初心者でも安心!ハニカムスクリーンの掃除・お手入れ方法と裏技メンテ術

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リビング ハニカムスクリーン

「ハニカムスクリーンってどうやって掃除するの?」「ホコリやカビが気になるけど洗っていいの?」
そんな悩みを抱えていませんか?

本記事では、ハニカムスクリーンの正しい掃除方法と日常のお手入れポイント、やってはいけないNG例を徹底解説します。大切なインテリアを長く美しく使うためのコツをわかりやすくお伝えします。

 

ハニカムスクリーンとは?構造と素材を理解しよう

ハニカムスクリーンのハチの巣構造のアップ

ハニカム構造の特徴

ハニカムスクリーンは、蜂の巣のような六角形の空気層を持つ生地で作られており、以下のような機能性で人気です。

  • 断熱・保温性が高い
  • 見た目がすっきりして美しい
  • コードが生地内部を通っているので、光漏れが少ない

ただしこの構造ゆえに、内部にホコリが入りやすいというデメリットもあります。

 

ハニカムスクリーン掃除の基本

毛はたき

乾いたホコリにはハンディモップやハタキ

最も多いトラブルが「ホコリの蓄積」です。これを防ぐためには、ちょっとした日ごろのお手入れが大切です。

ホコリ対策の手順:

  1. ハニカムスクリーンを降ろした状態にする
  2. 柔らかいハンディモップやハタキで、上から下に向かって優しくなでる

ポイントは「力を入れない・押し込まない」こと。生地を折ったり曲げたりするとシワが付き、痕が残ってしまうので優しく。そして、ホコリは上から下に落ちるので、ホコリを払うときも「上から下」です。

 

落ちにくい汚れやカビには?

掃除道具

水拭き・部分洗浄の方法

水拭き可能な部品部分は柔らかい布を使って水拭き、もしくは中性洗剤を200倍程度に薄めたもので軽く拭き取ることはできるのですが、スクリーン生地部分は基本的に水拭きNGです。

 

やってはいけないNGメンテナンス3選

以下のような掃除方法は、ハニカム構造の崩壊や生地の劣化を招く恐れがあるため避けましょう。

  • スチームクリーナーや高温のアイロン使用:接着剤が溶ける恐れあり
  • スクリーン生地の洗濯、水拭き:シミや生地の型崩れ、ハニカム構造が潰れる可能性
  • 硬いブラシや研磨スポンジの使用:表面の生地を傷つける危険性大

 

ハニカムスクリーンを長持ちさせる3つのコツ

日々のちょっとした工夫で、より長く美しく使い続けることも可能です。

  • 定期的に開閉する:空気の流れを作り、湿気やホコリを防ぐ
  • 結露対策を行う:冬場は窓に水滴がつかないよう結露はこまめに拭いたり、少し窓を開けるなどする
  • 日ごろからこまめにホコリをはらう:ホコリがこびりついてしまう前にはらうことが大事

 

プロが教える“裏技”掃除法:ドライヤーで内部のホコリを飛ばす

ハニカムスクリーンの大きな特徴である「蜂の巣状の空気層」。この中にホコリが溜まってしまうと、普通のハンディモップではなかなか取り除けません。

そんなときに役立つのが ドライヤーを使った裏技 です。安全に取り入れられるお手入れ方法として、実際にタチカワブラインドの公式の動画でも紹介されています!

手順:

  1. スクリーンを完全に降ろす
  2. ドライヤーを「冷風モード」に設定
  3. ハニカム構造の中にドライヤーの風を通してホコリを吹き飛ばす

温風を使うと接着部が傷む恐れがあるため、必ず冷風で行うのがポイントです。中にたまったホコリが風で吹き出され、見た目もスッキリと清潔になります。

 

まとめ|正しいメンテナンスで快適&長寿命な暮らしを

ハニカムスクリーンを長くきれいに使うためには、毎日のちょっとした工夫がとても大切です。ホコリを軽くはらったり、結露を拭き取ったり、時々しっかり開閉するだけでも十分効果があります。

そこに今回ご紹介した裏技も加えれば、より安心して使い続けられます。無理なく続けられるお手入れで、お部屋を心地よく保ってくださいね。

 

ハニカムスクリーンに関するよくある質問(Q&A)

Q1. ハニカムスクリーンは水洗いできますか?
A. 基本的に水洗いはNGです。生地が水を吸うと型崩れやシミの原因になります。汚れが気になる場合は、部分的に中性洗剤を薄めた布で軽く叩くように拭き取りましょう。ただし上記のリスクはあるので、自身の責任のもと行ってください。

Q2. 毎日の掃除はどのくらいの頻度で行うのが良いですか?
A. 週1回程度、ハンディモップでホコリを払うだけでも十分です。結露が発生しやすい冬場は、湿気がカビの原因になるので、結露防止対策や窓拭き、こまめな換気がおすすめです。

Q3. 掃除機で吸っても大丈夫ですか?
A. 可能ですが、必ず「弱モード」またはブラシノズルを使用してください。強い吸引は生地を変形させたり、ハニカム構造を崩す原因になります。

Q4. 長持ちさせるための一番のコツは?
A. 「ホコリをためない」「結露を防ぐ」「定期的に開閉する」の3つです。とくに冬の結露対策は、カビ防止と寿命延長の鍵になります。

 

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