今人気のおしゃれなウッドブラインド。そのおすすめ理由とは?

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取り付けるだけで部屋の雰囲気をガラッと変えてくれ、おしゃれに室内をまとめてくれる便利な窓インテリアといえば「ウッドブラインド」です。木の質感がぬくもりを感じさせてくれるので、和やかな雰囲気を作り出してくれ、優雅にもナチュラルにも室内を演出してくれます。

窓周りは室内でも大きな面積を占めるため、室内のテイストを大きく左右する場所。その窓周りをウッドブラインドで飾ることで、天然の木目や質感が室内をおしゃれにまとめてくれます。現在はどのメーカーもカラーバリエーションが多彩になり、様々なインテリアスタイルに合わせて使用していただくことができるようになっています。そんなデザイン性の高いウッドブラインドには沢山の魅力があるのをご存じですか?今回は、ウッドブラインドをおすすめする理由をお伝えします。

ウッドブラインド 木製ブラインド ニチベイ クレール K120 アッシュグレイ

 

・木製の魅力

ウッドブラインドはスラット(羽根)が木でできているブラインドです。無機質さを感じさせるアルミとは違い、身近な自然素材である木目の美しさは室内に温もりを与えてくれます。また、スラットの隙間から差す光は、木々の隙間から差す木漏れ日のように和やかな印象を与えてくれるので、室内を優しく落ち着いた空間にしてくれるでしょう。明るく優しい光に満ちた空間は、室内なのに木々に囲まれたような心地よさを感じさせてくれるのではないでしょうか。

ウッドブラインドは、海外ではポピュラーな窓装飾アイテムとして長く愛されてきました。ウッドブラインドの生み出す重厚感や高級感は、室内に落ち着きとくつろぎを与えてくれ、室内をおしゃれにグレードアップさせてくれるからです。また、海外の環境に対する意識が高い国では、環境にやさしい素材で作られた家具やインテリアを愛用する事を好みます。有害物質を出しにくい、リサイクルしやすい、焼却されても土にかえすことができる木材でできたウッドブラインドは、他のアイテムと同じぐらい利用される機会が多い窓装飾アイテムなのです。

ウッドブラインド 木製ブラインド タチカワブラインド フォレティア FT-3223 ライトブラウン

また、ウッドブラインドといえば、以前は木をイメージするナチュラルやブラウンカラーが主流でした。しかし、現在はグレーやブルー、エメラルドグリーンなどのカラーも出てきており、スラットにヴィンテージ感を出した塗装や加工を施したものもあるおかげで、選べるバリエーションが多彩になりました。そして、木製のウッドブラインドは温かみがあり、木製の家具と同じように空間に馴染みやすいインテリアです。ナチュラルスタイルやモダンスタイル、カントリースタイルだけでなく、今流行している北欧スタイルや西海岸スタイル、ヴィンテージスタイルなどにも合わせることができます。”こんなインテリアスタイルにも合わせることができるの?”とおどろくぐらい、様々なインテリアスタイルに合わせやすい点も大きな魅力ではないでしょうか。

ウッドブラインド 木製ブラインド TOSO トーソー ベネウッド TM-2302 ヴィンテージブルー
ウッドブラインド 木製ブラインド ニチベイ クレール K119 インディゴウォッシュ

 

・窓の役割を損なわないブラインド

窓は建物を外から見た時の外観を左右する部分ですが、それ以外にも太陽からの光を室内に取り入れる「採光」、外の風を室内に通す「通風・換気」、窓の外を眺める「眺望」を確保するという重要な役割があります。この役割を全て満たしながら、室内のプライバシーを保護してくれる便利な窓装飾アイテムに、実は「ブラインド」があるのをご存じですか?

