プリーツスクリーン「ツインタイプ」の採光とは?遮光性とレースの透け感で選ぶ方法

[投稿日] [更新日]

「部屋は明るくしたいけれど、外からの視線は気になる」「昼は光を取り込み、夜はしっかり目隠ししたい」。そんな悩みに対応しやすい窓まわり製品が、プリーツスクリーンのツインタイプです。

ツインタイプは、厚地生地とレース生地という異なる2枚のスクリーンを1台に組み合わせたものです。厚地側は遮光・非遮光、レース側は透過度の異なるシースルー・ミディアムなどから、対応する生地を選べます。

同じツインタイプでも、生地の組み合わせによって室内の明るさや外の見え方、プライバシー性は変わります。この記事では、ツインタイプの仕組みや生地の違い、部屋別・窓の向き別のおすすめの使い方まで、専門店の視点でご紹介します。

 

・プリーツスクリーンのツインタイプとは?

ツインタイプとは、厚地生地とレース生地を上下に配置したプリーツスクリーンです。中間部分にあるバーを動かし、それぞれの生地が窓を覆う割合を調整できます。

厚地側には、光を柔らかく通す非遮光生地や、まぶしさを抑える遮光生地があります。レース側には、透け感の高いシースルーや、シースルーより視線を遮りやすいミディアムなどがあります。

プリーツスクリーン ツインタイプ 2つの異なるスクリーンを組み合わせたプリーツスクリーン

例えば、次のような組み合わせが考えられます。

  • 非遮光の厚地生地+シースルーのレース生地
  • 非遮光の厚地生地+ミディアムのレース生地
  • 遮光生地+シースルーのレース生地
  • 遮光生地+ミディアムのレース生地

必要に応じて上下のスクリーンを切り替えられるため、1台でさまざまなシーンに対応できるのが魅力です。

 

・厚地生地とレース生地はどう違う?

ツインタイプを選ぶときは、「厚地側の遮光性」と「レース側の透過度」を分けて考えることがポイントです。

〈非遮光の厚地生地〉

  • 自然光を柔らかく通す
  • 厚地を広げても部屋が暗くなりにくい
  • 外からの視線を遮りながら、明るさを残しやすい
  • リビングや和室など、昼間の明るさを重視する部屋に向いている

非遮光生地は不透明に見えても、光を完全に遮る生地ではありません。色が濃いほど暗く感じる場合もあるため、実物サンプルを窓に当てて確認するのがおすすめです。

〈遮光生地〉

  • 光を大幅に遮る
  • 朝日や西日のまぶしさを抑えやすい
  • 寝室や子供部屋に使いやすい
  • 夜間のプライバシーを確保しやすい

ただし、遮光生地を選んでも、スクリーンの左右や上下、昇降コードの穴などから光が入ることがあります。遮光生地の等級と、製品全体の光漏れは分けて考える必要があります。

〈レース生地・透過度:シースルー〉

  • 自然光を多く取り込みやすい
  • 室内から外の景色が見えやすい
  • 開放感を得やすい
  • 夜間は外から室内が見えやすい

明るさや眺望を優先したい場合に適しています。外からの視線が気になる窓では、昼間の見え方も実物サンプルで確認しましょう。

〈レース生地・透過度:ミディアム〉

  • シースルーより透け感が少ない
  • 自然光を取り込みながら視線を遮りやすい
  • 道路沿いや隣家が近い窓に使いやすい
  • シースルーより室内から外が見えにくく、暗く感じる場合がある

ミディアムは、シースルーよりプライバシー性を高めやすい一方、完全に透けないことを保証するものではありません。夜間に室内照明をつけると、人影や室内の様子が見える場合があるため、夜は厚地側へ切り替えるのが基本です。

 

・ツインタイプなら時間帯に合わせて快適に使える

ツインタイプの最大の魅力は、生活シーンに合わせて光を調整できることです。

「朝」はレース生地を広げると、自然光を取り込みながら気持ちよく一日を始められます。外の景色や開放感を重視するならシースルー、道路や隣家からの視線が気になるならミディアムが使いやすいでしょう。

