天然素材の温かみがあり、オシャレに窓辺を彩ることができることで、近年人気があるウッドブラインド(木製ブラインド)。時代に左右されず、飽きの来ないデザイン性の高さから、様々なコーディネートスタイルに合わせることができます。しかし、ひとえにウッドブラインドといっても、ブラインドの色によって印象は変わってくるため、どの色が部屋に合うのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
今回は、ウッドブラインドの色傾向ごとの特徴を、施工事例と合わせてご紹介致します。
・ホワイト系
部屋を明るくみせることができる色合いです。ウッドブラインドはスラット(羽根)の幅が広く、ヘッドボックスの厚みがあるため、取付けることで部屋を暗くする場合があります。しかし、明るい色は光を反射してくれるので、室内を明るくし、清潔感のあるすっきりとした広い室内を演出してくれます。
ブラインドのシャープなイメージと色合いが、シックやシンプル、北欧・モダンなどのスタイルにぴったり合ってくれるはずです。また、ホワイトや明るいグレーなどの色合いは、ホコリなどが目立ちにくくなるので、お手入れも程よく手を抜きたいという方におすすめです。
・ナチュラル系
ウッドブラインドのもつ自然なあたたかみや優しさを最大限に引き出してくれる色合いです。家具やフローリングにもよく使われている色合いのため、他のインテリアと調和がとれやすく、安心感のある空間に仕上がります。
程よい明るさと木製の良さが引き出されていることで、ナチュラルスタイルやカントリースタイルの部屋はもちろん、畳などの天然素材を使用した和空間にも馴染みやすいです。
・ミディアムブラウン系
ナチュラルとダークブラウンの間に位置する、濃さと明るさが程よい色合いです。一般的にウッドブラインドのカラーといえば、木をイメージするこのカラー系統を想像する方が多いのではないでしょうか。木製ブラインドの個性を主張しつつも、フローリングや木製家具に合わせやすい色合いで、安定感のある空間を作りやすい人気のカラーです。
また、暖色系の家具と相性がよく、組み合わせることで室内を温かみのある華やかな空間に仕上げることもできます。
・ダークブラウン系
シックで落ち着いた雰囲気にすることができる色合いです。深みのある色合いと、木材の質感が高級感を引き出し、室内のグレードを引き上げてくれます。ゆったりとした時間を過ごしたい書斎や、心地よく眠って疲れを癒す寝室、洗練された空気感を演出したい場所にぴったりのカラーです。
また、重厚な色合いはウッドブラインドの存在感を引き出してくれますので、家具のように窓辺を印象的に飾ることができるでしょう。ヴィンテージやモダン、ブルックリンスタイルによく合います。
・ショップ / カフェ
ウッドブラインドはデザイン性の高さと、洗練された空気感の高さから、ショップやホテル・カフェなどの商業施設にもぴったりの製品です。ワンランク上の上質な質感が、訪れる来訪者にくつろぎの空間を提供してくれます。
・まとめ
ウッドブラインドの色傾向ごとの特徴と施工事例を紹介致しました。ウッドブラインドの持つ柔らかい雰囲気と、クラシカルな印象は、室内を落ち着いた安らぎの空間に仕上げてくれるため、おすすめの窓装飾品です。ウッドブラインド(木製ブラインド)を取付けたいという方は、ぜひ色々な施工事例を見て、部屋にぴったりの色合いを見つけて下さい。