ウッドブラインドはスラット(羽根)の重なりでできている製品です。このスラット部分は操作コードや操作棒で角度を変えることができるようになっていますので、角度調節することで外から室内に入る光の量を替えることができます。太陽の位置にスラット角度を合わせれば太陽光が直接入り、その角度をずらしていくことで部屋に必要な光の量を細かく調節できるのです。もちろん、太陽の位置は季節や時間で変わり、差し込む光の量や角度は変化します。しかし、ウッドブラインドならスラットの角度を変えることで対応することができ、いつでも必要に合わせた光のコントロールを行うことができるでしょう。

また、ウッドブラインドはスラットの重なりでできているため、スラットとスラットの間には必ず隙間ができます。外からの光を遮りながらでも、その隙間から自然と風が入ります。レースカーテンなどでは遮られてしまう外からの風も、ウッドブラインドにすることで自然と室内に入り、新鮮な空気に常に入れ替えてくれるでしょう。そして、そのスラットの隙間から窓の外の景色を自然と眺めることもできます。

ウッドブラインド 木製ブラインド TOSO トーソー ベネウッド アース TM-2201 ナチュラルウッド

最後に、窓に窓装飾アイテムを取り付ける事には、大きな目的があります。それは、外からの人の視線を遮って、室内のプライバシーを守るという目的です。外から室内の様子が全部見えていたとしたら、やはり落ち着かないですよね。窓が取り付けられている位置が1階か、2階かなどにもよりますが、人の視線は窓に対して「斜め下」「真横」「斜め上」のどこかから入ってきます。その視線が入ってくる位置に合わせて、スラットを傾けて下さい。そうすることで人の視線をカットすることができ、プライバシーを保護することができるでしょう。

ブラインド ニチベイ スラットを回転させて、視線をカット プライバシーを保護する

 

・個性を演出できるウッドブラインド

個性的なブラインドを取り付けたいという方に、ウッドブラインドはおすすめです。ブラインドには「ラダーコード」と呼ばれる、スラット(羽根)同士をつなぐコード部分がありますが、ウッドブラインドではこのコード部分とスラット穴部分を「ラダーテープ」と呼ばれるテープで隠すことができます。穴を隠すことで遮光性を上げることを目的としているテープになりますが、ウッドブラインドと違った色を選ぶことでおしゃれなワンポイントにすることも可能です。一味違った窓周りを演出をしたいという方は、ラダーテープを選択してみましょう。

ウッドブラインド 木製ブラインド ニチベイ クレール ラダーテープバリエーション

また、メーカにもよりますが、ウッドブラインドのスラット(羽根)を1色くだけでなく、他カラーと組み合わせてカスタマイズすることも可能です。似た色同士・全く違う色同士を自分の好みでコーディネートし、個性的なウッドブラインドを作成してみましょう。この世に一つしかない、お洒落なブラインドを作り出すことができるはずです。どんな仕上がりになるかわからないので手が出せないという方は、シミュレーションを使って事前に色バランスを確認するといいのではないでしょうか。TOSOではウッドブラインドのカラーシミュレーションを公開されています。

ウッドブラインド 木製ブラインド TOSO トーソー ベネウッド カラーコンビネーション

TOSO:ウッドブラインド カラーシミュレーション

 

・断熱性が高いウッドブラインド

実はウッドブラインドは断熱性がとても高い製品です。これはウッドブラインドのスラット(羽根)が木でできており、木の細胞が多くの空気を含んでいるためです。空気を沢山含むおかげで、木は高温から低温へ熱が移動する現象が起こりにくく、熱伝導率(熱の伝わりやすさ)が低くいとされています。つまり、断熱性に優れていることを表しています。ウッドブラインドは、夏場であれば外からの熱を室内に伝えにくいのです。生地にもよりますが、レースカーテンと比べてみても、ウッドブラインドの方が熱を遮る効果が高いことが多くあります。

反対に、ウッドブラインドは冬場であれば外からの冷たさを室内に伝えにくくしてくれるうえ、室内の暖かさを外に逃がしにくくしてくれます。しかし、ウッドブラインドはスラット(羽根)の重なりでできていますので、完全に閉めてもスラットとスラットの間には隙間ができてしまいます。熱伝導率が低い事で断熱効果は高いのですが、通気性が高いことで冬場は冷たさを感じてしまうかもしれません。

※樹脂製のウッドブラインドは素材が樹脂のため、この限りではありません。

ウッドブラインド 木製ブラインド タチカワブラインド フォレティア 天然木の表情

 

