賃貸住宅や持ち家に限らず、「ブラインドに変えたいけれど、壁に穴を開けるのは抵抗がある…」「窓枠にビスは打てない」という悩みは非常に多く寄せられます。
実はこの課題、“カーテンレールを使ってブラインドを取り付ける” という方法で解決できます。
カーテンレールはほとんどの住宅に標準装備されており、賃貸でも原状回復の妨げにならないため、もっとも手軽で安全な取り付け方法のひとつです。
この記事では、
- カーテンレールでの取り付けが向いている人
- 必要な道具とその選び方
- 取り付け手順を画像付きで詳しく解説
- 取り付けられないケースや注意事項
- 賃貸でやってはいけないNG例
などを整理しました。

カーテンレールにブラインドを取り付けるメリットは?
ブラインドをレールに取り付けられると知ると、このような心配をするのではないでしょうか。
「本当に大丈夫なの?」
「落下したり壊れたりしない?」
まずは、この取り付け方法のメリットと適性をしっかり理解しましょう。
賃貸でも原状回復を損なわない
賃貸では「ビス跡=原状回復義務」と見なされることが多く、窓枠や壁へ穴を開けることは避けたいところ。しかし、カーテンレールはもともと管理会社が設置した設備のため、そのレールを使うのはなんの問題ありません。
壁を傷つけず、退去時の不安もゼロです。
工具が少なくても簡単に設置できる
必要なのは「取付金具」と「ドライバー」だけ。DIYに慣れていない人でも、10〜20分あれば十分に作業できます。
カーテンレールを活かすことで窓周りの自由度が広がる
大掛かりな工事が不要なので、
・季節ごとの模様替え
・インテリアの雰囲気を変える
・遮熱・遮光性を高める
など、ブラインドによるイメージチェンジや環境改善が気軽にできます。
ブラインドをカーテンレールに取り付けるために必要なもの
必要な道具はわずか2つ。初心者でも揃えやすい内容です。
用意するもの(最小セット)
| 用意するもの | 内容・役割 |
| カーテンレール取付金具(レールビス・専用ブラケット) | カーテンレールに取り付けるための必須金具 |
| プラスドライバー | 取り付け金具やブラケットを締める際に使用 |

ブラインドの注文時に「カーテンレールに取り付けます」と伝えると、専用金具が無料で付属する場合があります。カーテンレールに取り付けることが決まっている場合は、忘れずに伝えてください。
もし、あとから必要になった場合は、ブラケット(取付け金具)と同じ数を購入しましょう。
【完全版】カーテンレールにブラインドを取り付ける手順
初めて作業する人でも迷わないように画像付きで解説します。
STEP1 レールキャップを外し、ランナーをすべて取り除く

カーテンを吊るすための小さな金具(ランナー)は邪魔になるため、必ず最初にレールから抜いておきます。レール端のキャップはドライバーで外せるものがほとんどです。
STEP2 取付金具とブラケットを仮止めする

ブラインドのブラケットと、カーテンレール用金具をネジで軽く固定します。この段階では「仮止め」でOKです。後で位置を微調整するため、強く締めすぎないようにしましょう。
STEP3 レールに金具をスライドさせて位置を合わせる

レールの端から金具を差し込み、ブラインド幅に応じて均等になるよう位置を調整します。
ポイント:
・メーカー指定の「ブラケット間隔」を守る
・左右のバランスを取りながら配置する
最終位置が決まったら、仮止めしていたネジをドライバーでしっかり固定します。
STEP4 レールキャップを戻し、ブラインドを取り付ける

レールキャップを再度はめたら、ブラケットにブラインド本体をカチッとはめます。この瞬間、見た目が一気に整い、窓がスタイリッシュに変わります。
完成!

必ず確認すべき注意点|取り付けできないケースや失敗例
1. 装飾レールは取り付け不可

それは写真のような装飾レールと呼ばれるものです。取り付けができるのは「C型」や「角型」などの機能レールや一般カーテンレールと呼ばれるシンプルなタイプのカーテンレールになります。ブラインドをカーテンレールに取り付けたい場合は、レールの形を確認しましょう。
| レールの種類 | 取付可否 |
| C型レール | ◎可 |
| 角型レール | ◎可 |
| 装飾レール | ×不可 |
| カーブレール | ×不可 |
2. ダブルレール(Wレール)は「奥側」に取り付ける

特に正面付けのWレールの場合、奥側(窓側)のレールに取り付けるのがおすすめ。
手前側に取り付けると、
・落下リスク
・レールの変形
・操作時の負担増
が起きやすくなります。
ちなみに…天井付けの場合は、前後どちらでもレールに掛かる負荷は変わらないので、前側に取り付けても大丈夫です。
3. 重量のあるブラインドは取り付けNG
カーテンレールは本来カーテン用につくられており、重量に限りがあります。
以下の製品は基本的にNGです。
- ウッドブラインド
- 縦型ブラインド
- ダブルタイプのスクリーンもの
また、カーテンレール取り付けOKのブラインドでも、大型サイズを検討する場合は、レールの耐荷重を必ず確認しましょう。カーテンレールがしっかり付いているか?ぐらついたりしていないか?も注意が必要です。どれくらいの重さになるのかを確認したい場合は、ブラインド専門店やブラインドメーカーに相談しましょう。
賃貸での取り付けが不安な方へ|よくある質問と回答

Q1. 落下することはないの?
正しく取り付ければ問題ありません。
ただし 「装飾レール」は取付けできません。また、「劣化したレール」 は注意してください。
Q2. 重さはどれくらいまで大丈夫?
一般的なアルミブラインド(小〜中サイズ)であれば問題ありません。
重量が不安な場合は
「ブラインドの幅と高さ」
「レールの取り付け強度」
を確認しましょう。
Q3. 原状回復の心配は?
金具はレールに挟むだけなので、レール本体に傷がつくことはほぼありません。
壁や窓枠にビスを打たないため、賃貸でも安心です。
カーテンレール取り付けが向いている人・向いていない人
向いている人
- 賃貸で穴あけ工事ができない
- 手軽にブラインドへ模様替えしたい
- 工具をあまり持っていない
- 大きすぎない窓につけたい
向いていない人
- 大型窓でブラインドが重くなる
- 装飾レールしか付いていない
- 天井に直付けのスッキリ感を求める場合
ブラインドの取り付けで後悔しないためのチェックリスト

作業前に必ず確認しておきたいポイントはこちら。
- 一般的な機能レールである
- レールキャップの取り外しができる
- レールの下地がしっかりしている
- ブラインドの重量がレールに耐えられる
- 取り付け位置のバランスが合っている
この5つが揃っていれば、まず失敗しません。
まとめ|カーテンレールを活用すれば賃貸でもブラインドのある暮らしは実現できる
カーテンレールを使った取り付け方法は、
・穴あけ不要
・工具最小限
・女性でも一人で作業しやすい
というメリットが揃った非常に便利な方法です。
正しい金具と手順さえおさえれば、賃貸でも美しく安全にブラインドを設置できます。
「今のカーテンレールにブラインドを取り付けられる?」
「賃貸でもできる方法が知りたい」
という悩みを持つ方にとって、最も現実的な選択肢になります。
ぜひ今回の内容を参考に、安全で快適な窓まわりを実現してください。

