ニチベイではウッドブラインド(木製ブラインド)の操作コード交換方法を公開されています。ウッドブラインドを長く使用していると操作コードが摩耗したり、切れたりしてくるのですが、操作コードを自分で購入して交換を行うことができれば、使い続けることもできます。今回は「クレールエコウッド」「クレール(~2007年3月販売分)」「クレール ループコード式(2007年4月~販売分)」「クレールグランツ(2007年4月~販売分)」の操作コード交換方法をご案内致します。
※交換方法の難易度は中程度(☆3段階表示中の☆2)になり、DIYが得意な方向けです。
・操作コードを交換する前に
操作コードを交換するために、新しい操作コードを用意してください。現在使用しているブラインドの操作側とは反対側のヘッドボックス底面部分に、商品に関する情報を記載したメンテナンスシールが貼付されています。操作コードのカラーはスラットカラーによって異なってきますので「年月」「品名」「色柄」を確認し、ブラインド購入店またはブラインド販売店に「メーカー名」「年月」「品名」「色柄」「必要な長さ」を伝えて、操作コードを購入しましょう。※「受注番号」を伝えていただくと、メーカー側で商品に関する情報を調べていただくこともできます。
・操作コード交換方法1
※メンテナンス難易度☆2
対応製品:クレールエコウッド・クレール(~2007年3月販売分)
必要工具:スパナ
1.ホイールケースカバーを外します。
2.スパナなどで中央のボルト部分を回し、外します。ホイールから操作コードを外し、新しい操作コードに入れ替えます。
3.中央のボルト部分を締め直し、ホイールケースカバーを付け直して終了です。
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・操作コード交換方法2
※メンテナンス難易度☆2
対応製品:クレール ループコード式(2007年4月~販売分)・クレールグランツ(2007年4月~販売分)
必要工具:プラスドライバー、マイナスドライバー、ラジオペンチ
1.操作コードの奥側を引いて、シャフト止め部分のネジが上に向くよう調整してください。ネジをドライバーで少し緩め、操作ユニットを引き抜きます。
2.マイナスドライバーなどを使用して、ホイールカバーが破損しないよう注意しながら、ホイールカバーを操作ユニットから外してください。
3.コードガイド部分を固定しているピンをラジオペンチで抜き取り(2箇所)、コードガイドを取外します。
4.コードガイドから操作コードを抜き、操作ユニットのプーリーにかかっている操作コードを外します。
5.新しい操作コードを、コードにねじれが無いよう注意しながらホイールカバーに通します。そして、コードガイドを2本のピンで固定してください。
6.操作コードにねじれがないよう注意しながら、コードを操作ユニットのプーリー部分に取り付けます。(操作勝手により操作ユニットへの通し方が異なります。注意ください。)
7.ホイールカバーを操作ユニットに差し込み、操作ユニットの突起部分をホイールカバーの溝にしっかり固定させます。その後、操作ユニットをヘッドボックスに挿入し、ネジをドライバーで回してシャフトに固定して終了です。
・まとめ
ニチベイのウッドブラインド操作コード交換方法をご紹介いたしました。交換する方法はとてもわかりやすい内容です。しかし、操作コードをねじれた状態で取り付けてしまうとスラットの昇降や開閉に支障が出てしまう可能性があります。交換される際は、慎重に作業を行ってくださいませ。
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