株式会社ニチベイは、横浜市・株式会社NTTドコモ・and factory株式会社が立ち上げた「未来の家プロジェクト」に参加します。このプロジェクトは、家の中の家電をインターネットにつないでスマホや音声で操作、センサーなどで機器を制御し、居住者の快適な室内環境へ自動調節する「未来の家」の実現を目指したものです。
・未来の家プロジェクト
未来の家プロジェクトは、住むだけで健康になる家の実現が目標です。その取り組みとは、IoT機器やセンサーなどを居住空間に設置し、居住者の健康状態や活動量などの生活状態をスキャンすることで、データを収集し、可視化。その蓄積したデータを研究施設や大学などの専門機関とともに分析し、アルゴリズムを生成します。そして、アルゴリズムに沿った健康へのアドバイスやレコメンドを人工知能(AI)がアウトプットすることで、居住者の健康改善につながる行動を促してくれる、未来型住宅の実現を目指したものです。
※IoT機器:インターネットに接続された、センサーと通信機能をもつ機器のことです。インターネットを介してつながることで、情報をやりとりし、相互に制御を行います。
※画像はイメージです。
・スマートフォンで管理
IoT機器が設置されているIoTスマートホームでは、スマートフォンひとつで管理できるようになっています。健康状態や生活状態もスマートフォンで手軽に把握でき、IoT機器も制御・管理できるので、居住者の負担を減らし、継続的に使い続けやすい環境を実現。居住者の快適で健康的な暮らしがサポートされるので、今後増えていく高齢者の独り暮らしの見守りなどに活かされていくことが期待されています。
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・実証実験
未来の家プロジェクトでは実証実験をされており、3月26日(火)~6月24日(月)の期間に「第3回生活モニタリング実証実験」が行われる予定になっています。スマートホームで1週間通常通りの生活を被験者に行ってもらい、実験前後での意識変化・状態変化・行動変容について検証を行います。
ニチベイではこの期間に「セレーノフィット25 電動タイプ」を提供されており、居住者の目覚めに応じてブラインドの自動動作を行い、健康的な目覚めをサポートします。
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・まとめ
IoTスマートホーム内でのバイタルデータや室内環境をアプリや鏡などに表示したり、食事や美容へのアドバイス、居住者の帰宅に応じてエアコンや照明などが自動動作など、様々なホームオートメーションが組み込まれ、まさに快適な「未来の家」と呼ぶにふさわしいこちらのプロジェクト。今後の動向が注目されますね。
また、こちらのプロジェクトでは、実際にスマートホームに1週間住んでいただける方を募集されています。未来の住空間を体験できる実証実験ですので、横浜に在住で、興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか?