ニチベイの製品は、製品に合わせた取付ブラケットの形状やサイズが様々です。それはウッドブラインドも同じで、製品の種類や作成された年代によってブラケットの形状が異なっています。今回は”はちまき式”と呼ばれるブラケットが使われていた「クレールエコウッド・クレール標準タイプ(~2002年6月まで販売)(2002年7月~2007年3月販売)」の取付け・取外し方法をご紹介いたします。
必要な工具:プラスドライバー
対応製品:クレールエコウッド・クレール標準タイプ(~2002年6月まで販売)(2002年7月~2007年3月に販売)
・ウッドブラインド取付け
クレール標準タイプは、2002年6月まで販売されていた製品と、2002年7月~2007年3月に販売されていた製品で取付ブラケットの形状が多少異なります。しかし、取付け・取外しの方法は同じ手順で行うことができます。
1.取付ブラケットを取付け
ウッドブラインドを取付けるための金具、取付ブラケットを取付けていきます。ウッドブラインドを窓枠内側(天井付け)に取付けるか、窓枠を覆って取付ける(正面付け)かで、金具を取付ける場所は異なってきます。場所を確認できたら、取付ブラケットを2本のネジで固定していきます。固定する位置は「天井付け」と「正面付け」のどちらも、ホイールケースとラダーテープの位置を避けた、製品の両端部から10cm以内に取付けてください。
ブラインドの幅が広い場合は、取付ブラケットが3個入っています。その場合は、両端に取付けたブラケットから、等間隔の位置に残りのブラケットを取付けてください。製品に付属している取付けネジは木枠用になります。木質以外の下地(石膏ボード)では使用できませんので、取付面の材質やネジ穴に適合するネジ・プラグ・アンカー等を用意して取付けてください。
※取付けの際は、それぞれのブラケットが左右平行(水平)になるようにしてください。
2.製品を取付ける
まず、ブラインドのスラット(羽根)を畳み上げます。その後、操作コードの奥側を手で引き、本体のスラットを一段分引き下ろしてください。このヘッドボックスとスラット1段目の間に取付ブラケットのプレートA(ブラケット下板)を図のように入れ、ブラケット下部のツメにのせて、プレートB(ブラケット前板)を閉じます。プレートAをプレートBにしっかりはめ込み、本体をしっかり固定して完成です。
・ウッドブラインド取外し
ヘッドボックスを両手でしっかり支えながら、取付ブラケットのプレートA(ブラケット下板)のツメを下に引きおろし、プレートB(ブラケット前板)から外します。プレートBを手前に引き出し、ヘッドボックスを下方向へ取外して完了です。
・まとめ
ニチベイより、2002年6月まで販売されていたクレール標準タイプ、2002年7月~2007年3月に販売されていたクレール標準タイプ、クレールエコウッドの取付け・取外し方法をご紹介いたしました。取付ブラケットの形状が、現在のタイプとは異なるヘッドボックスを巻き込んで取付ける”はちまき式”タイプになります。ヘッドボックスと1段目のスラットの間にブラケットの下板を挟む必要がありますので、手を挟まないよう注意して、2人以上で作業してくださいませ。
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