縦のラインが美しく、空間をすっきり広く見せてくれるバーチカルブラインド(縦型ブラインド)。
正面付けか天井付けかで迷う方が多いですが、実は取り付け方法は 「正面付け」「窓枠内天井付け」「カーテンボックス内」「天井直付け」 の4種類あります。
見た目だけで選ぶと、後から「窓が開けにくい」「たたみ代が邪魔」「干渉する」と後悔しがち。DIYで取り付けるなら、下地・奥行き・たたみ代・操作方法の4点を必ず確認することが重要です。
この記事では、それぞれの違いと、失敗しないための具体ポイントをわかりやすく解説します。
バーチカルブラインドの取り付け方は4種類
1)正面付け(窓枠外側・壁面に取り付け)

窓全体を覆うように取り付ける方法で、一般的なカーテンと同じイメージです。窓枠の外側や壁面にレールを取り付け、左右も窓より大きめに作ることで、光漏れを軽減し、窓を大きく見せる効果があります。また、ヘッドレールが見えるので、例えば写真のようにレールの色で楽しむこともできます。
- メリット
- 光漏れが少ない
- 窓を大きく見せられる
- 取り付け位置の自由度が高い
- デメリット
- 部屋側に少し出っ張る
- たたみ代(ルーバーを開けたときに片側へまとまる厚み)を考慮しないと開閉の邪魔になる
なお、壁面に正面付けをするときは、下地がある場所かを必ず確認することが必要です。石膏ボードのみの場所に取り付けるとネジが効かず落下してしまうので、取付け位置は必ず事前に確認して採寸してください。
2)天井付け(窓枠内にすっきり納める)

窓枠の内側にレールを収める方法で、部屋側に出っ張らず、すっきりとした印象になります。木枠であることが多く、取り付けやすいのも特徴です。
- メリット
- 見た目がすっきり
- 部屋に圧迫感が出ない
- デメリット
- 奥行きが必要
- たたみ代で開口部が狭くなることがある
バーチカルブラインドはルーバー(スラット)が80mmや100mmと幅が広いので、奥行きは最低8cmは必要です。(※製品により異なるため、必ず取付寸法を確認)スタイルによってはそれ以上必要になる場合もあります。奥行き不足だとルーバーが干渉するため、購入前に必ず確認しましょう。
また、正面付けでも説明した「たたみ代」が窓枠の内側に発生します。その分、開口部が小さくなって景色が見え辛かったり、窓の開閉時に邪魔に感じるかも知れないので、使い勝手のいい寄せ方(操作方法)を考えて選ぶといいと思います。
3)カーテンボックス内の天井付け

既にカーテンボックスがある場合は、この方法になります。レールが隠れるため、見た目が非常にすっきりします。最近は天井を掘り上げた埋め込みタイプも人気です。
- メリット
- レールが見えず美しい仕上がり
- 下地の心配が少ない
- デメリット
- 奥行きが必要(最低10cm、場合によっては18cm以上)
- 横幅はボックス内寸から1cmほど引く必要がある
4)天井に直付け(窓の真上の天井に取り付け)

窓のすぐ上の天井に直接取り付ける方法で、壁と一体化して見えるため、部屋が広く見える効果があります。特に掃き出し窓との相性が抜群です。
- メリット
- 天井が高く見える
- 空間が広く感じられる
- バーチカルブラインドの縦ラインが最も映える
- デメリット
- 天井に下地が必要
- 重量があるため、下地が弱いと取り付け不可
天井に下地があるかが最重要です。石膏ボードだけだともちろん落下してしまいますし、下地の強度が弱い場合もおすすめできません。必ず下地の有無を確認してください。新築やリフォームの場合は、事前に「ここに下地を入れてほしい」と伝えると安心です。
4つの取り付け方の違いを比較
| 取り付け方 | 見た目 | 光漏れ | 必要な奥行き | 向いている窓 |
| 正面付け | 存在感あり | 少ない | 少なめ | 小窓〜大窓全般 |
| 窓枠内天井付け | すっきり | やや多い | 8cm以上 | 小窓・腰窓 |
| カーテンボックス内 | とてもすっきり | 普通 | 10〜18cm | カーテンボックス付き窓 |
| 天井直付け | 最も広く見える | 普通 | 少なめ | 掃き出し窓・大窓 |
バーチカルブラインドで後悔しやすい3つのポイント
- たたみ代の位置を考えずに注文した
- 窓ハンドルや網戸と干渉した
- 下地を確認せずに取り付けた
特に掃き出し窓では、ルーバーが片側にたまることで出入りの邪魔になるケースが多く見られます。注文前に「寄せ方向」と「開閉動線」を必ず確認しましょう。
まとめ
バーチカルブラインドの正面付けと天井付け、どちらが正解かは一概に言えません。
- 光漏れを抑えたい → 正面付け
- 窓枠内に収めたい → 窓枠内天井付け
- ボックスがある → ボックス内
- 空間を広く見せたい → 天井直付け
ただし、下地の有無や窓の構造によって選べる方法が変わるため、事前の確認が大切です。お部屋に合った取り付け方を選んで、バーチカルブラインドで窓辺をおしゃれに演出してください。
よくある質問(FAQ)

Q.正面付けと天井付け、光漏れが少ないのは?
→ 一般的には正面付けのほうが光漏れを抑えやすいです。
Q.窓枠内に付けたいけれど奥行きが足りない場合は?
→ 正面付けに変更するか、ルーバー幅が狭い製品を検討します。
Q.DIYが不安な場合は?
→ 下地確認が難しい場合は施工業者へ依頼するのが安全です。

