ウィンドウトリートメントを選ぶ時、ブラインドを付けたいけれど、賃貸だから壁や窓枠に穴を開けられない・・・と諦めていませんか?そこで今回は、ブラインドをカーテンレールに取り付ける方法をご紹介します。賃貸住宅の場合、カーテンレールはすでに設置されていることが多いですよね?!実は、ブラインドをカーテンレールに手軽に取り付けることができるのです。
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用意するもの
用意するものは、たった2つ。「カーテンレール取付け金具(カーテンレールビス)」と「ドライバー」これだけでOKです!
カーテンレール取付け金具は、タチカワブラインド、Nichibei(ニチベイ)、TOSO(トーソー)ともに、ブラインドと一緒に注文するとサービス(無料)で付けてもらえますので、必ず店員さんに「カーテンレールに取り付けます」と伝えましょう。もし、あとから必要になった場合は、ブラケット(取付け金具)と同じ数を購入しましょう。
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取り付け方法
1.カーテンレールのレールキャップを外して、ランナーをすべて外します
2.カーテンレール取付金具とブラケットを付属のネジでゆるめに固定し仮止めします
3.カーテンレールの端からブラケットを差し入れて、位置を決めたらドライバーでしっかり固定します
4.レールキャップを元に戻します
あとは、ブラインドをガチャンと取り付ければ完成です。
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注意すること
1.取り付けることができないカーテンレールがあります
それは写真のような装飾レールと呼ばれるものです。取り付けができるのは「C型」や「角型」などの機能レールや一般カーテンレールと呼ばれるシンプルなタイプのカーテンレールになります。ブラインドをカーテンレールに取り付けたい場合は、レールの形を確認しましょう。
2.壁面へ正面付けのWレールは奥側(窓側)に取り付けましょう
レースカーテン用と厚地カーテン用のレールが2本ついているWレール。このタイプのカーテンレールにブラインドを取り付ける場合、天井付けなら前後どちらのレールに取り付けても問題はないのですが、壁面に正面付けでカーテンレールが付いている場合は、なるべく奥側(窓側)のレールにブラインドを取り付けましょう。手前(室内側)のレールに取り付けるより、ブラインドの重みや日々の昇降操作によるレールへの負担が軽減されます。
3.取り付けることができない製品があります
ウッドブラインドや縦型ブラインド(バーチカルブラインド)は、一般のブラインドよりも製品重量が重いため、取り付けることができません。アルミ製ブラインドの場合も、大きいサイズになると重量が重くなりますので、カーテンレールがしっかり付いているか?ぐらついたりしていないか?注意が必要です。どれくらいの重さになるのかを確認したい場合は、ブラインド専門店やブラインドメーカーに相談しましょう。
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まとめ
ポイントは、「一般的なカーテンレールであること」「レールキャップが取り外せること」「カーテンレールがしっかりした下地についていること」この3点を確認するだけです。
突っ張り式で取り付けるノンビスタイプに加え、カーテンレールにも取り付けることができるブラインド。賃貸住宅に限らず、今ついているカーテンレールを残すことで、ウィンドウトリートメントを楽しむ幅も広がりますよね!これでまたひとつ、ブラインドの可能性が広がったのではないでしょうか?