ニチベイのアルミブラインドには、操作棒の回転をスラット（羽根）に伝える役目を持っている「チルター」と呼ばれる部品があります。この部品のおかげでスラットの角度調整を行うことができ、外からの光を調整することができます。そのため、操作棒を回転させてもスラットの角度調整が上手くいかなかった場合、この部品が破損している可能性が高くなります。
ニチベイでは、自分で交換できるようにチルターの交換方法を公開されています。今回は「セレーノオアシス・セレーノフィット・ユニーク」の「操作方法：ポール式」の場合のチルトギヤ交換方法をご紹介いたします。修理にご不安がある方は、メーカーかブラインド販売店に修理をご依頼ください。
※他の部品を破損して角度調整ができない場合もあります。チルターが破損していると特定できた場合に修理を行ってください。
※ポール式とは、操作コードと操作棒が2つに分かれた操作方法です。
・チルターを交換する前に
チルターを交換するために、新しいチルターを購入する必要があります。現在使用しているブラインドを室内側正面から見た時、反操作側のヘッドボックス底面（図の🅰）に「メンテナンスシール」と呼ばれる製品情報を記載したシールが貼付されています。このシールに記載されている「メーカー名（ニチベイ）」「年月」「品名」もしく「受注番号」をブラインド購入店に伝えて、チルターを新しく購入ください。
・チルトギヤの交換方法
対応製品：セレーノオアシス・セレーノフィット・ユニーク
操作方法：ポール式
必要工具：ラジオペンチ、マイナスドライバー
必要部品：新しいチルター
※難易度は中程度（☆3段階表示中の☆2）になり、DIYが得意な方向けの内容です。
1.商品右側（操作側）のボックスキャップを外し、シャフトを操作側へスライドさせて抜いていきます。その際、シャフトに付いているシャフト止め（ゴム）をずらし、取り外してください。
2.チルターカバー、スペーサーを取外し、チルターを取り外します。その際、チルターカバーの上部穴にマイナスドライバーなどを差し込むと簡単に取り外すことができます。
3.新しいチルターに交換します。交換出来たら、スペーサーを元に戻します。
4.シャフトを元の位置に戻していきます。その際、全てのドラムの樹脂部が同一線上になるようにし、チルターのシャフト穴の突起部センターを上向きにして、ドラム樹脂部とチルター突起部センターが同一線上となるよう注意しながらシャフトを通してください。シャフトを通し終えたら、シャフト止め（ゴム）をシャフトに差し込み元の位置に戻してください。
5.ボックスキャップを取付け、操作棒と取付けます。
・まとめ
ニチベイのアルミブラインド「セレーノオアシス・セレーノフィット・ユニーク（操作方法：ポール式）」のチルター交換方法をご紹介致しました。交換の作業内容が、DIYが得意な方向けの内容となっています。交換に不安がある、故障個所の特定ができない、修理が難しいと感じる場合は、購入店を通してメーカーでの修理を依頼しましょう。
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