ブラインドを使用することで、次第に操作コードは汚れたり、摩耗したり、切れたりしてくることがあります。TOSOではウッドブラインド(木製ブラインド)の操作コード交換方法を公開されていますので、新しいコードを自分で購入できれば、自分で交換を行っていただくことができます。
折れにくい木製スラットだからこそ、丁寧に扱えば長く使用することができる木製ブラインド。長く使うためにも、できる修理はできるだけ自分で行っていきたい方が多いのではないでしょうか。今回は、TOSOのウッドブラインドの「ベネウッド」「ベネウッドタッチ」(2008年10月~現在までの販売分)の操作コード交換方法をご紹介致します。
※交換方法の難易度は中程度(☆3段階表示中の☆2)になります。
・操作コードを交換する前に
操作コードを交換する前に、新しい操作コードをメーカーから購入する必要があります。現在使用しているブラインドを室内側から見て、ボトムレール右側の底面に製品に関する情報を記載したメンテナンスシールが貼付されていますので確認しましょう。こちらに記載されている「メーカー名」「生産日」「機種名」「色柄品番」と「必要な長さ」をブラインド購入店、またはブラインド販売店に伝えて、操作コードを購入しましょう。※「受注NO.」を伝えていただくと、商品に関する情報をメーカー側で調べていただくこともできます。
メンテナンスシールの見方:https://blind-mart.com/guide/405/
・操作コードの交換方法
※メンテナンス難易度☆2
対応製品:ベネウッド50・ベネウッド50T・ベネウッドタッチ50・ベネウッドタッチ50T
(2008年10月~現在までの販売分)
必要工具:得になし
1.下側の操作コードを引いて、はね(スラット)を少し降ろした状態で作業を行いましょう。ヘッドボックスとプーリーカバーの引っ掛かり部分を、下から上の順でツメから外し、プーリーカバーを外していきます。
2.ギヤ部分から操作コードをゆっくり取り外していきましょう。※操作コードを通すプーリーコロが取れやすいので、取れて無くさないよう注意して作業を行って下さい。
3.新しく購入した操作コードをギヤ部分に取付けていきます。
4.プーリーカバーをヘッドボックスのツメに引っ掛け、元に戻すようにはめ込めれば完了です。
・まとめ
ウッドブラインドは天然木を使用しているので、長く使っていただくことで木製家具と同じように良い風合いが出てくると言われています。その出方はお使いいただいた環境によって変わってくるので、その家だけでしか出ない風合いです。家の家具と同じように、長く大事に扱っていきたいですね。交換を行われる際は難易度を考慮のうえ、慎重に作業を行って下さいませ。
※2021年3月現在の情報となります。
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