「色彩デザインの力を世界に発信」というテーマをもとに、カラーデザインコンテスト「Createve Color Awards(クリエイティブカラーアワード)」が開催されます。日本ペイント株式会社の同社グループが開催されており、その応募受付が2025年1月1日から開始されました。あまり耳にしたことがない方も多いかと思いますので、その詳細を見てみましょう。
・クリエイティブ・カラー・アワードとは?
色彩にはいろいろな力があります。人の感情コントロールや、標識などでの意味合い付け、物事の解決につなげる力、メッセージの発信など強力な媒体となり、私たちの生活に変化をもたらしてくれます。そういった色彩の力は、空間を構築するデザインに重要な役割を果たす戦略的な力をもたらしてくれるのではないでしょうか。
毎年開催されているクリエイティブ・カラー・アワードでは、空間デザインの中で、色彩が行動をデザインし、また革新的な色彩提案がされているプロジェクトを募集。世界中の建築・インテリア・空間デザインにおいて斬新な色彩表現を称える舞台として、アジア14ヵ国・地域のグループ会社を横断して開催されるそうです。(応募対象は2021年1月1日~2025年2月28日に完成した既存物件に限る)
・概要
応募期間:2025年1月1日~2025年3月31日
応募部門:建築部門、インテリアデザイン部門、公共空間部門
賞:最優秀賞1名、優秀賞5名
【建築部門】
主に建築物の外観、ファサード空間
〈企業・商業施設外観デザイン〉
オフィス、スタジオ、工場・倉庫、店舗、、ショッピングセンター、教育施設、医療施設、カフェ、レストラン、ホテルなどあらゆる商業・工業・サービス業の建物の外装塗装仕上げ。
〈住宅外観デザイン〉
一戸建て及び高層集合住宅を含む個人住居として使用される物件・建物の外装塗装仕上げ。
【インテリアデザイン部門】
建物のファサードや空間
〈企業・商業施設インテリアデザイン〉
オフィス、スタジオ、工場・倉庫、店舗、、ショッピングセンター、教育施設、医療施設、カフェ、レストラン、ホテルなどあらゆる商業・工業・サービス業の建物の内装塗装仕上げ。
〈住宅インテリアデザイン〉
一戸建て及び高層集合住宅を含む個人住居として使用される物件・建物の内装塗装仕上げ。
【公共空間部門】
コミュニティセンター、交通インフラ(空港、鉄道、橋、トンネルなど)、美術館、インスタレーション、イベントスペース、スポーツレクリエーション施設などの公共空間やインフラの外装・内装塗装仕上げ。
・まとめ
2023年の受賞では、インドネシア、ベトナム、マレーシア、シンガポールと様々なアジア圏の建築・インテリアデザインが賞を受賞されていました。どの受賞作品も色の使いが洗練されていて、独創的な空間に仕上がっており、それぞれの魅力を引き出してくれています。インテリアや建築に興味のある方は、今年の受賞作品発表をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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