プリーツスクリーンのスクリーン生地は交換することができます。タチカワブラインド・ニチベイでは「取替え用生地」と呼ばれる、プリーツスクリーンの交換生地を販売されており、生地を交換する方法をホームページ上で公開されています。そのため、個人で生地を交換していただくことが可能なのですが、TOSOではその方法が公開されていません。
では、スクリーン生地を交換できないのでしょうか?ご安心ください。TOSOでもプリーツスクリーンの生地を交換することができます。今回はこちらをご紹介いたします。
・TOSOでスクリーンを交換したい場合
実は、TOSOでもプリーツスクリーンの交換用生地を用意されています。しかし、個人でスクリーンの交換を行うことは大変難しいそうで、メーカーで修理という形でプリーツスクリーンの生地交換を受けられています。どうしても生地を交換したいという方は、メーカーへ交換を依頼しましょう。
まず、購入されたプリーツスクリーンには「メンテナンスシール」と呼ばれる、お客様が製品を購入された時の製品情報を記載したシールが添付されています。(「製品名:しおり」なら、ボトムレール右側底面辺り)そこに記載されている受注No.を確認しましょう。
受注No.を確認できたら、プリーツスクリーンを販売している販売店に、製品情報を照会してもらってください。使用されている製品が古すぎる場合、交換用のスクリーンがメーカーで用意できない場合があります。
しかし、色柄品番が変わっていても継続している生地や、違う生地で交換に対応できる場合もありますので、販売店からメーカーに確認してもらいましょう。交換できる生地があった場合は、販売店にてメーカーへのスクリーン交換依頼を出せば、生地を交換していただけるはずです。
・生地を交換するメリット
プリーツスクリーンは、水に濡れると変色する場合があり、水洗いが難しい製品です。そのため、基本的な手入れはハタキやハンドモップなどで埃を払い落とす方法になるのですが、長年使用したスクリーンは埃や汚れが付着したり、紫外線を浴びたことからの色あせなどが起こってきます。また、子供がスクリーンで遊んでしまい、シワやクセが生地に残って元の綺麗な状態に戻らないことなどがあると、せっかくインテリアに合わせてコーディネートした窓周りが、途端に目の付く気になる場所になってしまいますよね。
そんな時に生地を交換できれば、製品を買いなおしたように窓周りを綺麗にすることができます。また、生地交換の際に色や柄を変えれば部屋の模様替えにもなり、今までとは違った雰囲気を楽しむこともできるので、おすすめです。
・まとめ
TOSOでのプリーツスクリーン生地交換方法をご紹介いたしました。TOSOでは、メーカーに修理依頼という形で生地を交換していただくことができますので、生地交換の際に参考になりましたら幸いです。
また、タチカワブラインドとニチベイは交換生地を販売されていますが、個人で修理できるのは「シングルスタイル(シングルタイプ)」と呼ばれる、一枚のスクリーンを吊るすタイプのみになります。上下を透過性のあるスクリーンと透過性のないスクリーンを組み合わせた「ツインタイプ」は個人での修理が難しくなるため、メーカーへ生地交換ができるか確認する必要があります。ご注意くださいませ。
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