和室の窓に人気のプリーツスクリーン。不織布で障子のような透け感があったり、和紙調のものだったり、和室用ブラインドのイメージが強いプリーツスクリーンですが、実は意外と洋室にも合うんです。今回は、洋室にプリーツスクリーンを合わせているお部屋をご紹介します。
和室と洋室の間仕切りに
リラックス効果や空気清浄効果など畳の良さも見直されるようになり、フローリングのリビングの一角が畳の和の空間になっているような間取りも多いです。そのような場合プリーツスクリーンを間仕切りとして使うことで、開けてオープンな空間で使ったり、和室と洋室を区切ったり、自由に空間づくりを楽しむことができます。また、プリーツスクリーンを使うと、引き戸よりも圧迫感が少なく軽やかな印象になります。
モノトーンでシックに
カラーバリエーションも豊富なプリーツスクリーン生地。写真のように黒のスクリーン生地を選ぶと、モノトーンインテリアな空間によく合います。ブラインド製品独特の窓にすっきり収まるスマートさの中に、和紙のような素材と透け感のやわらかさもプラスされ、無機質になりすぎないお部屋になります。
プリント柄で北欧風に
写真はトーソー（TOSO)のプリーツスクリーン生地「七宝」です。白×グレーのサークル模様がナチュラルでシンプルな北欧風な雰囲気にぴったりです。トーソーのプリント生地は七宝のほかに鱗（うろこ）、市松、千鳥の4種類あり、昔ながらの伝統的な「和」のモチーフを元にデザインされているのですが、どれも白を基調とした柔らかい色づかいと独特な質感で、「洋」に合わせても違和感がありません。
「七宝」「千鳥」「鱗」「市松」
パステルカラーで子供部屋に
パステルカラーの生地を選ぶと、子供部屋にもぴったりな、ポップな雰囲気のお部屋にすることもできます。写真はタチカワブラインドの「マカロン」という生地で、ネーミングの通りマカロンのような可愛らしいカラーを取り揃えています。和紙調ではなく、シンプルなファブリック生地で、カラーもカラフルでポップなものにすると、カジュアルな空間に仕上がります。
遮光生地で寝室に
プリーツスクリーン生地のバリエーションの中には各メーカーともに“遮光”生地があります。外の明るさをより遮りたいなら遮光1級の生地を選ぶといいでしょう。カーテンよりスタイリッシュに、アルミスラットのブラインドよりやわらかさを感じる、モダンな寝室になります。タチカワブラインドからは、コードを通す穴が開いていない、より遮蔽できるタイプのプリーツスクリーンも販売されています。
シアー生地でレースカーテン感覚に
シースルーともレースとも呼ばれる、透け感のあるシアー生地。このシアー生地でプリーツスクリーンを作ると、レースカーテンとはまた違い、窓辺をすっきりと演出してくれます。写真はトーソーの「トリシア」という生地で、光を採り入れてくれるのはもちろん、昼夜ともに透けにくく外からの視線をカットしてくれる遮像性が高い生地なので、シアー生地1枚だけでも快適に過ごせます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。和紙調の生地も多く、和風のイメージが強いプリーツスクリーンですが、生地の選び方やインテリアの合わせ方次第で洋室にもしっくりきます。ブラインド製品ならではのスマートさと、ファブリック製品のやわらかい雰囲気をもつプリーツスクリーンはオールマイティに使えます。ぜひコーディネートの参考にしてみてください。