テレビを見る場合や西日が気になる時間帯には、厚地生地の割合を増やすことでまぶしさを軽減できます。「夜」は室内の照明によって外から見えやすくなるため、厚地生地で窓全体を覆うと安心です。

このように一日を通して使い分けられることが、ツインタイプが選ばれやすい理由です。

プリーツスクリーン ツインタイプ 時間帯に合わせて室内に取り込む光を調整できる

 

・部屋別おすすめの組み合わせ

〈リビング〉

外からの視線が気になりにくい窓には、非遮光の厚地生地+シースルーのレース生地がおすすめです。昼間の明るさや外の景色を楽しみやすく、開放感のある空間になります。

道路沿いや隣家が近いリビングでは、非遮光の厚地生地+ミディアムのレース生地が使いやすい組み合わせです。昼間はミディアムで光を取り込みながら視線を遮り、さらに目隠ししたいときは非遮光の厚地生地を広げられます。

〈寝室〉

寝室には、遮光生地とレース生地の組み合わせがおすすめです。朝の光や開放感を重視するならシースルー、日中も外からの視線が気になるならミディアムが向いています。就寝時は遮光生地へ切り替えることで、朝日や街灯のまぶしさを抑えやすくなります。

〈和室〉

和紙調の非遮光生地は、障子のような柔らかい光を取り込みやすく、和室や和モダンの空間によく合います。庭の景色を楽しみたい窓にはシースルー、外からの視線を抑えたい窓にはミディアムのレース生地を合わせると、和室の落ち着きを保ちながら使いやすくなります。

〈子供部屋〉

昼間の明るさを優先するならシースルー、道路や隣家からの視線が気になる場合はミディアムがおすすめです。就寝時の朝日や街灯が気になる場合は、厚地側に遮光生地を選ぶとよいでしょう。

プリーツスクリーン ツインタイプ 寝室には採光生地と遮光生地の組み合わせがおすすめ

 

・窓の向きによっておすすめは変わる

同じ部屋でも、窓の向きによって光の入り方や過ごしやすさは変わります。

〈南向き〉
日差しが強いため、遮熱性能のあるレース生地がおすすめです。

〈西向き〉
西日は室温が上がりやすいため、厚地側には遮光・遮熱性能のある生地、レース側には遮熱性能のあるレース生地を選ぶと使いやすくなります。

〈東向き〉
東向きの寝室は、早朝から光が入りやすいため、厚地側に遮光生地を選ぶのがおすすめです。

〈北向き〉

北向きの窓は直射日光が入りにくいため、室内の明るさを優先するなら非遮光の厚地生地やシースルーのレース生地が候補になります。

プリーツスクリーン ツインタイプ 窓の向きによっておすすめは変わる

 

・ツインタイプのメリット

プリーツスクリーンのツインタイプは、見た目のおしゃれさだけでなく、毎日の暮らしを快適にしてくれる機能性の高さが魅力です。ここでは、多くのお客様に選ばれている理由をご紹介します。

〈光の量を細かく調整できる〉

ツインタイプの最大の魅力は、光の入り方を自由にコントロールできることです。厚地生地とレース生地の境目を動かすことで、それぞれが窓を覆う割合を調整できます。

自然光を多く取り込みたいときはレース生地の割合を増やし、まぶしさを抑えたいときは厚地生地の割合を増やせます。単純に窓を開ける・閉めるだけではなく、その日の天候や時間帯、過ごし方に合わせて調整できる点がメリットです。

〈昼と夜で使い分けられる〉

昼間はレース生地で明るさを保ち、夜は厚地生地に切り替えるという使い方ができます。レース側にシースルーを選ぶと開放感や眺望を得やすく、ミディアムを選ぶとシースルーより外からの視線を遮りやすくなります。夜間はレース生地の種類にかかわらず室内が見える可能性があるため、厚地側で窓全体を覆うのが基本です。

