横型アルミブラインドといえば、どのメーカーでも基本的には同じ形です。しかし、各メーカーで操作方法や部品名など細かい部分が異なってきており、各メーカーで見比べられている方は混同されることも多いかと思います。今回は、各メーカーの一般的な横型アルミブラインド各部名称と主な役割を案内致します。(対象製品→ タチカワ:シルキー ニチベイ:ユニーク TOSO:スラット、ニューセラミー)
・ワンポール式
スラットの回転操作をする操作棒に昇降コードを内蔵した操作方法です。
※TOSOではマルチポール式とも呼ばれます。(各メーカーで呼称が違う部分はオレンジ色にて記載)
【1】ヘッドボックス:ブラインド最上部に付く機械部分です。
【2】スラット:ブラインドを構成する薄い板(羽根)の呼称です。
【3】ブラケット:ブラインドを取り付けするための金具です。ブラケットをビスで取り付け、そこにブラインド本体をセットします。メーカーによって形状が異なります。
【4】昇降コード:ブラインドを昇降するために各スラット(羽根)に通されているコードです。
【5】コードフック:【7】部品を引っ張った際に下に垂れ下がる昇降コードを引っ掛ける部品です。
【6】グリップ:スラットを開閉操作するために回転させる部分です。
【7】(イコライザー・コード止め・コードタッセル):スラットを昇降操作するために引く部品です。
【8】ボトムレール:横型ブラインドの下部のレール部品です。
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・ポール式
ブラインドの昇降はコードで、スラットの角度調節は操作棒で行うオーソドックスな操作方法です。
※TOSOではコード&ロッド式とも呼ばれます。(各メーカーで呼称が違う部分はオレンジ色にて記載)
【9】(チルトポール・操作棒・ロッド棒):スラットを開閉操作するために回転させる部分です。
【10】(コードイコライザー・コード止め):スラットを昇降操作するために引く部品です。
【10】(操作コード・昇降コード):スラットを昇降操作するために引くコードです。
【11】セーフティージョイント:操作コードに重さがかかると、ジョイント部が分離する仕組みの部品です。
※子供などが引っ掛かった際に外れる部品です。
・まとめ
各メーカーで一般的な横型アルミブラインドの各部名称を案内いたしました。以外に各メーカーで名称が異なることがわかっていただけるかと思います。また、今回記載した名称は2017年11月2日現在の内容になります。名称の変更や新製品などで変わることも多々ありますので、一つの参考になりましたら幸いです。