ブラインドを購入したけれども、窓枠の中にブラインドが入りきらない、家具などにブラインドの端が当たってしまうので、少しだけブラインドの幅を自分でつめたい。そんな時に必要な工具を用意して、幅をつめるメンテナンスマニュアルをタチカワブラインドさんが公開されています。対応製品はタチカワブラインドの「シルキー・シルキーカーテン」で、普段からDIYが得意な方向けの内容となっておりますが、作業自体はシンプルな内容なので見ていきましょう。
対応製品:シルキー、シルキーカーテン(ノンビスタイプは不可)
必要工具:メジャー、金のこぎり、ヤスリ、スラットカッター
タチカワブラインド:幅つめ方法
幅つめ方法
1. メジャーで幅を短くしたい長さを計り、ヘッドボックスとボトムレールにマジックなどで印をつけてください。ヘッドボックスの切断できる長さには限界がありますので、ヘッドボックス内の部品の位置を確認し、切断してしまわない長さまでをカットしましょう。
2. 専用スラットカッターでスラット(羽根)部分をカットしていきます。
※スラット(羽根)の幅により、スラットカッターが異なります。
※ハサミなどでの代用も可能ですが、スラットの角で手を切りやすくなるので、ヤスリなどで角を丸くするなどしっかり対応しておきましょう。
3. ヘッドボックス部分(上部メカ部分)とボトムレール部分を金のこぎりで切断していきます。
4. 切断した切り口をヤスリで整えます。危険防止のため十分行っておきましょう。
※スラット部分は10枚程度束ねて行うと折れ曲がりにくく、かけやすくなります。
5. ボックスキャップ・ボトムキャップをもとの位置にはめ込みます。以上で幅つめ終了です。
・まとめ
ブラインドの幅つめ方法をご紹介いたしました。基本的な手順は単純なので、工具が揃えば自分でブラインドを幅つめすることは可能です。ただ、金のこぎりは歯が悪いと上手に切れないので、切りやすいものを使用しましょう。なお、最近の新製品(遮蔽性の高いブラインド)や、ブラインドの昇降コード穴・操作ポール(操作コード)位置の関係で自分でのカットが難しい製品などもあります。ブラインドを幅つめする際は、幅つめ可能な製品かを確認し、手元に十分注意しながら作業しましょう。
※修理や調整に伴う事故・製品の破損につきましては、弊社は責任を負えません。タチカワブラインドなど、ブラインドメーカーに問い合わせするなどして、可能な作業かを確認のうえ、慎重に作業を行いましょう。