犬や猫などのペットとの暮らし。癒されることも多いのですが、共同生活の中で悩みもあるのではないでしょうか。お悩みの中のひとつに窓まわりもあります。そこで今回、ペットと暮らす家におすすめのブラインドを悩み別でご紹介します。
におい
日常を一緒に暮らしているとあまり気にならないですが、来客があった際にはペットのにおいがしているのではないかと気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような場合、縦型ブラインド（バーチカルブラインド）やロールスクリーンには「消臭機能」を備えた生地があります。生活汚臭も消臭してくれるので、ペットがいないご家庭にもおすすめです。
ニチベイ アルペジオ シャロル（消臭・抗菌・抗カビ・ウォッシャブル・防炎）
衛生面
ほかに気になることと言えば衛生面でしょうか。衛生面での維持は、機能で備えるか、自分で衛生的に保てるものにするか、もしくはその両方を叶えるか、選択肢があります。
生地の機能としては「抗菌機能」を備えたものもがあります。日ごろのお手入れで保つには、ご家庭で手軽に洗える「ウォッシャブル」のものや、普段から気軽にお手入れができる「水拭きOK」のものを選ぶといいでしょう。中には、「抗菌機能」を備えた「ウォッシャブル」生地もあります。
ニチベイ ソフィー リシュ遮熱（ウォッシャブル・抗菌・消臭・遮熱・防炎）
水拭きができるブラインドの選択肢のひとつとして、樹脂製のスラットでできた耐水仕様のウッド調ブラインドも挙げられます。アルミブラインドのスラット（羽根）はペットが怪我をしてしまいそうだったり、スラットが折れるのではと心配もありますが、樹脂製のウッド調ブラインドならその心配もありません。
ニチベイ クレール50 防炎耐水タイプ
ホコリ
掃除機をかけていても気になるペットの毛やホコリ。特に出入りするような掃き出し窓の場合、床に近い丈に仕上げるので気になります。そのような場合は「制電機能」がある生地を選ぶと、乾燥時の帯電を防いでペットの毛やホコリの付着を抑制してくれます。
タチカワブラインド ラルクシールド ネージュ（制電・防炎）
安全性
外が見たかったり、じゃれたかったり、ブラインドにちょっかいを出すこともありますよね。留守の間にコードに絡まってしまったらどうしよう、怪我をしてしまったりしたらどうしよう・・・と心配事も増えます。少しでも心配を減らすには危険な要素を減らすしかありません。
例えば、縦型ブラインドならルーバー（スラット）を下でつないでいるコードをなくしてしまう。メーカーごとに名称は違いますが、タチカワブラインド・トーソー・ニチベイ各メーカー対応しています。
生地を選ぶときも、ざっくりした生地より、目が細かかったりツルツルしている生地を選ぶほうが爪が引っかかる心配が少ないです。ほかにも、どのブラインドを選ぶにしても、なるべくループレスやコードレスの操作方法を選択することもひとつの方法です。
まとめ
横型ブラインドや縦型ブラインド、ロールスクリーンなど、さまざまなブラインド製品があります。
例えば横型ブラインドやロールスクリーンなら、ペットが外を見れるように、でも外から家の中が見えないように、下を少しだけ上げる・・・そんな使い方もできます。ロールスクリーンをドアの代わりに設置すると、ペットが自由に出入りできる間仕切りにする使い方もあります。
家族の一員でもあるペットも安全で快適に過ごせるブラインド選びの参考になりましたでしょうか。飼い主もペットも幸せな暮らしができるよう、少しでも参考になれば幸いです。