・防炎性のある樹脂製ウッドブラインド

ウッドブラインドには実は2種類あるのをご存じですか?スラット(羽根)が木材でできた木製タイプとは別に、木目を樹脂で再現した樹脂製タイプのものがあるのです。実物を確認するとよくわかりますが、見た目はまさに木材でできたスラットのように精巧に仕上げられています。

木材でできたウッドブラインドは、木の特性ゆえ、火災などが起きた時に燃えてしまいます。その点、樹脂タイプは燃えにくく(防炎性を付与)することができ、防炎製品として認定されています。高層マンションやホテルなどでは、使用するカーテンや絨毯などを防炎物品にする必要がありますので、防炎性のある樹脂タイプのウッドブラインドを取り付けましょう。

また、木製タイプのウッドブラインドは湿気などでスラットが反る事があり、水回りでの使用に適していません。しかし、樹脂製タイプなら耐水性を備えて作られているものがあり、水回りでも使用することが可能です。水回りではウッドブラインドを使用できない…と諦められていた方は、こちらを使用してください。お風呂場などに取り付けることができれば、ホテルのような高級感を感じさせる空間を演出できるでしょう。

ウッドブラインド 木製ブラインド ニチベイ クレール 耐水L型スラット エルフォームFR K653 コーヒーブラウン

 

・大きい窓では分けて取り付けると便利

大きな窓にウッドブラインドを取付ける場合は、分割して取付けるのがおすすめです。ウッドブラインドは重量がありますが、分割することで操作時の重さは軽くなります。特に外のベランダへ出るために出入りに使用する掃き出し窓なら、分割して取り付けることで、出入りする側のブラインドを昇降操作するだけで済むようになり、操作がしやすくなるでしょう。

なお、ブラインドを並べて設置する際は、ブラインド同士の接触を避けるためにブラインドとブラインドの間に隙間を空ける必要があります。その隙間部分が、窓と窓の境にあるサッシ(框[かまち])部分にくるように取り付けていただくと、外から隙間が見えることが無いのでおすすめです。

また、ウッドブラインドにはメーカーにもよりますが、自動降下機能が付いているタイプもあります。操作コードを引くことでブラインドが自動でゆっくり降下してくれる機能になるので、手早くブラインドを降ろしたい人におすすめです。特に幅の広いものや丈の長いウッドブラインドは、操作時に手元に重さがかかったり降下操作に手間がかかってしまいますので、「自動降下機能」が付いているものを選ばれるといいのではないでしょうか。

 

・重さが気になる方は桐タイプがおすすめ

ウッドブラインドに使用される木材は、変形しにくく、操作時に操作が軽くなる性質のものが使用されています。その中でも加工性に優れる「バスウッド」がウッドブラインドに最も使用されている木材になりますが、一台のウッドブラインド製品になると、やはり重量が出てくるようになります。毎日のブラインド昇降操作となれば、操作時の重さが気になる方もいらっしゃるかもしれません。

そんな操作時のブラインドの重さが気になる方には、「桐」タイプのウッドブラインドがおすすめです。桐は木材の中でも最も軽い木の一種になり、吸湿性に優れ、狂いにくい特徴があります。この「桐」で作られたウッドブラインドは、「バスウッド」の木材で作られたウッドブラインドよりも断然軽いので、昇降操作がとてもしやすくなります。また「桐」は日本に生育する、古くから親しまれてきた木材です。洋室だけでなく和室にもなじみ、和モダンな空間にもコーディネートしやすいでしょう。

ウッドブラインド 木製ブラインド TOSO トーソー ベネウッド 桐 スラット
ウッドブラインド 木製ブラインド TOSO トーソー ベネウッド 桐 TM-2101 生成

 

・まとめ

いかがでしたでしょうか?ウッドブラインドには、カーテンやロールスクリーンなどの他の窓装飾アイテムに劣らない、様々な魅力があります。また、天然の木材には香りや手触り、視覚からのリラックス効果があるとされており、心に安らぎや癒しを与えてくれるとされています。日々の疲れがたまりやすい現代。帰宅した際にリラックスできるプライベートな空間は、私たちの生活にとって大切な存在になるはずです。ウッドブラインドを取り付けて、心も体もリフレッシュできる空間づくりを試してみてはいかがでしょうか。

 

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