賃貸住宅やタイルの壁など、ビス止めが難しい場所に便利なつっぱり式ブラインド。傷をつけずに設置できるのが大きな魅力ですが、「突っ張り部分や端の部品が目立って、見た目が損なわれないか」と不安に思う方も少なくありません。
せっかく取り付けるなら、扱いやすさだけでなく、インテリアとしての美しさにもこだわりたいですよね。そこで今回は、突っ張り部分を上手に隠し、窓まわりをすっきり見せるための製品選びと考え方をご紹介します。
つっぱり式ブラインドとは?
つっぱり式ブラインドとは、窓枠の内側に左右から圧をかけて固定するタイプのブラインドです。壁や窓枠に穴を開けずに設置しやすいため、賃貸住宅の小窓、浴室、洗面所、トイレ、キッチンまわりなどで選ばれやすく、手軽に取り付けできる印象があります。
本体と部品の色をそろえて窓まわりをすっきり

ニチベイ「セレーノ テンションタイプ」
つっぱり式ブラインドを選ぶ際、見落としがちなのが左右の固定パーツやカバーなどの「部品の色」です。本体(スラット)とお気に入りの色を選んでも、部品の色が異なると思っていた見た目と違う、となってしまうかもしれません。
見た目にこだわるなら、部品まで同系色で統一された製品がおすすめです。ヘッドボックスやカバーまで色が統一されているため、突っ張り部分が目立ちません。取付部分の存在感が薄れて窓枠と自然に馴染んだ仕上がります。

賃貸などで穴を開けられない場所でもすっきり設置できるため、デザイン性と機能性を両立したい方に最適です。窓枠内にきちんと納まり、ブラインド本体や窓枠の色と合っていれば、見た目の違和感はかなり抑えやすくなります。
突っ張り部分が目立ちやすいケース
つっぱり式ブラインドは便利ですが、どの窓でも同じようにきれいに見えるわけではありません。突っ張り部分が目立ちやすい窓もあります。
1.窓枠の奥行きが浅い場合
窓枠の奥行きが浅いと、ブラインド本体や固定部分が手前に出やすくなり、部品の存在が目につきやすくなります。窓枠内にすっきり納めたい場合は、取付可能寸法だけでなく、実際にどの位置に本体や部品がくるのかも確認しておくと安心です。
2.窓枠とブラインドの色が大きく違う場合
白い窓枠に濃い色のブラインドを合わせると、ブラインド本体はアクセントになりますが、端の部品まで目立ちやすくなることがあります。見た目を自然にまとめたい場合は、窓枠・ブラインド本体・部品色のトーンを近づける方が、突っ張り部分の存在感を抑えやすくなります。
3.目線の高さにある窓の場合
浴室や洗面所の高い位置にある小窓であれば、取付部分はあまり気にならないことがあります。一方で、リビングやキッチンの腰高窓など、毎日目に入りやすい場所では、端部の部品が気になりやすくなります。見た目を重視する場所ほど、部品の色や納まりを確認して選ぶことが大切です。

目立ちにくく見せるポイントは「色」と「納まり」
つっぱり式ブラインドをすっきり見せたいときは、まず色合わせを意識しましょう。
一番なじみやすいのは、窓枠の色に近いブラインドを選ぶ方法です。白い窓枠ならホワイト系、ナチュラルな木目ならベージュやライトブラウン系、ダークブラウンの窓枠なら落ち着いたブラウン系を選ぶと、端の部品が目立ちにくくなります。
反対に、窓枠と大きく違う色を選ぶと、ブラインド本体はおしゃれに見えても、固定部分だけが浮いて見えることがあります。特に、つっぱり部分を目立たせたくない場合は、アクセントカラーよりも、窓枠になじむ色を選ぶ方が失敗しにくいです。
もうひとつ大切なのが納まりです。窓枠の内側にすっきり収まると、ブラインド全体が建具の一部のように見えやすくなります。逆に、窓枠の手前に出すぎたり、左右の部品が大きく見えたりすると、「あとから付けた感じ」が出やすくなります。
商品を選ぶときは、取付可能寸法だけでなく、正面から見たときに部品がどの程度見えるかも確認しておきましょう。
まとめ
賃貸や浴室など、ビス止めが難しい場所に便利なつっぱり式ブラインド。しかし、「穴を開けずに付けられるから」という理由だけで選ぶと、設置後に見た目で後悔してしまうこともあります。
満足のいくブラインド選びのポイントは、窓枠の奥行きや取付条件だけでなく、固定部品の色が本体とそろっているか(浮いて見えないか)まで確認することです。取り付けた後に窓まわりが自然に美しく見えるか見据えて、満足のいく一台を選びましょう。
