タチカワブラインドより、縦型ブラインドのスタイリッシュさとカーテンのやさしい雰囲気をいいとこどりした、採光と眺望が自由にコントロールできる調光タテ型ブラインド「エアレ」が新発売されました。
パッと見たら縦型ブラインド(バーチカルブラインド)?でも、よく見るとウェーブ状でカーテンにも見える?そんな不思議な製品です。一体どのようなブラインドなのか、概要をご紹介します。
調光タテ型ブラインド「エアレ」の特徴
縦型ブラインドにも見えるし、カーテンにも見える…そのカラクリは1枚1枚の生地がU字状のウェーブになっているからです。このウェーブした生地を傾けることによって、採光したり、全閉したりが調整できます。
もちろん、それそれの生地は独立しているので、それぞれの生地の間から、つまりどこからでも出入りができるのは、カーテンにはできない縦型ブラインドならではの特徴といえます。
生地の仕組み
1枚1枚の生地がU字状のウェーブになっていることはお分かりいただけたと思うのですが、なぜ調光ができるのかが不思議ですよね。その仕組みがどようになっているのかをご説明します。
最近人気の「調光ロールスクリーン」はご存じでしょうか?ロールスクリーンなので1枚布なのですが、厚地のドレープとレースがストライプ模様になっていて、前後の重なりで採光したり全閉したりできるロールスクリーンです。
「エアレ」の場合も生地がドレープとレースが一体になっています。「ドレープ・レース・ドレープ」の縦ストライプになっている感じです。それがU字状のウェーブになるように取り付けられています。
なので、採光状態にしているときは、ドレープとドレープが重なり合って、真正面から見るとふんわりとカーブを描いたレースカーテンだけに見えるようなイメージです。
「エアレ」の操作方法
操作方法は3種類あるので、シーンに合わせて選ぶことができます。
バトン操作
生地の角度調整と開閉をバトン(棒)で操作するタイプです。簡単な操作で安全性も高く、出入りの多いテラス窓におすすめです。
バトン&コード操作
生地の角度調整はバトンで操作して、開閉はドライブコードかバトンのどちらでも行えます。真ん中の窓がFIX窓になっていて左右両側がスライドして開くような窓や、幅の大きな窓など、こちらもテラス窓におすすめの操作性の高い操作方法です。
コード操作
生地の角度調整はチルトポールで、開閉はドライブコードで操作します。移動せずにその場で開閉操作ができるので、大開口の窓の場合は便利です。
生地ラインナップ
生地のラインナップは、2柄8アイテムになります。全て防炎でウォッシャブル生地です。
フォルモ(5アイテム)
ドレープは凹凸のある素材感とマットな風合い、レースはドレープに合わせたランダムな意匠性が特徴のプレーンで使いやすい素材感の生地です。
マージ(3アイテム)
ドレープはシンプルで緻密な組織とマットな風合い、レースがドレープに合わせたシンプルな意匠性が特徴のより遮光性の高いプレーンな生地です。
まとめ
軽やかなドレープ性のある生地と、生地と生地の間を人も風も通り抜けられる製品イメージから、英語の「AIR(エア)」をもとに「エアレ」と命名されたそうです。採光時でも全閉時でも外からの遮蔽性を保ったままどこからでも出入りができるのは、視線対策にもおすすめできるカーテンとは違う便利でユニークなポイントです。
そして、手を触れる操作部品は抗菌・衛生面などの安全面へのニーズに応えて、“SIAAマーク”を取得し「抗菌化」しています。採光と眺望、出入りも自在にコントロールができる、そして機能性と安全性も高く、調光もできるファブリック製品の「エアレ」。家の中でもメインとも言えるリビングや、一般住宅に限らずおしゃれなホテルにもいいのではないでしょうか。
最後にタチカワブラインドから製品紹介動画が公開されているので、ご案内します。よろしければご覧ください。