デザイン性が高く、温かみがあるので室内を優しい印象にしてくれる木製ブラインド(ウッドブラインド)。木製の家具などと合わせやすく、幅広いインテリアスタイルに対応できる人気のウィンドウトリートメントです。近年はその中でも「白」や「ホワイト系」の木製・ウッドブラインドに人気が出ています。その理由を今回はご紹介致します。
・ウッドブラインドの良さとは?
まず、ウッドブラインドの良さと言えば、外から入る光の量を調整できることです。時間帯や天気で変わる光の量を、スラットの角度を調整することで細かく調光することができます。また、天然木スラットを使用しているものと樹脂製(浴室用)のスラットを使用しているものとありますが、自然な色合いや木目を表現されているため、高級感や温かみがあり、部屋を落ち着いた雰囲気にしてくれます。木目調のインテリアにも合わせやすく、畳の色や障子の枠色と合うため、和室などでも使用することができます。
また、木製のブラインドはスラットに厚みがあるため、アルミ製のブラインドのように少しの力で折れ曲がってしまう心配が少ない点もポイントですね。
・白いウッドブラインドが選ばれる理由
それでは、ウッドブラインドで「白」を選ぶ理由は何でしょう。まず、住宅の室内に白い壁が使われていることが多いことがあげられます。白い壁に白の木製ブラインドを取り付けると、程よくブラインドの存在感が無くなり、圧迫感が少なくなることで部屋を広くみせることができます。更に、白いブラインドは光を反射しやすく、部屋を明るくみせてくれるため、清潔感や清涼感のある部屋を演出してくれます。他インテリアを邪魔することがないため、「シック」「スタイリッシュ」「モダン」と呼ばれるスタイルはもちろん、様々なインテリアスタイルに合わせやすくなります。
・流行スタイルとの合わせやすさ
インテリアコーディネートの近年の流行で「塩系インテリア」と呼ばれるコーディネートがあります。「シンプル・モダン」と呼ばれるモノトーンを基調としたシンプルな落ち着いた部屋というスタイルもありますが、「塩系インテリア」は塩味のようにあっさりとした印象の男性を表す「塩系男子」から派生した、全体的に色素が薄いトーンに統一され、生活感が出ていないすっきりしたスタイルの部屋の事を表しているそうです。ウッドブラインドはカーテンと比べると布のもたつきなどがないため、窓回りをすっきり見せてくれる特徴があります。そういったすっきり感が、近年流行りのスタイルにぴったり合わせられることも、白色のウッドブラインドの魅力の1つではないでしょうか。
フェミニン × 白い木製ブラインド
西海岸スタイル × 白い木製ブラインド
・まとめ
木製・ウッドブラインドといえばナチュラルカラーやダークブラウンなど、木を連想させるカラーをイメージされる方が多いはずです。そのため「カントリースタイル」や「ナチュラルスタイル」などでの起用が多くなりがちですが、「白」や「ホワイト系」にすることで「木製」の優しさを残しつつ、今までとは違ったスタイルを演出することが可能になります。また、白い壁に白い木製ブラインドを取付けることで、お気に入りの家具やカーペットなどの存在感を引き出せることが、人気の理由なのではないでしょうか。
ウッドブラインドを選ぶ際の、1つの参考になりましたら幸いです。
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