〈目隠しと採光を両立しやすい〉

「外から見えないようにしたいけれど、部屋は暗くしたくない」という悩みを持つ方も少なくありません。ツインタイプなら、レース生地を使うことで自然光を取り込みながら、厚地生地を視線の高さまで昇降することで、外からの視線を遮ることもできます。反対に、シースルー生地を採光する高さまで昇降することで、光を上部(または下部)から取り込むこともでき、目隠しと採光を両立することができます。

〈カーテンよりすっきりした印象になる〉

プリーツスクリーンは、生地がアコーディオン状に折りたたまれる構造のため、開けた時のたたみ代がコンパクトになります。カーテンのような大きなヒダがないため、窓周りがスッキリ見え、お部屋全体も広く感じられます。シンプルなインテリアやナチュラルテイスト、北欧スタイル、モダンインテリアなど、さまざまな空間になじみやすいのも魅力です。

〈和室にも洋室にも合わせやすい〉

和紙調、織物調、無地など、生地の質感やカラーが豊富に用意されています。和室では障子のような柔らかい雰囲気をつくりやすく、洋室ではシンプルな無地や織物調の生地を選べば壁・床・家具に合わせてすっきりまとめられます。部屋ごとに生地を選びながらも、同じプリーツスクリーンで統一感のあるインテリアを楽しめるのも人気の理由です。

〈暮らしに合わせて自由に使えることが最大の魅力〉

ツインタイプは、厚地側の「遮光・非遮光」と、レース側の「シースルー・ミディアム」を、部屋の用途や窓の環境に合わせて選べることが魅力です。朝はレース生地で光を取り込み、日中は視線の高さに合わせて境目を調整し、夜は厚地生地でプライバシーを確保するなど、一日の暮らしに合わせて使い分けられます。

プリーツスクリーン ツインタイプ 機能性の高さがメリット

 

・ツインタイプのデメリット

便利なツインタイプですが、次のような注意点もあります。

  • シングルタイプより価格が高くなりやすい
  • 生地の組み合わせによって明るさや透け方が変わる
  • 中間バーが窓の途中に見える
  • 操作方法によっては慣れが必要
  • 遮光生地を選んでも、製品周囲やコード穴から光が入る場合がある
  • 全開時には窓上部にたたみ代が残る

とはいえ、一度取り付けると長く使用する製品なので、価格だけでなく、日中の明るさ、外からの視線、眺望、夜間の使い方まで考えて選びましょう。

 

・こんな方にはツインタイプがおすすめ

ツインタイプは、次のような方におすすめです。

  • 昼間は自然光を取り入れたい
  • 道路や隣家からの視線が気になる
  • 夜は厚地生地でしっかり目隠ししたい
  • 朝日や西日のまぶしさを調整したい
  • カーテンよりすっきりした窓まわりにしたい
  • 光の調整を自由にしたい
  • 和室にも洋室にも合わせやすい製品を探している

3つ以上当てはまる方は、ツインタイプを検討してみてはいかがでしょうか?

特に、「厚地側を遮光・非遮光のどちらにするか」「レース側をシースルー・ミディアムのどちらにするか」を具体的に考えると、自分の暮らしに合う組み合わせを選びやすくなります

 

・まとめ

プリーツスクリーンのツインタイプは、厚地生地とレース生地を1台に組み合わせ、時間帯や暮らし方に合わせて使い分けられる窓装飾品です。ただし、快適さは生地の組み合わせによって大きく変わります。

部屋の用途や窓の向き、ご家族の暮らし方まで考えて選ぶことで、毎日をより快適に過ごせます。迷ったときはカタログの透過度だけで判断せず、施工事例を参考にしたり、実際の生地サンプルで光の入り方や透け感を確認することをおすすめします。

 

・関連記事

和室の障子を外してプリーツスクリーンに交換!ビフォーアフターと取付手順を写真で解説

プリーツスクリーンが和室に最適な理由とは?〜和モダン好き必見の選び方ガイド〜

タイトルとURLをコピーしました