タチカワブラインドの「サイドパイプカーテン」が、2024年8月1日からデザインと機能性をリニューアルして発売されました。この「サイドパイプカーテン」とは、アルミ製のパイプを連結させた横引きのパイプシャッターになります。閉店後の店舗のディスプレイスペースを魅せながらも一定の防犯対策を行える間仕切りとして人気があり、近年、非住宅市場での需要が高まってきています。その需要に伴い、今回リニューアルが行われました。
・サイドパイプカーテンの需要
コロナ禍からの景気回復に伴い、駅ビルの再開発が活発化してきました。この影響により、店舗では営業時間外に使用する間仕切りの需要が増加しています。また、訪日外国人観光客は3ヶ月連続で300万人を超えており、インバウンド需要の急速な回復によりホテル市場も拡大してきています。特に高級ブラインドショップが出店するラグジュアリーホテルや、売店を併設する医療・介護施設などで、間仕切りが求められているそうです。
・リニューアルされた再度パイプカーテンの特長
(1)「サイドパイプカーテン」は商品を展示したまま美しく戸締りができるので、閉店後の景観を美しく保ちながら防犯対策を強化できます。収納もコンパクトかつスリムで、駅ビルや地下街の店舗に最適です。
(2)インテリアに調和しやすいよう、シルバーに加え、新たに「ホワイト」と「ブラック」がラインナップされます。商業施設のインテリアやデザインに合わせて、3色から選べるようになりました。
(3)「サイドパイプカーテン」はジャバラ状に折りたたむことができ、コンパクトに格納することができます。また、S字や曲線のカーブ納まりも可能なので、さまざまなシーンに対応して使用することができます。
(4)「サイドパイプカーテン」は下レールがないバリアフリー設計。また、上レールは溶接不要の簡易施工が可能になっており、ビスで施工を行うことができます。
・サイドパイプカーテン
「サイドパイプカーテン」は70mm間隔でパイプが並ぶデザインで、軽量でスムーズに動かすことができます。このスムーズさは、「スリーブ」と呼ばれるパイプをつなぐ部分が開閉時のパイプ同士の接触音を抑える静音設計により、快適な開け閉めを可能にしています。
また、格子と格子の間にはスクエアパネルと呼ばれるパネルが入るため、大切なショップをしっかりガードしつつ、閉店後もショップの雰囲気やディスプレイの魅力を伝えてくれます。パネルカラーは「クリアー」「フロスト調」「スモーク」の3種類がラインナップ。
・まとめ
外国人観光客の増加に伴うホテル市場の拡大や、景気回復に伴う複合ビルの建設などにより需要が増加している、店舗用の間仕切り「サイドパイプカーテン」。今後も様々な施設での需要が見込めるのではないでしょうか。