントローラーを購入する必要があります。そして、ダイヤル式はヘッドボックスに手が届かないと操作ができないので、高い位置にある窓には向いていないことにも注意が必要です。

 

  • まとめ

タチカワブラインド、ニチベイともに、幅は5mm単位、高さは1cm単位のオーダーメイドでつくることができるので、スリット窓やスクエア窓などにぴったりきれいに納まるブラインドを取り付けることができます。取り付けたい窓の形や大きさ、位置などを考慮しながら、ご自身のライフスタイルやインテリアイメージに合うブラインドを取り付けて、スリット窓をおしゃれに飾ってください。